「あの人って、ほんとに頭いいよね」
「私、頭悪いんだから仕方ないでしょ?」
こんな風に、「頭がいいかどうか」ということが話題になるのは、日ごろから結構多いことだと思います。あなたはご自分が頭のいい人かどうか、気にしたことがありますか?
もし今あなたが、頭のいい人になりたい、賢い人は何が違うのか知りたいというならこの記事を読んでみてください。真実「頭のいい人」は、多くの特徴と、考え方に共通点があります。この記事でどうやったら頭のいい人になれるか、具体的に考えていきましょう。
頭のいい人の特徴
一般に頭がいいと言われる人には、どのような共通の性格や行動があるでしょうか?
あなた自身、そしてあなたの周りにいる人を思い浮かべながら、その特徴を探ってみてください。
特徴①:先を見越した行動ができる人
頭がいい人というのは、以前の事柄にこだわりすぎることなく、今を充実させることを楽しむ人です。そして「この先どうしていきたいか」という予定・目標も見据えています。
例えば、今の仕事やプライベートが充実していて、特に大きな不満がないような時というのは、普通の人だとそれに対して何の感情も持ちません。
それは上手くいっていて当たり前、この先もまあまあこのいい状態が続いていくだろう、と軽く考えてしまっているから。
しかし頭のいい人というのは、まず今の平穏な生活に対して感謝の念を忘れません。
「自分が現在楽しく仕事が出来ているのは、親からもらった健康な体と、周りで自分を支えていてくれるいい人たちのおかげだ。ほんとにありがたいな。」
日頃からそういう風に考えるようにしているので、その行動や言葉には、優しさと笑顔が満ちているのです。
そしてこの先どうしていきたいか、という希望を常に抱いているのも頭のいい人の特性で、常に少し先に楽しみを作っておくのも、充実した生活の大事なポイント。
もしそれが仕事に関しての事柄なら、来月は新しい提案をしてみよう、という感じでステップアップを狙っていき、それを自分のモチベーションにしています。
またプライベートも大事にしているので、来年は少し遠くに家族旅行をしよう、そんな計画もしていることでしょう。
こういう先を見越した考え方だからこそ、賢い人というのは気持ちが常に前向きで、落ち着きと明るさを保っていられるわけです。
特徴②:過去を教訓にする努力をしている人
同じことを何度も質問する人。
似たような状況なのに、以前の例を応用して当てはめることができない人。
繰り返し同じミスをする人。
こういう行動をする人に共通しているのは、「過去の事例を教訓として消化できていない」という特徴です。こういう人を見た時には、あなたはきっと「この人あんまり頭が良くないな」と感じてしまうのではないでしょうか?
しかし元々頭がいい人でも何もせずに、その頭がいい状態を保っているわけではありません。これまでの経験をきちんと自分のものにするために、注意深く努力しているからこそ、頭がいい人としてやっていけるのです。
新しく知るタスクについては、きちんとメモを取り、忘れないように覚える努力。
ミスをした場合は、その原因をきちんと解明し、そのままにしておかない努力。
自分の持っている知識や経験を、新たな場面でも活用できるよう、応用する努力。
このような頑張りが、その人を「同じ間違いを繰り返さない、消化吸収のできる頭のいい人」を作り上げていると言ってもいいでしょう。
特徴③:自分軸を持っている人
誰かの言うことにいちいち振り回されて、「え、これでいいの?ダメなの?」とオロオロしているだけでは、なかなか頭のいい人になることはできません。
自分独自のものさしをしっかり持ち、それを基準に言動を決めていけるようにならなければ、頭のいい人の仲間入りは難しいのです。
例えば仕事用のカバンを購入する、という場面を考えてみましょう。
頭の良くない人だと、
- 雑誌に載っていたものをそのまま買う。
- ブランドで勧められたものをそのまま買う。
- 友達が使っているのと同じものを買う。
このように、他人が決めた使いやすさや見た目の良さ、他の人からどう思われるかを最大の基準にして購入を決めます。
しかし頭のいい人なら、
- 今のカバンのいいところと、変えたいところをキチンと見極めておく。
- 予算を◯万円までと決め、その中で実物を比較して検討する。
- 用途とTPOを踏まえながらも、自分が使っていて嬉しくなるものを選ぶ。
といった決め方をします。つまり頭のいい人というのは「自分にとって使いやすく、身分相応で、自分がウキウキするかどうか」ということを根本にして、日々の買い物をしているのです。
こう比べてみると、単なるひとつの物の選択方法なのですが、賢い人とそうでない人では「何を基準にしているか」というものさしの部分が、決定的に異なっているということが分かるでしょう。
特徴④:ただ継続するのではなく、改善していく人
ひとつの作業を長時間続けるときや、似たような内容の仕事が定期的にある場合にも、その人の頭の良さが試されます。
同じことを繰り返すという、その単純にも見える工程をどう捉えているかを見ていれば、頭のいい人とそうでない人の違いは歴然です。
繰り返しによる単純ミスを防ぐには、どうすればよいか。
疲労感や飽きてくる気持ちを引き立てながら、同じ時間内により生産性を上げたい。
今日は10ページ進めたから、明日は12ページできるように、どこをどう調整しようか?
このような「より良くしたい」という気持ちというのは、持っていると仕事以外でも様々な場面で活躍するもの。頭がいい人はこれを十二分に発揮しながら生活しているので、改善に関心がない人に比べると、格段にスマートな人生を送っているものです。
このことは例えば、
- 自分の部屋の住み心地を常に良くしようと、小さな片付けや整理整頓をするのが習慣になっていること。
- 持ち歩いているバッグの中が、いつもきれいなこと。
- お気に入りの靴やアクセサリーを長く使っていて、きちんと手入れがされていること。
このような小さなところにも、よりよい状態にしようという気持ちが表れるものです。
ですからその人がしている小さな改善の習慣、ひとつのものを大切に使っている様子などをみるとき、その人の賢さの度合いが分かるというわけです。
特徴⑤:人の話を良く聞いて、受け入れることができる人
「○○さんはどう思う?はい、それはとてもいい提案だね」
「意見を聞かせてくれてありがとう。また考えがあったら教えてください」
こんな風に、相手が自分より後輩の場合でもきちんと意見を吸い上げ、それを現場に反映してくれる上司がいたら、あなたは「この人、頭いいな」と感じることでしょう。
本当に頭がいい人というのは、自分のやり方だけに固執しすぎることがないものなのです。もちろん基本となる自分のやり方は大切にしますが、それにこだわりすぎずに柔軟な態度で、周りの人との調和を考えます。
これは、家庭内でも言えることだと思います。
本当に頭のいい奥様なら、自分勝手に家の中のことを決めずに、ご主人や子供たちの言い分に、真摯に耳を傾ける余裕があるでしょう。
そしてこれは子供の側からも言えることで、意味のない妙な反発心を出すのは、頭の悪い証拠。やはり人生の先輩として親を認め、冷静に意見や助言を求める、そんな行動を取れるのが賢い子供なのです。
特徴⑥:好奇心が旺盛で、新しいことにチャレンジする人
「昨日見た映画の主人公、すごく良かったから、あの俳優の出演作を探してみよう」
「新しい営業さん、とても感じがいいね。後でお話して仕事のコツを聞こう」
頭がいい人はこのように、常に好奇心旺盛です。
いいと思った事柄はすぐに取り入れたいと思いますし、それに関連した知識を得るための時間と努力を惜しみません。
このような好奇心というのは、幼い子供の頃には誰でもが持っているのですが、大人になるにつれて少しずつ失ってしまうことが多いものです。
しかし頭のいい人たちは、いつまでも初心を忘れないというか、ある意味子供っぽいワクワク感を忘れずに生きています。だからいつも、「もっと知りたい、知ることが楽しい」と目をキラキラさせています。
そして新しいステージに立つことを恐れないのも、頭のいい人の素晴らしいところ。
常に好奇心のアンテナを張り巡らしているので、やったことのない趣味を試してみたくなったり、知らない人と会話する機会を増やしたりして、自分にいい刺激を与えていくのです。
特徴⑦:引き際を見極めることができる人
やめるべき時が来た時に、すっとそれをやめられる。これも頭のいい人の持っている特質のひとつです。
判断力がなくて、自分がどうするのがいいのか、なかなか決められない頭の良くない人というのは、自分にとってマイナスになる、と分かっていることでも、それの辞め時を見つけることができません。
- 浪費癖のある恋人との、マンネリ化した付き合い
- 努力しても全く収入が上がらない仕事
- 愚痴ばかりでネガティブな、古い友人との食事会
- 体に良くない食べ物や、睡眠時間を削る長時間のSNSチェック。
こういった「ついなんとなく続けている、自分にとってマイナスでしかないこと」は、誰の周りにも渦巻いています。忙しい毎日の中で、これらひとつひとつの意味合いを検討し、やめるか続けるか、それを選んでいくというのは結構骨の折れることではあるでしょう。
それでも頭のいい人なら、その「やめどき」をパッと見極めて、すぐにけりをつけられるもの。その意味のないことをダラダラ続けていくことで、消費されてしまう自分の時間と労力の貴重さを良く知っているからこそ、意味のない物事からすぐに遠ざかるのです。
ですから、それが単なる暇つぶしのような、噂話ばかりのお茶の時間なら、
「あ、私あの集まりにはもう行かないわ」
そう普通に言える人こそ、頭がいい人なのです。
特徴⑧:守るものと、入れ替えるものを区別できる人
子供の頃からずっと好きなプラモデルは、ひとつも捨てずに取ってある。
去年流行だったファストファッションは、一枚処分して一枚新調しよう。
このように、どれを大切にし、どれを入れ替えるのが自分らしいのか、頭のいい人はその区別が上手です。「もの」というのは自分をより良くし、自分を引き立て、自分の気持ちを楽しくするもの。そういう概念がしっかりしているので、「もの」に左右されたり、支配されたりしないのです。
これとは逆に頭が悪い人というのは、もう必要ないガラクタが捨てられなかったり、本当はなくてはならないものを、勿体ないと考えて購入しなかったりします。
今の自分にとって、その物がどんな役割を果たすのか、それを見極められないために、「もの」に振り回されてしまうのです。
ですから時には高価なものでも思い切って手に入れて、それを大事に使いこなしていくことで、自分をよりかっこよく格上に見せる、というのも賢い人のやり方と言えるでしょう。
特徴⑨:知識を取り入れ、それを活用するのが好きな人
頭がいいな、と感じる人を見ていると思うのは、知ることが根本的に好き、ということではないでしょうか。「好きこそものの上手なれ」の言葉通り、今まで知らなかったことを知ることができたことを喜び、その知識を自分で活用してみることが大好きなのが、頭がいい人の特徴です。
今は色々なところから知識を得ることができる時代なので、パソコンやスマートフォン、電子書籍や電子辞書、そういった便利なデバイスを上手く活用している人が多いでしょう。
その中でも頭がいいと言われる人たちは、特に紙媒体を好むのが特徴です。
どんなに電子機器が発達していても、それも使いこなしながらも尚且つ、書店に出向いて最新の情報を書籍から得るのが好き、という人が賢い人には多いのです。
あなたも電車やバスの中で、ほとんどの人がスマホを操作している中、ハードカバーをカバンから取り出して読み始める人を見て、「あの人頭よさそう」と思うことはありませんか?
本が好き、という人にその理由を聞いてみると、目が疲れにくい、やっぱり紙の手触りが好き、というものから、書き込みができる、愛着が湧く、何度も読み返せるなど、その知識に対しての愛情が感じられます。
そして本から得た新しい知識を、すぐに会話や仕事に反映させることができるのも、賢い人の特性です。
「そういえば昨日読んだ○○の中に、こんな風に書かれていてね・・・」
「最新の情報として、□□調べによりますとこれは・・・」
このようにその情報の中から、今の自分が活用できるところを見分けて、日常会話やプレゼンに織り込んでいくことができるのが、頭のいい人なのです。
特徴⑩:自分の長所と短所を良く知っている人
頭がいい、そういう人だからといって完全無欠なわけではありません。
どんな人にもあるような、欠点や苦手なもの、できないことや嫌いなものだってあるでしょう。それでも「頭いいね、あの人」と周りが感じるのはなぜなのでしょうか?
この印象というのはきっと、「いいところが、悪いところを目立たなくしているから」だと言えます。
例えば、普通パソコンを使いこなすのが苦手、というと今の世の中ちょっと能力が低いと思われがちかもしれません。
でも頭のいい人なら、自分のいいところを良く知っています。
「私はPCで表を作るより、手書きのイラストやPOPに自信がある」
そうなれば全部が既成のものよりも、目を引く挿絵や見出しをいれた、味のある分かりやすい文書を作成することでしょう。
この例から分かるように、頭の良さというのは生まれつきのIQとか学歴、偏差値のような数字に換算できるものというよりは、自分を上手く使う術を身に着けているかどうか、というところだということがわかります。
天才と呼ばれる一握りの人間だけが、毎日の生活の中で「賢い人」として人の役に立っているのではありません。
逆に、持っているのはほぼ普通の才能でありながら、己の得意なことを重点的に伸ばして、家庭や仕事にそれを生かすようにしているひとこそが、真の「頭のいい人」と言えるのだと思います。
特徴⑪:感情を制御できる人
職場や家庭で八つ当たりをしたり、声を荒げて人を罵倒したり。
こういう行動をする人を見て、「あの人頭いいわね」と思う人はいません。
頭がいい人というのは、自分の感情を常にコントロールできる自制心を持っており、本当は疲れていたりイライラしていたりする時にも、微笑みを浮かべることができる余裕も持ち合わせているものです。
仕事が早くてなんでも綺麗に仕上げる人だったとしても、ちょっとしたことですぐに機嫌の悪い顔をするタイプだったら、賢いひとだとは思わないはず。
あなたも頭のいい人を目指すなら、ぜひスマートな行動と優しい所作を兼ね備えた、そばにいたくなるような賢い人を目指してみて下さい!
頭のいい人になる方法
頭がいい人が持つ、主な性格や行動は把握していただけましたか?
それではここから、あなた自身がより「頭がいい人」に成長していくために何ができるのか、その方法を提案していきましょう。
方法①: 自分の特徴を掴む
一口に「頭のいい人」といっても、その中には色々なタイプの人が存在します。
- PCを自在に操る人
- 雑談力に長けている人
- スピーチ力が高い人
- あまり表には出ずに、静かに周囲を支える人
- 文書作成が得意な人
- プレゼンをやらせたらピカイチの人
このように様々な場面で活躍する頭のいい人ですが、「自分もそういう人になりたい」と思う時にはまず、自分が今持っている「いい部分」を伸ばしていくのが最短ルートです。
まず自分を客観的に分析してみましょう。あなたの長所はどんなところですか?
もしぱっと思いつかないようでしたら、人から褒められたことのある部分をピックアップしてみてください。
★仕事が丁寧だと言われる
★我慢強いと褒められたことがある
★明るくて元気だね、笑顔がいいね、と言われて嬉しかった
★説明が分かりやすいと評価を受けた
このように、他人から見ていいと思ってもらえる部分というのは、あなたの強みであり武器となってきますので、これからはそういう面を大切にしながら、次のステップへとすすんでいきましょう。
方法②:どんなタイプの「頭のいい人」になりたいか考える
自分の長所が分かったら、次はあなたの「理想のタイプ」を思い描きましょう。あなたは、どんな感じの頭のいい人になりたいですか?
- 冷静沈着、クールな頭脳派。
- 親しみやすい、よく笑う人気者
- 控えめだけど一目置かれる、隠れ才能人間
この理想には、方法①で考えた自分の長所を組み合わせます。
「明るさをほめられる私は、朗らかで賢い人になろう」
「丁寧な話し方を続けて、後輩が相談を持ち掛けてくれるような、頭のいい先輩を目指そう」
このような感じで、最初の時点で具体的な、分かりやすい目標を持ってみることをお勧めします。
方法③:本をゆっくりと読む
余る普段から本を手に取らない人は、紙でできた本を本屋さんから1冊買い読破することからはじめてみましょう。わざわざ購入しなくても図書館で何冊か借りてきても構いません。
本は知識の宝庫です。
活字を読むということは、集中力を上げることに繋がりますし、新しい知識を得るということは自分自身の脳に新たな情報が上書きされたと同じことです。
知識が深ければ深いほど、人生で色々な事態に陥った時『考え方の幅』が広がります。ノンフィクションの壮絶な人生の実話を読んでいたなら、自分がどん底になったとしても『まだ絶望するほどじゃない』と心の支えにできるかもしれません。
仕事で失敗した時に、同じく失敗して這い上がった人の本を読んでいれば、自分が立ち上がる時のヒントになるかもしれません。
頭のいい人になりたい、そんな憧れを抱くならまずは今日1冊の本を手に取ることからはじめてみましょう。
方法④: 生活のリズムを整える
人間の体と脳は非常にデリケート。己のポテンシャルを十分に発揮するには、そのための準備がとても重要です。ですから寝不足や疲労感がひどいようでは、できるはずのパフォーマンスもできなくなってしまいます。
あなたの生活のリズムを良くするには、朝の時間を大切にすることがとても重要になってきます。もし今、夜更かしして朝ギリギリまで起きられない、という毎日を送っているとしたら、それでは賢い人になるのは難しいのです。
なぜなら、人の体と頭脳は起床後3時間しないと、本来の力が発揮されないから。
よく入試テストなどの朝、試験開始の3時間前には起きるように、と言われるのはこのためです。
賢い人になりたいのなら、明日から今よりもう少し早く起きてみるのはいかがでしょうか?
方法⑤:脳にいい栄養を十分に摂る
いくら頭が良くなりたい、と努力しても、その元になるあなたの「脳」が健康な状態でなければ、その頑張りを吸収することができません。ですから胃や腸の健康と同じくらい、脳という臓器に気を使ってあげましょう。
この体の中で一番複雑である「脳」は、現代医学でもまだまだ分からないことだらけの、未知の臓器。
しかしいくつかの栄養補給ポイントを押さえるだけでも、あなたの脳パフォーマンスはグンと上がりますので、ぜひ日常生活の中で脳の栄養を意識的に取り入れてみてください。
脳の主な働きは「伝える」こと。
脳内の情報のやり取りをして物事を判断し、それを体に伝えていく「神経伝達」に必要な栄養素には、代表的な4つがあります。
①炭水化物→脳が使う基本的なカロリー。
神経伝達物質であるGABAを含んでいる「発芽玄米」を摂るとより脳にいい。
②ビタミン→色々な種類がありますが特にお勧めはB12。
脳が信号を伝える時に使用されます。レバー、あさりなどに含まれています。
③タンパク質→ホルモン生成に欠かせない栄養。
知りたい、やってみたいなどの「やる気スイッチ」を入れるために必要なドーパミンは、良質のタンパク質がないと作れません。特に大豆製品が日本人の体には合っているようです。
④不飽和脂肪酸(DHA)→脳にダメージを与える有害物質を防ぐために必要な栄養。
青魚やマグロに多く含まれています。「魚を食べると頭が良くなる」という説の基本となる栄養です。
このように見ていくと、玄米ご飯にお魚、納豆や豆腐など、そしてあさりのお味噌汁といったメニューが思い浮かびます。
そしてこれらの栄養を朝食に摂ると、より効果的に脳に作用するというデータがあります。ですから朝ごはんに和食を食べれば、一日をやる気満々、知識欲が溢れる人として活動できるはずです。
この朝食メニューを、方法④での「生活リズム・朝の早起き」に加えて、明日からすぐに実践してみてはどうでしょうか?
方法⑥:適度にスポーツを楽しむ
成長し成功を収めている企業ほど、会社内にジムを整備したり、近隣のスポーツクラブと提携したりして、社員が体を動かすことを助けています。
ここから分かるのは、体を動かすということが人のメンタル面や仕事上のパフォーマンスに、いい影響を与えるということ。
これはだれでもすぐに取り入れることができる、頭のいい人になれる方法のひとつでしょう。
今まであまりスポーツすることを意識していなかった、という人なら、スニーカーをひとつ買ってみる、というような簡単なことから始めてみてください。
人は思いのほか「物から入る」のが好きなので、お気に入りの靴やウエアを身に着けるだけで、結構やる気が出るものです。
あとは休日の30分ほどの散歩でも、ランチの後のウォーキングでもいいので、ちょっと汗ばむくらいの運動を、無理なく続ける習慣をつけてみましょう。手足を動かすことで脳が活性化され、いい思い付きや素敵なひらめきが思い浮かぶようになります。
そして何より、運動していると快活でエネルギッシュな動きになりますし、爽やかな笑顔が自然とこぼれる、ポジティブな人になれるものです。
これは頭のいい人に欠かせない、「なんだか感じのいい人」というイメージを、自然と醸し出してくれます。
方法⑦: 頭のいい人と付き合う
「朱に交われば赤くなる」の言い伝え通り、人間というのはとかく影響されやすい生き物です。
例えば、自分よりタイムのいい選手と一緒に活動するアスリートは、その練習方法やメンタル面での調整法を見て学び、自分もより速くなりたいとモチベーションが上がるものです。
ですからこの影響力を自分にプラスになる方向で活用し、頭がいい人と行動を共にするように心がけるなら、自分ひとりで努力するよりも効果的に、あなたのなりたい賢い人に近づくことができるでしょう。
よく本を読んでいる賢い人に、おすすめの書籍を借りてみる。
多趣味でエネルギッシュな人と、プライベートで話す機会をつくってみる。
こういった積極的な態度で頭のいい人と時間を過ごすようにしていけば、あなたもいい意味でその賢さに感化されていくことができるでしょう。
方法⑨: シンプルな生活をする
物が散乱している部屋に住んでいると、何か必要なものがあった時にそれを探す時間のロスが出てきます。
その上物が多いと身の回りが不潔になりやすく、掃除にも時間がかかって、これも無駄な体力を必要とすることになってしまうでしょう。
あなたに与えられている時間も体力も、無限ではありません。限りある一生の中で、より良い自分でいたいと思う人は、無駄を出来るだけ排除しなければならないのです。
ですから頭のいい人になりたいのなら、シンプルな生活をこころがけるようにしていきましょう。
このシンプルさには、所有物に関してだけではなくて、考え方やお金の管理、人付き合いの中での無駄をなくす、という側面もあります。
クレジットカードは1~3枚にして管理しやすく。
際限なく連絡交換するより、いい友人数人といい関係を続ける。
このような、一見細かいと感じるところからシンプル化を始めていきましょう。
そうすればいつの間にか、あなたもスマートなかっこいい「あたまいいひと」になって
いるはずです!
頭がいい人になるためのおすすめの書籍?
頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
頭のいい人思考回路が垣間見える本です。なぜ頭のいい人は好んで方眼ノートを使うのか?そしてどうやたら、普通の人が祖の使い方を真似して、効率よく仕事ができるのかを分かりやすい図解と共に解説しています。
仕事がうまくいかない人におすすめしたい書籍です。
頭がいい人になりたい君へ
きっとあなたも周りにも、「あたまいいひと」と聞いてすっと思い浮かぶ、知的センスのある素敵な人が、何人かいると思います。
そういった人というのは、きっとすべてが高学歴というわけではなく、普通の主婦だったり、またはまだ学生さんだったりするかもしれません。
でもやっぱり賢くて、頭のいい人はかっこいい。
背筋がすっと伸びていて、落ち着いた目をしたその人は、物事を順序立ててこなしていき、自慢することなく綺麗に完成させているでしょう。
そんな人に憧れているなら、あなたも真似できることろはぜひその素敵な人のことを取り入れて自分も「あの人素敵ね」と言ってもらえるような人を目指してみてください。
頭のいい人は周りからだけでなく、自分自身の人生を切り開いていける人です。まずは形から、そして形が板についてきたら次は内面をどんどん真似しつつ自分のものにして言ってくださいね。
誰もが憧れるそんな賢い人に、あなたもより近づくことができますように。
月城
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