仕事が辛い、仕事に行きたくない、仕事を辞めたいと思うあなたへ今回は仕事を辞めることは逃げか?勇気ある撤退とは何か?を綴っていきます。
心を壊すくらいなら、仕事はやめましょう。心が壊れたら、元には戻せませんし、普通に戻るまで気が遠くなるような時間がかかります。
辞め癖がついているなら、この先また同じことを自分は繰り返さないか?もし繰り返しそうなら、年齢が上がり職歴欄が大変なことになった自分に、どんな結末が待っているのか?をできるだけリアルに想像してください。
そしてこの記事で、ぜひ自分は仕事を辞めるべきなのか?それともまだここにいるべきなのか?を判断してみてください。
この記事には、仕事を辞める前に考えたい事以外に、実際にメンタルを病んでしまい、10年以上闘病している私自身の『メンタルを病むとはどういうことか?』という体験談、転職を7回した夫自身の勇気ある撤退についても綴っています。
仕事とは、生きることと同義といっても過言ではありません。ぜひ仕事を辞めるという事をこの記事でよく考えてみてください。
目次
仕事を辞める時に考えたい5つの事
なぜ仕事を辞めたいのかじっくり考える
まずは自分の中で、「どうして転職したいのか?」をしっかりと確認してください。
例えば「あまりにもブラックすぎて、体や精神的にもう限界・・」「人間関係に激しいストレスを感じて、もう辞めたい!!」「なんとなく、仕事に飽きてきて新しいことにチャレンジしたい」仕事を辞めたい理由は人それぞれです。
だからこそ、なぜ自分がこんなに仕事を辞めたいと感じているのか、心にフォーカスを当てることが必要になります。
仕事を辞めたい理由と向き合わず、辞めてしまうと新しい転職先でも同じことを繰り返すことになりかねません。
自分の弱い部分と向き合うことは、非常に苦痛を伴う作業になりますが、ぜひここはしっかりと考えてみてください。
ここは絶対に考えてから仕事を辞めよう、外部的な理由、自分の性格的な問題など切り離して考えるとよりいいね
性格は中々変えられないから、性格的な理由の場合はよくよく次の転職先を考える必要があるよ
なぜここまで追い込まれたのかを振り返る
辞めたい理由がわかったら、なぜその問題がそもそも発生したのかを考えてみましょう。
人間関係に嫌気がさしているなら、そもそも人間関係が悪化した原因は何だったでしょうか?特定の人とどうしても馬が合わなかった場合は、その人のどこが一番嫌だったのでしょうか?
ほぼ全ての職場に人間関係はついてきますし、そしてどこの会社でも厄介な人はいるものです。人間関係が100%満足できる職場なんて、ほとんどの確率で存在しない事を頭にいれつつ、何が譲れないのか?何が許せなかったのか?どうして追い込まれたのか?とぜひ向き合ってください。
辞めたい理由と、理由が発生した根本的原因は考えなくてもすぐに浮かびそうですが、よくよく振り返って考えてみると『別の原因』が浮き彫りになることもあります。
仕事を辞めるという事を実行する前にぜひこの2点は必ず抑えておこう
自分の市場価値を知る
仕事を辞める前に、自分の市場価値の現実をしっかり見ておきましょう。
あなたが20代なら、まだまだ市場は引く手あまたといえるでしょう。
あなたが30代なら、転職するにはある程度『前職のキャリア』が必要になってくるかもしれません。
あなたが40代なら、同程度の待遇を新しい会社に求めるのは、かなり難しい現実が待っているかもしれません。
そしてあなたが50代なら、現役として働ける期間は約10年。そもそも正社員で転職できない可能性まで浮上してしまいます。
仕事を辞める時、嫌なことから解放されるという目の前の高揚感に浮かされていてはいけません。現実は否が応でも後から襲ってきてしまいます。
仕事をやめたいなら、自分にできるだけ辛めのジャッジを下す市場調査を必ずおこなってください。
現実と向き合うことは非常に、大きな労力と気力を使います。
でもね、ここをちゃんとしてないと何回も転職するっていう負のスパイラルになるから本当に疎かにしないでね…
最悪の状況を予想する
仕事を辞めたいと思う理由と原因がわかり、自分の現状も理解できました。次は、仕事を辞めたとして起こりえる『最悪の事態』を考えていきましょう。
例えば、仕事をしつつ転職活動をして、頑張って転職したけど次の会社もブラックだった。次の仕事を決める前に仕事をやめてしまい、なかなか次の仕事が決まらず生活に困窮している。
最悪の状況を考えることで、自分が陥るかもしれないピンチを事前に予測しておくのです。
お金がなくなるのが心配なら、収入をすぐに増やすことは難しいかもしれませんが『超激短バイト』『副業』といった本業以外の収入源を、転職活動を同時並行で確保しておくのも方法です。
ブラック企業にまた転職しないためには『四季報』をチェックし、離職率を見る必要があるでしょう。
人間関係がそもそもダメなら、最悪の事態はまた同じことで職場にいたくなくなることなので「そもそも人と関わらない仕事」を選択する必要性も考えられます。
頭で想像するだけでは不十分です。できるだけ具体的に、自分がつまづきそうなところ、ノートにどんどん書きだしていきましょう。
辞めない前提の未来を想定する
さて辞めるための準備が整ったところで、最後に自分の気持ちと決着をつけるために、『仕事を辞めなかった自分』をできるだけ具体的に想像してください。
長時間労働に耐え続けて、そこで働き続けている自分の表情。
誰からも話しかけてもらえず、人間関係にひたすら頭を抱えている自分の後ろ姿。
やっぱりあの時辞めていれば、と死んだ顔で喫煙所でタバコを吸う姿。
頭の中で想像した未来の自分は、どうなっていましたか?
憔悴しきった顔や、生気のない表情だったならきっとあなたはもう限界です。転職してもいい方向に変わるかはあなた次第ですが、そこに居続けることは正解とは言えません。
逆に、そこそこ頑張って笑っている。とりあえず、なんとかなっている。そんな自分を想像できたなら、あなたは今一度『会社に残る』という選択肢を真剣に考えなくてはいけません。
辞めたい理由を理解し、現状を把握し、最後に想像した未来があなた自身の心の本心です。いきなり想像するのではなく、きちんとステップを踏んでよりリアルに想像してみてください。
続けられるなら当然続けたほうが、当然経済的には安定します。
どれだけ追い込まれているのか、どれだけ辞めたいのか、勢いじゃなく正確にジャッジすることが必要だね
仕事を辞めたいと思っている人、仕事を辞める人はぜひここに書いてある思考のプロセスを踏んでください。仕事とは人生の中で、お金と引き換えに多くを労力と有限な時間を割く行動です。
現状に納得ができないなら、とことん考えた末仕事を辞める決断をしてください。転職はすればするほど、職歴は汚れどんどん同じ場所に戻ることがむずかしくなります。
自分の価値を下げないためにも、自分の限られた時間を無駄にしないためにも、全力で考え全力で行動し、後悔のない決断をしてください。
仕事を辞める!と夫にといわれたらどうする!?
もし大黒柱の夫が仕事を辞めたいといったらどうしたらよいでしょうか?合計6回の転職を経験することになった私が、夫が転職したいといったらどうしたらよいかを詳しく解説していきます。
数年前までパソコンに触ったことも、そもそも普通の会社に就職したこともなかった私が、妻としてあの時やっておけばよかったと感じたことも同時に乗せていきますので、家族の決断の参考にしてください。
仕事を辞めたい理由をきっちり聞いておく
もし夫が仕事を辞めたいと切り出して来たら、すぐに否定も肯定もせずぜひ『なぜそう考えるのか?』を本人に聞いてください。
もし夫がなんとなく今の仕事を続けるのが辛い、というぼんやりとした悩みなら「何が一番辛いのか?」「どうして辞める選択をしたいのか?」をできるだけ優しく聞き出しましょう。
子どもが小さいご家庭や、現在の生活に余裕がない状態で夫からそんなことを言われて、混乱すると同時怒りがこみ上げるのはよくわかります。
ただこの時は留めたとしても、きちんと辞めたい理由を聞きだしておかないと「いきなり辞めた」「急に仕事の話をしなくなった」など、事態がもっとハイリスクになる可能性があります。
無理をしすぎて、仕事でうつ病を発症してしまう働き盛りも少なくありません。自分が後悔しないためにも、しっかりとできるだけ優しく核心を引きだしてください。
なんで自分勝手な夫じゃなく、自分が我慢しなくちゃいけないんだ!と思うかもしれませんが、夫ではなく未来の自分のためだと思って割り切ってください。
次の転職先をどうするかを話し合う
次の転職先について、しっかりと話し合いの場を持ってください。
なんとかなるさ~と気楽に考えているほど、追いつめられるとパニックになり、前よりも待遇の悪い会社に慌てて就職するという事にもなりかねません。
前の会社は何がそんなに許せなかったのか?収入はいくら必要なのか?そして家族として譲れない条件はなんなのか?を夫婦でしっかりと同じビジョンを持ちましょう。
妻の希望はできるだけ多くの収入で、夫の希望が少ない収入でも家族との時間など夫婦間で仕事に関してずれていることはよくあるよ!
転職するならここをしっかりすり合わせてないと、結局どちらかの不満がたまることになるから衝突してでもしっかり話し合ってね!
辞める前に次の転職先を見つけるのを手伝う
家庭を持っているなら、次の転職先を見つけてから仕事を辞めてもらうようにしてください。
今すぐ辞めたい!!という気持ちも十分わかりますが、書類選考や面接で次の仕事が決まるまで2カ月~3カ月かかることも十分ありえます。
仕事をしながら転職活動はかなり大変ですが、転職エージェントを利用したり、あなたが家族が納得できる仕事先を事前にピックアップするなど協力できる事は探せばいくらでもあります。
今回の転職をできるだけ前向きなものにするためにも、焦って変なところに転職しないためにも、時間をかけて焦らず転職先を探してください。
夫の最期の転職先は、私自身は実はかなり嫌がりもめました。転職先について夫が頼りないと感じる場合は妻もぜひ転職活動に参加してください。
結局最後のところもブラックで、、、嫁ちゃん本当にごめんなさい
妻として、現在の会社に残るリスク転職するリスクを現実的に考える
妻として現状の夫を見て、会社に残るとどうなるか?転職するとどうなるか?を第三者視点で考えてみましょう。
このままここに残ると精神を病んでしまわないか?転職すると給料が下がり、生活が破綻しないか?そうなった場合自分が働きに出るなど他の解決案が示せるか?ぜひ視点を狭めず判断してください。
小さな子供がいたとしても、在宅でしか働けないとしても、現在はパソコン一つあれば様々な仕事に就ける可能性が残されています。
当事者である夫は現在辛い渦中にいるため、そもそも考える余裕すらない可能性もあります。パニックを起こさず慎重に、そして冷静に、妻であるあなたが状況を分析してみてください。
月城家は会社に残るリスクは『過労死』、転職するリスクは『お金』だったので迷わず転職を選ぶことになりました
でも中にはまだ踏みとどまれる場合があったり、その場と勢いとかもあるから奥さんは奥さん目線で考えることが大事だね
『NO』という選択肢もしっかり持つ
夫が転職を切り出すのは何回目ですか?もし今回が3回目以上の転職なら、きっちりと「もう次はない」という考えを夫婦で共有し、最後の転職先を探してください。転職は癖になります。
現在の会社がブラック企業なら、正直転職はやむを得ない事態です。しかし何度もブラック企業に転職しているなら、話は全く異なります。
ブラック企業からブラック企業に転職しても、なにもいいことはありませんし、事態はどんどん悪い方へ転がり落ちてしまいます。
夫に喝を入れて踏みとどまるべきか、転職にかけて覚悟を決めるべきかは情況によって違いますが、何度も転職を繰り返している場合は『NO』や『次はない』という勇気を妻側が持つ必要があります。
ブラック企業の転職ループは恐怖です…。職歴だけがとんでもないことになるので、必ずもう後がないということを夫に理解してもらいましょう!!!!
・・・。夫もブラック企業に転職したくてしてるわけじゃないから、責めるんじゃなく淡々と話してほしいかな・・
家族として、妻として、夫の転職・退職に納得する
自分自身が今回の転職・退職について納得しているかを今一度考えてみてください。
本当はもっと続けて欲しかった、経済的に苦しくなってものすごく不満だという考えを、自分の中だけで貯め込んでしまうと、ひいては家庭崩壊につながる可能性があります。
納得するにしても、諦めるにしても不満があるなら口に出し、話合い、意見をぶつけ合って溜飲を下げましょう。
納得することは本当に大事です。納得できなかった時は、うちは時限爆弾のように後から大爆発をおこしていました・・・
夫側も理解してもらうための努力は必要だね。。
仕事を辞めることは逃げなのか?
仕事を辞めることが逃げだ!という考え方は、そもそも捨てましょう。
転職経験のない人や、新卒で会社に入りまだ社会人経験の少ない人は、そもそも会社や自分の現状をを図る正確な定規を身につけてはいません。
そして世間一般とはかなりずれた定規を持つ同僚や上司に囲まれることによって、自分自身が持つ定規も世間一般と大幅なずれが出てしまいます。
仕事は人生の全てではなく、人生を有意義に送るために必要なお金を稼ぐ場所です。
なんでもかんでも逃げ出すことはよくないし、現実は嫌でも追いかけてくることになりますが、『逃げられない』と思い込むことだけやめましょう。
金銭的に余裕がなければ、在職中に転職すればいいんです。一時的にお金がないなら、奥さんと話し合って一時的にでもフルタイムで働いてもらったり、副業を初めて貯金を貯めたり、実家に住まわせてもらうなど選択できる道はいくらでもあります。
仕事を辞めるなら『逃げ』と考えず、次に繋げるための『勇気ある撤退と行動』として捉えてください。
逃げかどうかを悩んだり迷ったりすることに、対した意味はありません。肝心なのは『次』どうするかという事です
仕事を辞めるか悩んでいるなら、精神を病むとはどういうことかを知っておく
よくブラック企業に務めてうつ病になる。とか精神を病むとか聞くけど、病むって具体的にどうなるの?という事をリアル精神疾患者であり現在闘病中の私が綴っていきます。
仕事を辞めるか迷っている人には、病むという事にどれだけリスクがあるのか?ぜひ知ってください。
一度病むと簡単には元に戻らない
精神を1度病むと簡単には元には戻せません。
心に負った傷は目には見えないため、劇的な治療法などなく、長い時間をかけてすり減ってしまった心を、負ってしまった傷を、少しづつ治していくしかないのです。
傷が深ければ深いほど治すのに時間がかかり、そして完全に元に戻ることもなく、普通の生活をするだけで10年かかってしまうなんてことも少なくはないのです。
心の傷を接して軽視しないでください。心の傷は目に見えない分、自分で気づかないと、知らないうちにとんでもないことになっていることだってあるのです。病むくらいならやめましょう。仕事に人生全てをなげうつ必要はないのですから。
私は17歳でメンタルを病み、現在30代前半です。現在一見普通の生活を送っていますが、未だに通院と投薬はかかせません。
これだけ長い期間かかっても嫁ちゃんは『寛解』していません。そこを十分わかってください
日常生活が送れなくなる
精神を病むと当たり前にできていた日常生活が送れなくなります。
例えば朝起きること、夜寝ること、ご飯を食べること、お風呂に入ること・・・。普段の自分だったらできていた、本当に当り前のことができなくなるのが精神を病むということなのです。
想像ができないと思う方は、夜更かしした後の寝起きを想像してください。体がだるくて言うことを聞かない、頭の中がぼーっとする、あんな状態が1日中続くのが精神を病むという事です。
普通の生活をしていたら想像するのが難しいと思いますが、頭の中にずっともやがかかっているようなイメージです。
思考回路が極端に狭まる
精神を病むと、思考の視野が極端に狭まってしまいます。
現状を打開するには、もう死しか残されていない。とか、仕事を辞めるというと針のむしろになりそんな状態に耐えられるはずはないとか。
仕事を辞めるだけなら『退職代行サービス』とか、ブラック企業なら何も言わずに去るとか、選択肢の幅はいくらでもあるはずなのに、思考が狭まることでそれらの選択肢が全く見えなくなってしまいます。
自分自身が『思考が狭まっている』という事に気づくことは非常に難しいため、1人で悩みを抱えてしまうタイプだとこの兆候が一番危険ともいえます。
精神を病むという事は『人生を壊しかねない危機』です。心を病むという事を簡単に考えることなく、在職すること・転職すること・自分の心の状態をしっかりと見極めてください。
仕事を辞めることを決意!勇気ある撤退をした夫婦の実話
転職回数が7回と聞くと、あなたはどんな人物を想像しますか?
一か所に踏みとどまれれない、だらしない人でしょうか?こらえ性のない、短気な人でしょうか?ぜひあなたの目で真実をみていってください。
私の夫は転職回数7回目です。しかし仕事は超真面目で、熱があろうが這ってでも仕事に行く人です。ここで書いたように転職回数7回とかを書くと「真面目に仕事をしてない人なんだな」「嫌なことから逃げる人なんだな」という印象を持たれるかもしれないが、夫氏の場合は正反対です。
全ての転職先で真面目過ぎるが故に、仕事を断れず自ら自己犠牲的に仕事をこなし、結局体を壊してやむを得ず辞めることになっています。(あるいは私がやめてと懇願しました)
ブラックな企業はそもそも常に人材不足です。
辞めては雇い、雇っては辞めて、そんなループを繰り返しているので現場は慢性的な人手不足を、何とか今いる人数でこなすしかありません。
こんなブラック企業に就職すると、真面目で勤勉な人ほど仕事を抱え込み、そして潰れるまで使われ続けます。そして企業自体も辞められることに慣れているので、やめたら新しい人材を補充し、また同じことを繰り返します。
真面目な人ほど、ブラック企業の負ループに一度陥ると抜けだすのは、困難を極めます。
ブラック企業に転職したなら一刻も早く逃げてください。そして二度と同じ轍を踏んではいけません。
職歴の多さは、同時にあなたの首を絞めていきます。企業の体制が悪いのに、労働を続けられない環境なのに、職歴欄にはそんなことを書くところはありません。転職をすればするほど、どんどん不利な状況に追い込まれます。
転職を避けられないなら、今回を最後にするためにできうる努力を惜しまないでください。年齢が上がれば上がる程、職歴が汚れれば汚れるほど次の職場の環境は悪くなっていきます。ぜひそれだけは肝に据えて、決断と転職活動をおこなってください。
ここに書いたことは全て事実です。この体験談をぜひ、「恐ろしい」と感じてあなたの留まる決意や、転職の決断に役立ててください。
仕事を辞めたいと考える君へ
仕事を辞めるという事は、人生において大きな決断になります。
前向きな転職はきっと、明るい未来を思い描いてできるでしょうが、やむなく撤退する場合は、きっと未来に対して大きな不安を抱えつつ、決断することを迫られます。
仕事を辞めることは、責められることではありません。職場の環境は十人十色だし、それをどう感じるかも立場や年齢、そして性格によっても違います。
ただ辞めるならぜひ、後悔をしない仕事の辞め方をするべきです。
後悔しない辞め方とは、「自分のあの状況、あの状態は限界だった」と気づくことだったり、「これ以上あそこにいても、なにも得るものはなかった」と確信したり、人それぞれ違うでしょう。
しかし共通することは「未練がなく、辞めることに対して向き合ったかどうか」といえます。
勢いに任せて仕事を辞めてしまうことも、中にはあるかもしれません。しかし、そうしてしまうと「あの時やっぱりあんなことをしなければ・・」という後悔が沸き上がる可能性があります。
勇気ある撤退といえる転職は、すればするほどどんどん自分の立場を悪くしていきます。辞めるなら次は同じことが起きないように、自分にできる手は全て打ってください。
それでも不測の事態が起きてしまったら、その時は「あの時やるだけのことはやった。この結果は絶対に予想できなかった」と、前向きに現状を捉えることもできるはずです。
この記事があなたの未来を考える、一役を買うことができていることを心から願っています。そして勇気ある撤退に最大限のエールを贈ります!
月城