仕事をやりたくない。けど生きていくためには仕方がない。。
仕事をしたくなさ過ぎて、心が病んできた。
仕事は多くの人が生きていくために必要なことではありますが、私たちは人間です。
過酷な労働状態や意味・意義を感じない労働が続けば、誰だって仕事をやりたくない、やる気が起きないといった状態に陥ってしまう可能性があります。
今回は仕事をやりなくないと感じてしまう時、少しでも気持ちが楽になる対処法を紹介していきます。
そもそもなんで仕事がやりたくなくなるのだろう?
全ての人が仕事を嫌だと感じているわけではありません。
多くの場合仕事に対し、お金以外に意味や意義を感じている時、人は労働に対して前向きな気持ちを持つことが出来ます。
例えば医師なら、人の命を救ったり、病める人を治すことで『自分は多くの人の役に立っている』という感覚を持てるなら、それが自信や自分の存在意義になり仕事に前向きになれるでしょう。
またお金以外に仕事に価値を感じていないとしても、家族を養っていくため自分は仕事を頑張っている、というモチベーションがあれば、仕事に対してやる気が出る場合もあります。
ですが仕事に対してやりたくないと感じてしまう時、多くの人は以下の3つの状態に陥っています。
- 労働と報酬のバランスに納得できていない
- 労働に意味や意義を感じていない
- 過労で疲れすぎている
さて、仕事をしたくないと感じているあなたは、どれに当てはまりそうですか?上記の3つから自分に当てはまりそうな項目が分かったら、次は対処法を見ていきましょう。
仕事がやりたくない時の対処法
転職できないか考える
もしあなたが今の仕事に対して、労働と報酬のバランスがおかしいと感じるならできるだけ早くそこから逃げる方法を考えましょう。
仕事とお金は常にセットで考えなくてはいけません。転職は簡単にはできないと考えるかもしれませんが、『これでは割に合わない』と感じている会社で年を取り、転職できる機会を完全に潰してしまうより、ずっと前向きな考え方です。
実際に転職するかしないかは置いておいて、どんな会社があるのか?転職できたとしてらどう自分の環境が変わるのか?を想像するだけでも、仕事に対しての見方が変わるはずです。
やりなくない仕事の中に意義を見つける
仕事の中になんでもいいので意味を見つけてみましょう。
汗をいっぱい掻いた仕事の後のビールが最高にうまい!!
仕事はつまんないけど、出勤したら会社で気になるあの子に会える。
残業はつらいけど、たまにお客さんがくれる『ありがとう』がたまらない。
どんなに小さなことでも、どんなに些細なことでも構わないので、その仕事をしている時にしか味わえない『何か』を見つけてください。
仕事の中に意味を見つけることは、無味無臭だったやりたくない仕事に彩を与えてくれます。『何にもないよ!!』なんて言わずに、仕事をやりなくないと感じている今だからこそ、頭をひねって絞り出してみてください。
ご褒美をつくる
やりたくない仕事を頑張る自分に、ご褒美を上げましょう。
給料日には、お気に入りのブランドの服を1着買う。
週末は大好きなお刺身を、お腹いっぱい食べる。
年に1度は、家族でディズニーランドに遊びに行く。
小さなご褒美の設定は、モチベーションの維持に繋がります。毎日が平坦だからこそ、自分で自分が喜ぶゴールを設定し、仕事をやりたくないという気持ちを飼いならしてみましょう。
簡単な運動をしてみる
頭の中が仕事をやりたくないという気持ちで一杯の時は、軽く体を動かし頭の中を整理しましょう。
体を動かすことで考えていた余計なことを、一時的に忘れることができ、狭まっていた思考をいったん手放すことができます。
できれば軽いジョギングなど外の景色が見える運動にすると、より効果が高まります。
人は心が荒んでいる時、同じことをグルグル考え、同じ結論に何度も到着するという不毛なことをやってしまいがちです。グルグルとまとまらない考えが頭を占めてしまう時、ぜひ少し汗をかき体を動かすことで脳をリフレッシュさせてみてください。
瞑想する
ゆっくりと鼻から息を吸い、ゆっくりと鼻から息を吐く瞑想を5分間試してみましょう。
瞑想には思考を司る前頭葉を、活発にしてくれる効果が確認されています。そのため『仕事をやりたくない』『仕事に意味を感じない』といった、思考停止状態に陥っている時、瞑想をすると気分を落ち着きが期待できます。
またそれ以外にも前頭葉が活発になり、論理的思考力が増すと『そもそもなぜこうなってしまったのか?』『自分はどうしたいのか?』といった、一歩進んだ考え方をするきっかけを作ることもできます。
仕事に対してネガティブな感情を抱いている時こそ、1日5分でいいので姿勢を正し、ゆっくり鼻から息を吸って吐く瞑想を試してみてください。
趣味を作る
やりたくない仕事に張り合いを出すために、新しく趣味を見つけてみましょう。
簿記のスキルや英会話など仕事に役立つ趣味でも、お城検定・大人の塗り絵・お菓子作りといった個人的な興味から始める趣味でも構いません。
人は何か没頭している時、ストレスを感じにくくなります。また生きがいになる趣味を持つことは、生活自体を豊かにし、生きることに張り合いを生み出してくれます。
『趣味 おすすめ』と検索すれば、100種類以上の様々な趣味を知ることが出来るため、特に好きなことがないという人はまず、自分のツボ探しから始めてみましょう。
愚痴をいう
思いっ切り仕事を愚痴を言ってみましょう。
愚痴る相手は家族でも、友人でも、はたまたSNSといった匿名の掲示板でも構いません。とにかく心の中にある、もやもやした仕事に対する気持ちを全部吐き出すことを心がけてください。
心の中はコップと同じです。ネガティブな気持ちはどこかでちゃんと吐き出していかないと、コップの水が少しずつ溜まり、そしてそのうち溢れ出してしまうように、いつか一気に決壊し崩れ去ってしまいます。
人に愚痴を言う時は相手を選ぶ必要がありますが、恋人や家族など甘えられる人がいるなら『仕事に対しての愚痴を、優しく聞いて欲しい。できれば否定やアドバイスなどはしないで欲しい』と事前に断りを入れて話すと、よりスッキリとした気持ちを手に入れることができるでしょう。
朝日を浴びてみる
憂鬱な気分を払しょくするために、朝日を浴びてみましょう。人間の体内時計は朝日を浴びることによって、整う仕組みになっています。
残業が多く規則正しい生活ができていない、朝起きてもスッキリしないという人は、そもそも体内時計が乱れている可能性が高いため、朝10分でも庭やベランダに出て、朝日を浴びることで体内時計をリセットします。
朝スッキリ目覚めることは、その後の仕事の質を上げることにも繋がるため、まずは騙されたと思って、いつもより10分早く起き朝日を浴びる生活リズムを習慣にしてみましょう。
仕事をやりたくないという気持ちを認める
もしあなたが仕事をしたくないと感じることに罪悪感を感じているなら、まずその罪悪感を捨て自分の気持ちを認めることが必要です。
誰だって楽して生きたいし、辛いことはしたくはありません。仕事をしたくないという気持ちは、悪でもなければ特殊なものではないのです。
だからそう感じてしまう自分を責めることは絶対にしてはいけません。
真面目な人は、自分の仕事に対するネガティブな気持ちを責める傾向にありますが、そうすればするほど事態は深刻な方向に転がってしまいます。
仕事をやりたくないという気持ちは、誰もが持つ当り前の気持ちです。まずはそのことを頭の中に入れておきましょう。
人間関係ならその人を憐れむ
人間関係から仕事のやる気を削がれている場合は、原因の人物を思いっ切り憐れんでみましょう。
○○さんはいつも話しかけると仏頂面で、業務連絡もなぜか伝えてくれない。
××さんは自分が楽になる事しか考えていなくて、いつも仕事で足を引っ張る。
こんな人達に、あなたが心を苛む必要はありません。
難易度は高いですが、「○○さんは小学生でもできることを、大人になってもできないどうしょうもない人だなあ」「××さんは周りから嫌われてるのに、それすら分かんないなんてかわいそうだなあ」と、とにかく『相手がどんなに哀れで醜いか具体的に想像すること』が大事です。
ひとしきり憐れんだら、そんな人に自分の気持ちを波立たせるのは無駄だなぁと考えてみてください。最初は難しいですが次第に、嫌だった人が可哀想な人になり、心の波風が収まってくることを実感できるはずです。
誰のために頑張っているのかを想像する
仕事を自分以外の人のために頑張っているという実感を持ちましょう。
人は自分のためよりも、他人のために何かを頑張っている時大きな力を発揮できる性質があります。
育ててくれた両親に、素敵な旅行をプレゼントするため。
大事な家族を養っていくため。
仕事を続ける意味を自分以外の人のためにすると、やりたくない仕事も大切な人たちを笑顔にするための必要な作業と割り切ることが出来ます。
疲れているなら休むことも大事
まずは最近あまり休んでいない、残業が多いという人は思いっきり休むことから始めてみましょう。
どんなにいい仕事ややりがいのある仕事についていても、きちんと休暇が取れていないなら仕事に対して意欲が下がって当然です。
休みの日の前の日に、食料などを買い込み休日は徹底的に体を休める。普段は有給なんて取らないけど、疲れが溜まっているので思い切って申請してみる。
仕事に忙殺されている人ほど、『休む』という事を疎かにしがちです。体の悲鳴が『仕事をやりたくない』という感情になってしまうくらいなら、きちんと体を休めることに全力を注いでみましょう。
ゆっくりと考える時間をとる
あなたが仕事をしたくない本当の原因はなんでしょうか?
とにかく仕事に対して全くやる気が起きない場合は、一度深く自分の中で原因を探る必要があります。
最初は、『なんとなくやりたくない』と感情が、放っておくとムクムクと成長し『仕事ができない』という状態まで発展してしまうこともあります。
仕事をしたくない、会社に行きたくない、なんとなく嫌だという気持ちが明確な嫌悪感になったと感じた時は、ぜひまず『なぜ?』という部分を深く考えてみてください。
副業をはじめる
もし今続けている仕事がお金のためだけだとしたら、まずはお金の呪縛から逃げ出すために副業を始めてみましょう。
ブログ・YouTube・自分の考えを簡単にお金にできるnoteなど、現在は自宅でできる副業が数多存在します。やりたくない仕事を行いつつ、別の副業を行うことは大変ではありますが、仕事をやりたくないから解放されるためだ、と割り切りここは踏ん張ってみてください。
好きを仕事に変えることはきっと想像を絶する困難が伴うでしょう、ただその困難を乗り越えた後は自分の望む未来があるというなら、人は意外と頑張れるものです。
以下は家に居てでもできる副業は以下にまとめてあります。ぜひ自分も取り組めそうなものはないか一度考えてみましょう
どうしてもやりたくない時はやめることも検討する
仕事をやりたくないという気持ちが、あまりにも強い時は仕事を辞めることも考えてください。
仕事をやりたくないという気持ちが、最高潮に達すると「仕事をするくらいなら、もう死にたい」という心理になってしまうことがあります。
仕事は生きるためにするものです。仕事をするくらいならもう死んでしまいたいと感じるほど追い詰められているなら、もうその仕事にしがみつく必要はないのです。
生きるためにする仕事に殺されては意味がありません。
仕事を辞めてしまったら生活ができない、お金がない。確かにそうですが、生活保護や実家に一時的にお世話になるなど考えれば道は何かしら残されています。
仕事に殺されてしまうくらいなら、全力で仕事から逃げてください。
月城流仕事をやりたくないと感じた時にやっていること
私自身はブロガーであり、毎日ブログの記事をUPすることが仕事です。
ただ毎日何時間もパソコンに向かって、何万字もの文字を打っていると無性に「もうブログをやりたくない」「もう仕事として記事を書きたくない」という気持ちと常に戦いながら仕事を続けています。
そんな時私は、仕事で嬉しかった出来事をスマホに保存して、何度もニヤニヤしながら眺めることで仕事のやる気を奮い立たせています。
私が保存しているのは『今までで最高のPVを叩き出した日のスクショ』『初めてASP(収入源の広告代理店)で担当がつき特別単価が下りたメール』『1円を稼いだ最初の日のGoogleアドセンスの画面』です。
どれも私自身その瞬間、途方もない興奮と『やったぜ!!』という気持ちを思い出させてくれるものです。
仕事なんてきっと誰もが、できればやりたくないし、寝て遊んで問題ないならその方が楽でいいに決まっています。
だけどお金のため、家族のため、将来のため必要だからみんな、ギリギリのところで踏ん張っているんだと思います。
私自身が独自の方法で、仕事をしたくないという気持ちをコントロールしているように、この記事を読んだあなたも今回紹介した対処法を、独自のアレンジを加えてぜひ『自分ができるだけご機嫌でいられる方法』を探してみてください。
仕事をやりたくないと感じるあなたへ
仕事をやりなくないと感じることは、悪いことではありません。
現在では、1つの会社に長く務めることが『美徳』という感覚も薄まり、そして転職することが珍しくもなくなりました。
仕事はお金を生み出し、お金は生きていくには欠かせないものです。
しかし、生きていくための労働で、生きる気力を失っては意味がありません。
仕事をやりたくないと感じたら、できるだけ多くの対処法を試してみてください。そして自分をご機嫌にする方法を、出来る限りたくさん持っておきましょう。
仕事をしていくなら、ストレスとどう付き合うかは永遠の課題となります。
どんなにつまらない仕事でも、どんなに嫌いな仕事でも、お金のためと割り切ることが出来れば随分気持ちが楽になります。
そして辛くて、苦しい仕事で、お金のためとどうしても割り切れなくなった時は、今後その仕事にどう向き合っていくかを考えなくてはいけない『分岐点』に来ているのだと知る必要があります。
仕事をやりたくないと感じることは、誰にでも起こる当たり前の感情です。
だからこそ、その気持ちと今後何十年も『どう向き合っていくか』をぜひ、この記事を通して考えてください。
この記事が仕事をしたくないと感じるあなたの、少しでも役立つことを願って。
月城
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