こんにちは!月城です!
今回は刑事ドラマのおすすめランキングを紹介していきます!刑事ドラマの醍醐味と言えばやはり、推理と事件解決ですよね!
今回は刑事ドラマに的を絞ったので、ぜひ刑事ドラマが好きだけど、どれをみようかな?と考えている人は参考にしてみてください!
わかりやすくするため、以下にルールを定めます
- 刑事ドラマのみの選出とします(刑事・鑑識・科学捜査など主人公が警察組織に属するものなら刑事ドラマと分類します)
- 刑事ドラマの選出なので、ギャグ・シリアスなどは混在とします
- 作品の質を考慮するため、主演被り、年代は考慮しません
- ドラマ103選とは順位が異なります。(刑事ドラマとして楽しめる順位にこだわっています)
- 月城の独断と偏見です。その辺りはご容赦ください
それでは、どうぞ!!
刑事ドラマおすすめランキング 15位~11位
15位 コールドケース~真実の扉~
未解決殺人事件(通称コールドケース)。石川百合(吉田羊)は、ある日『19年前に殺人事件を目撃した』と話し始める外国人の女性と出会う。再捜査の糸口をつかんだ石川たちのチームが、未解決事件を解決していく物語
深く考えさせられる刑事ドラマです。
幼少期のトラウマが与える影響や、未解決事件を追う難しさを痛感させられました。
原作が海外の超人気ドラマなことから、原作を知らないとなぜこんな演出なんだろう?と思う部分はありますが、原作未視聴の場合は一見の価値ありです。
14位 ビター・ブラッド
幼いころに離婚し犬猿の仲だった父親 島尾明村(渡部篤郎)と、熱血気味の息子 佐原夏輝(佐藤健)の最悪で最強の刑事バディドラマ
コミカルな刑事ドラマです。真面目に事件を解決に導くというより、最悪だけど最強の親子タッグと、それを取り巻くメンバーの掛け合いが魅力的でした。
最初から『自分のバディを組むなら、上質のジャケット着ろ』など、夏輝に小言が多い明村。しかし夏輝のミスはさりげなくカバーするなど、場面には思わず笑みがこぼれます。明るく肩の力を抜いて視聴できる、貴重な刑事ドラマです。
13位 クライシス
常識では測れない事件が起こる現代。元自衛隊の稲見 朗(小栗旬)や元公安の田丸(西島秀俊)など各分野のスペシャルスト5人が集まる、公安機動捜査隊特捜班が結成された。そんな彼らが、国家を揺るがす政治的事件やテロに立ち向かう物語
警察とは何かを問う刑事ドラマです。
正直毎回後味は最悪です。ただそんな、やるせない状況に登場人物や視聴者を置くことで、正義とは何か。警察組織とはどうあるべきかのかを、問いかけられている気分になります。
特に、1話目は『助ける価値のある命とは何か』を考えずにはいられませんでした。
ただラストの展開は物議を読んでいるため、個人的には続編を期待している作品です。
12位 はぐれ刑事純情派
警視庁山手中央警察署刑事課(強行犯係主任)の「やっさん(安さん)」こと安浦刑事が、強い正義感と温かい心で、犯罪に苦しむ人達の事を常に考えながら、捜査に当たっていく姿を描いた刑事ドラマです。
人情刑事ドラマの決定版です。こちらは、私のおばあちゃんがずっと好きで、一緒に見ていた懐かしい作品です。毎回安浦刑事が、行きつけのママのところで、色々愚痴るシーンがとても好きでした。 シリーズは1988年から始まり、2005年の第18シリーズを持ってレギュラーは最後になりました。本当に長い間、たくさんの人に愛されている作品なので、ぜひ年代を問わず見ていただきたい作品です。
11位 絶対零度
警視庁捜査一課に新しく設置された『未解決事件特命捜査対策室』に、新人刑事・桜木泉(上戸彩)は配属されます。彼女が強烈な個性を持つ捜査員達と対立しながらも、難事件を解決していく物語です。
迷宮入りした事件を追う刑事ドラマです。刑事ドラマでは天才型の人が多い中、桜木は地道な聞き込みなどを通して、事件の真相に迫っていきます。
今作で初めて、迷宮入りした事件を調べるというのは、被害者にとっても、目撃者にとっても、あまり歓迎されない事実にショックを受けました。レビューなどでは、他作品のと似ていることで叩かれていましたが、こちらしか知らないのであれば、十分楽しめる作品です。
刑事ドラマおすすめランキング 10位~1位
10位 ST赤と白の捜査ファイル
天才 俺様系 分析官赤城左門(藤原竜也)と、エリートだけど気弱な警部百合根(岡田将生)のタッグが、難事件に挑む物語です。
サイエンティフィック刑事ドラマです。曲者ぞろいの科学者集団STを人当たりが良く気弱な百合根が、おろおろしながらも、うまくまとめていく様子が、面白い作品でした。
あまりに他より秀ですぎる能力が、歓迎されない悲しい現実と、その能力を存分に使った時の破壊力に開いた口が塞がらなくなります。
ただ大好きなドラマだっただけにドラマで完結せず、映画に残りを託すラストは寂しくなりました。見るならドラマ+映画セットで見ることをお勧めします。
9位 臨場
「臨場」とは警察用語で、初動捜査にあたることを意味する。そんな臨場の現場で、検視官倉石 義男( 内野聖陽)は他の追随を許さない観察眼で、事件の真相を暴いていきます。
検視官の視点で描いた刑事ドラマです。歯に衣着せぬ物言いで、上との摩擦も大きい倉石は検視官として、『死者の人生を、根こそぎ拾ってやる』を信条にしています。そんな倉石に検視された遺体は、死因だけでなくその遺体の、人生や心情が解き明かされていきます。真実が少しずつ明らかになる中で、涙なしには見られぬストーリーも多くありました。大人な刑事ものが見たい方にお勧めな作品です。
8位 BOSS
凶悪犯罪に立ち向かうために作られた新部署、しかしそこは優秀だけど一癖ある者たちの集まりでした。そこに「BOSS」として就任することになった、キャリア組大澤 絵里子(天海祐希)が、曲者だらけのチームをまとめ上げていく物語です。
爽快な刑事ドラマです。かっこいい女性をやるなら、天海祐希!と言えるくらいのはまり役でした。事件の本質を見極め、犯人を鮮やかに追い込んでいく絵里子に感嘆します。また曲者なうえに、やる気がなかった部下たちが、彼女を認めていく様子も素晴らしいものでした。基本的に一話完結で見やすいため、刑事もので爽快な作品が見たい時に是非どうぞ!
7位 科捜研の女
『科学は嘘をつかない』を信条に掲げる法医学研究員 榊マリコ(沢口靖子)が研究所のチームと共に、最新の科学技術やデータを武器に難事件に挑む刑事ドラマ
科学サスペンスドラマです。
潰れた銃弾の鑑定では、過去の発砲事件のデータを比較し実験をしたり、今の科学捜査ってこんなことまでできるんだ!という驚きに満ちています。
ちょっとだけ空気を読めないところもあるけれど、自分の信条をもとに捜査に邁進していくマリコが大好きです。
刑事ドラマの中でも、見ているだけで思わずへえ~っという言葉が出てしまう優秀作品です。
6位 ケイゾク
迷宮入りの事件、警察用語で「ケイゾク」を捜査する科に配属された柴田 純(中谷美紀)は、天才的な頭脳を持っていた。そんな彼女とコンビを組むのは、たたき上げの元公安部の真山刑事(渡部篤郎)だったそんなふたりが次々に難問を解決していく物語です。
サイコスリラーの傑作です。事件一つ一つが衝撃的なものが多く、またラストに迫るにつれて真山の過去が次第に明らかになっていくところでは、狂った世界観に戦慄しました。精神科にわざと入院している、真山の過去の事件のキー役の人物にスイッチが入っていしまった描写は、脳裏に焼き付いて離れません。他の刑事ものサスペンスものと一線を画す作品です。
5位 古畑任三郎
古畑任三郎(田村正和)が、推理力、洞察力、そして巧みな話術で犯人を追い詰めていく刑事ドラマです。
刑事ドラマの、言わずと知れた超有名作です。最初に犯人、事件の内容をすべて見せているので、推理を楽しむのではなく、古畑さんが犯人を追い詰めていく様子を楽しむ作品です。
犯人の最初澄ました顔が、古畑さんに痛いところを突かれ、取り乱し始める様子に、途中から犯人を応援したくなる回もありました。「SMAP対決」や松嶋菜々子ゲストの「ラスト・ダンス」の衝撃は、生涯忘れられないでしょう。ドラマ史に残る不朽の名作です。
4位 相棒
冷静沈着な杉下右京(水谷豊)と、熱血だけどちょっとおバカな亀山薫(寺脇康文)の凸凹コンビが、難事件に挑む刑事ドラマです。
刑事ドラマの超有名作。「人材の墓場」と言われる部署の変人警部に、相棒たちが振り回されつつも真相を突き止める刑事ドラマです。
どのシーズンも面白いですが、やはり第一シーズンの右京さんのツンツンぶりはたまりません。また初代相棒である薫ちゃんの、野生の感とも呼ぶべき、変な嗅覚にも笑いが漏れます。長くシリーズになり、多くの方に愛されるのも納得の作品です。
1人目の相棒は熱血、二人目は冷静、三人目はお坊ちゃんのちょっとヤンチャ系、4人目はおちゃらけ系と相棒が変わるごとに、作品に新しい魅力が生まれるのも飽きない理由です。
3位 ストロベリーナイト
女性警官・姫川玲子(竹内結子)を中心に個性豊かな刑事が難解な殺人事件に挑む刑事ドラマです。
サイコサスペンス刑事ドラマです。このドラマの一番の魅力は、犯人の異常性を映像にした時の、なんとも言い難い不気味さだと思います。またそんな異常性をはらむ、犯人達の心理も丁寧に描かれており、刑事ものの中でも犯人捜しよりも、事件を起こしてしまった背景に、着目しているところが興味深い作品でした
犯人の異常性を、不気味さや恐怖さえ感じる映像で表現することで、脳の奥が引きつるような感覚を覚える作品です。
2位 刑事ゆがみ
犯罪者の心が読める天才偏屈刑事 弓神と、正義感が強く上昇志向の高い腹黒刑事 羽生が、難解な事件に挑む凸凹コンビ刑事ドラマ
刑事ドラマの超新星です。いつもへらへら適当そうにやっている弓神と、上昇志向が高いが腹黒な一面も持つ多い羽生の凸凹コンビが、違法捜査をものともせず難事件に挑みます。
冒頭で羽生のチェリーボーイネタや、インスタ詐欺ネタで、ゆがみ刑事に毎回おちょくられるのには、同情しつつも笑いが止まりませんでした。
相棒の右京さんとは、違ったベクトルの弓神の正義に拍手を送りたくなる秀逸作です。
1位 BORDER
石川 安吾(小栗旬)は、熱心で野心的な捜査一課の刑事でしたが、銃撃事件に巻き込まれ、死者が見えるようになります。それにより石川は、より事件解決に執念を燃やしますが、法や自分自身に限界の狭間で苦悩しつつも真実を突き止める刑事ドラマです。
サイコサスペンス刑事ドラマです。こちらはラストが、全く予想ができなかった作品です。死者の姿が見え、しかしその能力をコントロールすることも、うまくできない石川が、少しずつ病んでいく姿は、演技とは思えない迫真のものでした。
また最後の最後まで、結末が見えず、見終わった後に、これほど鳥肌が立った作品はありません。2017年に結末の続きとしてSPドラマが作成されたので、視聴の際はぜひこちらまで見ることをおすすめします。
全話とおして私の中で、刑事サスペンスドラマの不動の一位の作品です。
まとめ
刑事ドラマって、犯人を追いつめる所を楽しんだり、事件を自分でも推理してみたり、犯人の動機に心が揺れたり、見ているほうも感情を大きく揺さぶられるんですよね。
長期シリーズも多いので、長く楽しめるのもいいところです。
この中に一つでも、心を動かされる作品があれば嬉しいです!
長い記事をここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
月城
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