こんにちは!月城です!
子供の時一度は『なんで勉強なんかしなくちゃいけないの?』と思ったことはありませんか?
数学の素因数分解や、いつ使うの?と聞きたくなるような物理の法則。
将来役にたたない知識や公式を、テスト前に頭の中に詰め込んだ経験は誰しもあるのではないでしょうか?
今回はそんな『なんで勉強すなくちゃいけないのか?』という疑問に高卒の私が、全力で答えていきます!
無知は罪である
高校2年の頃私は放送部の取材の一環で、たくさんのホームレスの方に話を聞く機会がありました。
その時共通して尋ねた
『なぜ、行政などの保護けないのですか?』という、当たり前の疑問の回答。
その答えは『よくわからなからないから』『施しを受けたくないから』というものでした。
この回答に、高校生だった私達部員は二の句をつげなくなりました。
果たして、生活保護や行政何らかの援助を受けることは、本当に恥じずかしい事なのでしょうか?
激しく困窮し、1人ではその状況から脱出できないのならば、他の手を借りることを躊躇う必要があるのでしょうか?
無知は自分に対して大きな罪です。
難しそうだから、どうせわからないから、と必要な知識を吸収しないことは、その後の人生に大きな影響をもたらします。
彼らは保護を受けるという術を具体的に理解しておらず、また恥ずかしいもの間違った認識を持っていたのです。
勉強はよくわからない数学の公式を理解し、そしていつ使うのかわからない歴史の年号を覚えなくてはいけません。
つまり勉強に取り組むことは、『よくわからないものを学ぶ姿勢を身につける』ことと同義です。
勉強に真面目に取り組んでこなかった人は、もともとこの訓練が行われていません。
だから、社会に出た後に様々な損や、困難にぶちあっもうまく対処できないのです。
子どもの伝えたい『勉強する意味』
いくら勉強だけができても、社会に出てから通用するかはわからない。
よく聞く言葉だが、私はそうではないと思う。
勉強はゲームでいうところの『一つの武器』だ。
当然ダンジョンを進んでいくには、武器だけが強くてはいけない。
防具にも気を配り、体力や魔力の回復も欠かせないだろう。
ただ武器が強ければ、正面突破できる場面だって存在するのだ。
勉強は大学に行くため。
いい会社に入るため。
高収入を得るため。
どれも勉強する理由の間違いではないが、それは結果の一つに過ぎない。
『なぜ勉強しなくちゃいけないのか』
その明確な答えは『自分の身を守るため』だ。
仕事ができなくなった時、きちんと行政を頼る知識があるか。
病気になった時、必要な保険に入っていたか。
何かあった時、それを打破するための知識をスムーズに吸収できるか。
全て通じる下地が、勉強だ。
もし、将来娘が同じ疑問を持ったらこう伝えようと思う。
なんで勉強しなくちゃいけないの?
それはね、将来自分で自分の身を守る方法を学ぶためだと。
まとめ
ちょっと散文的な記事になってしまいましたが、ずっと書きたかったことを書けました。
学歴はない、持病はある、そんな私でも過去に一生懸命勉強していたことは、今無駄ではなかったと強く感じています。
今ちょうどこの疑問にぶちあっている人や、子供に聞かれて困っている人の一つの答えになれることを願って。
月城