今回はオトメイトとタイトーがコラボした、美しすぎる世界観が魅力の乙女アプリ『クリムゾンクラン』の評価&感想&レビューを書いていきます。
目次
クリムゾンクランとは
タイトーとアイディアファクトリーが共同制作しオトメイトの人気イラストレーターたちが一同に集まった女性向のシュミレーションゲームアプリです。
美しすぎる程のキャラクター達とチームを組み、強制的に戦闘の世界に召喚させるアプリの謎と破壊を目指していきます。
クリムゾンクランのあらすじ
皐ケ丘町を中心に、現実社会を巻き込む形で行われる、命がけのゲーム。一旦巻き込まれて、‟クリムゾンクラン″というアプリが強制的にダウンロードされたら最後、否が応なしに戦闘に参加せざるを得なくなり、敗北すればNPCと呼ばれる廃人となってしまいます。
そこでこの現象の原因を突き止め、終わらせる事を目的に、同じ志を持つ者の集まりであるクランの仲間と共に、日々、奮闘します。
ゲームのプロローグ後、第一部0話で、クイーンである主人公が全てのクランを率いて、この戦闘アプリを終わらせる為の最終決戦に挑む、というストーリーが流れます。
凛々しく指揮を執る主人公と、それに続く仲間たちを見ていると、早くこの展開がみたい!
クリムゾンクランのゲーム概要
クリムゾンクランは、カード育成型シュミレーションゲームです。
このデスゲームとも言えるこのゲームを終わらせる為に、お気に入りの仲間を育てながら物語を読み進めていきます。
キャラクターカードには、N、R、SR、SSR、と4種類のランクがあり、全キャラに当てはまるので、持っていさえすれば、5人編成中4人まで同じキャラということも可能です。
物語を読み進めるにはプレイヤーのランクが必要で、バトルやクエストなどで、経験値を稼ぐ必要があります。もしくは、クリムゾンクリスタルを消費する事でも読めます。
クリムゾンクランのここが凄い
①ストーリーが凝っている
最初のうちに、凛々しく成長した主人公が全てのクランを率いて、最終決戦に挑むシーンを見る事が出来るという、何とも粋な演出に開始直後からやる気がムクムクわいてきました。
強制的に参加させられたデスゲーム。敗北は即精神の死を意味するという過酷な設定に、乙女ゲームとしてではなく『サスペンス小説』のようなスリルを味わうことができます。
②ストーリーが一気読み出来る&読み返しができる
ランクさえ上げておけば、ストーリーを一気に読む事が可能です。
序盤にLP回復薬をわりと多めに貰えるので、せっせせっせとランク上げに励めば、ストーリーを途切らせる事無く、かなりの量を一気に読むことが出来ます。
また一度ストーリーを解放すれば、好きな時に何度でも読み返すことができるため、大好きなあのシーンをもう一度!!とか、ちょっと疲れた時に甘いシーンだけ読み返すという楽しみ方もできます。
一昔前は、チケット制のストーリーでガンガン読めるものは貴重だったため最近こういう系が増えているのは本当に嬉しい!!
④何と言ってもキャラクターがどの人も美しく個性的!
兎に角にも、どのキャラクターを取ってもカッコ良くて決まってるのが素晴らしいです。色々なキャラクターがいるので、どの人を編成に入れるか随分迷いました。
キャラクターがどんなに美しくても、声があっていないとげんなりしてしまいます。でもこのクリムゾンクランは、双方ベストマッチング!
ストーリーはフルボイスなので、イケメンキャラに「俺が守る!」「後ろに下がって!」なんて言われると、思わずニンマリしてしまいます。
⑥無課金でもSSRのキャラが手に入る!
最初の方で、10連ガチャを回せるCクリスタルを貰えるので、私はここでSSRが出ました。必ず1体は貰えるようです。
また、バトルやクエストを完了させるとCクリスタルやガチャチケットも貰えるので、コツコツ集めて10連ガチャを引けば、私は序盤で、もう一人SSRが貰えました!今では、3人に増えました。
SSRはなかなか出なくても、SRはわりと良くでます。
私は今15枚持っています!今のところSRは24枚あるので、15枚という数は、SRが如何に出やすいかを物語っていてるといえます。そして、キャラクターは20人しかないので、SRはわりと良くダブルます。ダブルと上限が突破できるので、ドンドン成長していきます。
そのおかげで、初期値の違いはありますが、SRキャラでも、SSRキャラを凌ぐ程の活躍をみせてくれます。
『クリムゾンクランここが惜しい!』
①チュートリアルが短すぎ
チュートリアルがあまりにも短くて、良く解からないままゲームがスタートした感じがしました。
ゲームを始めてから、あれ、これは何?これはどうすれば、上げられるの?主人公のスキルの回復方法は?等々、序盤は、実際にやって見ての手探り状態でした。
チュートリアルが長すぎるのもダレルのですが、短すぎてもちょっとこまります
②戦闘がもっさりしていて、スピード感が無い
バトルにスピード感が無いところが、最も気になったデメリットです。
3倍速まで出来ますが、通常攻撃の威力がとても低くて、やっと出せたスキルもたいして強力ではありません。
そのため必然的に手数が必要となり、時間がかかってしまいます。またバトルスキップも出来ますが、ある程度レベルが上がっていないと負けてしまうので、結局スキップしないで戦うはめになります。
スピード感が無いうえ手数もいるため、戦闘も長くなりがちで、どの敵もたいして変わらないのに、ただダラダラと戦いを繰り返さなければなりません。
強くなったり、課金するといいのかもだけど、無課金者にはこの辺がちょっと辛かった・・・
③クエストに使うコストが、あまりにも多すぎる。! これが一番の問題!
通常クエストとバトル双方にLPが必要なので、レベルの低い序盤は、プレイヤーのLP満タンの状態でもクエスト一回、バトルが2回ぐらいしかできません。
ゲームアプリもどの最初はどんどん進めるのが多いのですが、クリムゾンクランについては最初からコストが多めなため『回復薬』ありきのシステムに疑問を感じました。
回復薬は序盤はたくさんもらえます。そのため序盤ですぐに進めなくなるということはありませんが、先が不安になる仕様でした。
④キャラクターの回復が難しい!
バトルに参加しているキャラの回復は、主人公のスキルのみでしかできず(バトル終了後は全回復します。)そのスキルは最大10回しか使えません。主人公のスキル回復は、一日一度の自動回復を待つかCクリスタルに頼るしかないので、無課金の人には、やや厳しいといえます。
⑤無課金者にやや厳しいガチャ
無課金でもSSRを出す事は出来ます。現に私は序盤で、2人出す事ができました。今は3人に増えています。しかしながら、少なくとも今9個あるガチャで、無課金で引けるガチャは、コインガチャ合わせて4つだけです。また有償ガチャは30回引くとSSR確定という特権まであります。
以前は、クエスト完了後貰えるガチャチケットを集める事でも、ガチャが引けたのですが、どういう訳か今は引けません。
もう少しでいいので、無課金者にも愛を!と思ってしまいました。
『クリスタルクランの序盤の進め方』
リセマラ可能超簡単!
インストール後、短いチュートリアルを見た後、10連ガチャを引けるだけCクリスタルが貰えるので、リセマラ可能です。
またこのチュートリアルのガチャでしか貰えない激レアSSRカード、「集いしプレイヤー 有里諒」があります。残念ながら私は、ストーリーの先が気になり、リセマラはしませんでしたが、根性入れてリセマラするのもいいかもしれません。
ストーリーを読むのにLPはいらない
序盤ストーリー進めるのに、何も要求されないので、ドンドン読み進める事ができます。
しかし、第一部の中程から、次のストーリーを読む為に、プレイヤーランクが必要となります。
プレイヤーランクを上げるためには、クエストとバトルで経験値を稼ぐ必要があります。クエストとバトル双方に、メイン、曜日、エクストラ、とあるので、成長させたいキャラなどの条件にあった所で経験値稼ぎを頑張りましょう。
『クリムゾンクランキャラランキング』
さてここからは、独断と偏見で形成されたキャラランキングを紹介していきます!!
1位 八坂 ハヤト
ちょっと鈍そうですが、その鈍い所も良くて、とても頼りがいがあり、素っ気ない言葉にも温かみがあります。
私は、おそらく一番人気であろう有里諒よりも好きです。彼のストーリーが読みたくて、今彼のエクストラボードを解放すべくバトルに勤しんでいます。
2位 遠野 和希
悪戯好きで、憎めなくて病弱なのに頑張り屋さん。
大好きです!!白を基調にしたキャラクターデザインで、赤い瞳がなんとも素敵なかんじです。また、ベルセルクという上級クラスのところも、とても気に入っています。
3位 有里 諒
品行方正、弱い者の味方で、物腰も柔らかく、誰にでも優しくて慕われています。文句なしのヒーローキャラです。ストーリーの上でも、一番重要視されています。そんな出来過ぎている所が何となく馴染めなくて、3位としました。
4位 ルーカ アナスタージオ
5つあるクランの内、唯一まだ登場していないアルジェント*カーネのリーダーです。ガチャでカードは手に入るので声だけは聴けます。その何とも渋い大人の魅力漂うハスキーボイスに惚れました!今後の登場が楽しみでなりません!!
クリムゾンクランの感想&評価&まとめ
ストーリー、キャラ、立ち絵、スチルなど、乙女ゲームの主要なところはしっかりおさえつつ、先が気になるダークファンタジーの世界観は他のゲームにない没入感をくれました。
現在配信されているところまではメインストーリーを読んでしまったので、次回の新規配信を心待ちにしています!!
ただせっかくの『戦い』に主眼を置いたストーリーなのに、戦闘画面がもっさりしていてスピード感がないところや、チュートリアルが短く最初にまごまごしてしまうのはもったないな~と感じてしまいました。
メインだけでなくその他にもたくさんのやれることがあるため、1つのアプリで長く遊べる良作です。
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