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【必見】超面白い!おすすめドラマランキング112選!

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 昔からドラマも大好きな私が、『絶対に面白い!!』と断言できるものだけを集めた、ドラマのランキングを作りました!

ドラマってレンタルして見ようにも、中々数も多くて迷ってしまいますよね。そんな時にこのランキングを利用してください!

 分かりやすいように、ルールは以下の通りとします。

  • 2019年1月現在で完結しているものにします。
  • シリアス、恋愛、コメディ等、ジャンル制限はなしとします。
  • 年代の制限もなしにします。
  • 長期シリーズの場合は最初のシリーズのみとします。
  • 作品の質でランキングをつけたいため、主演かぶりは考慮しません。
  •  一部映像化されていないものも含みます。
  • 本来は100位のランキングでしたが、最新のドラマ情報を含めたため全体のボリュームが増えています。その点はご容赦ください。
  • 月城の独断と偏見です、そのあたりはご容赦ください。

 私は現在、リアルタイムで追っかけているもの以外は動画配信サービスで、隙間時間を利用して視聴しています。動画配信サービスは、バラエティー豊富なので、どれを選ぶか迷ったらぜひ下記のエントリーも参考にしてください!

 さあ、じゃあ張り切っていってみましょう!長い記事になってしまったので、時間がない方は、お好きなところからどうぞ!

【ページスピード改善】

※一部映像化が見つからなかった作品がありますが、そちらは紹介のみとなります。

※動画サイトのリンクは更新時点での掲載確認が取れたものです。視聴する場合は現在も配信されているかご確認ください

おすすめドラマランキング100位以降の作品

112位 あすなろ白書

なるみ(石田ひかり)は大学入試の時、シャーペンを貸してくれた掛居保(筒井道隆)と交際をはじめことになる。なるみを中心とした五人のキャンパスライフを描いた作品。

1990年代の学園ドラマの代表作です。天真爛漫ななるみと、どこか他人に壁の有る掛居君、なるみに恋してしまう取手君など、個性あふれるキャラクターが青春のキャンパスライフを謳歌します。私はこの作品を、父と繰り返し見ていたのですが、「青春」というキラキラした時を、感じることのできる作品でした。今大活躍している役者さんが、脇役で出たりもしているため、別の意味でも楽しめる作品です。

 (1993年10月11日~1993年12月20日)

 

111位 世界一難しい恋 

一流ホテルの経営者だが内面は子供っぽく自分本位な主人公 鮫島 零治(大野智)が、34歳にして恋に落ち、不器用ながらひたむきに奮闘する様子を描いたラブコメディ。

 不器用男のラブコメディです。人気グループ「嵐」のリーダー大野君が、主役を務めるこの作品。最初は演技力に不安がありましたが、見ていくとそれは杞憂に過ぎない事がわかりました。大野君演じる鮫島と秘書、運転手の三人の掛け合いは、おなかを抱えて笑ってしまいます。また鮫島の不器用な恋も、見ていてとても応援したくなりました。まだ大野君の作品を見たことない人に、ぜひお勧めしたい作品です。

 (2016年4月13日~2016年6月15日)

 

110位 心療内科医・涼子

明邦大学付属病院で“暴走特急”と呼ばれる暴れ馬の心療内科医・涼子(室井滋)が、患者と向き合い心の治療をしていく物語

議論を呼んだ医療ドラマです。心療内科医として勤める涼子が、共依存・家庭内暴力・境界性パーソナリティー障害など、心の問題に熱く立ち向かっていきます。

視聴した当時はまだ小さかったですが、涼子の奔放な治療方法や、患者の想像を絶する様子は、今でも鮮明に覚えています。リアリティーという部分にはやや欠けたため、当時はこういうドラマの放送は、心療内科や通院患者のイメージを損なうとして議論になりましたが、それでも視聴後に観た者に『何か』を残せる作品でした。

レンタルや再放送は難しいと思いますが、今だからこそもっと多くの人に知ってほしいと感じる作品です。

(1997年10月13日 ~ 1997年12月15日)

 

109位 はぐれ刑事純情派

警視庁山手中央警察署刑事課(強行犯係主任)の「やっさん(安さん)」こと安浦刑事が、強い正義感と温かい心で、犯罪に苦しむ人達の事を常に考えながら、捜査に当たっていく姿を描いた刑事ドラマです。

人情刑事ドラマの決定版です。こちらは、私のおばあちゃんがずっと好きで、一緒に見ていた懐かしい作品です。毎回安浦刑事が、行きつけのママのところで、色々愚痴るシーンがとても好きでした。 シリーズは1988年から始まり、2005年の第18シリーズを持ってレギュラーは最後になりました。本当に長い間、たくさんの人に愛されている作品なので、ぜひ年代を問わず見ていただきたい作品です。

※第一作の映像化は見当たりませんでした※

(1988年4月6日 ~ 2009年12月26日)

 

108位 天皇の料理番

やることなすこと中途半端だった主人公の一(はじめ・佐藤健)。しかし料理と運命の出会いを果たし、料理人になりたいという夢を掴み取るため、田舎から上京してきます。そんな一が家族を愛し、師を慕い、最後には「天皇の料理番」にまで上り詰めていく物語です。

料理人の魂を見る作品です。最初は、一(はじめ)の中途半端感にイライラしました。しかし一が料理と出会い、ひたむきに努力する姿は本当に感動しました。また一の女房役の黒木華さんが、本当に一生懸命一の支えになる姿は、凛々しく美しく涙が出ました。脇役の俳優陣やセットにも、とても力の入っている作品なので、ヒューマンドラマが好きな方には、ぜひ見ていただきたい作品です。

(2015年4月26日~2015年7月12日)

 

107位 家なき子

小学生の主人公相沢すず(安達祐実)が、不遇な環境の中でも困難に負けず、強く生きていく様を描いた物語。「同情するなら金をくれ」という劇中のセリフが新語・流行語大賞に選ばれるほどのブームとなった作品です。

社会派ドラマの傑作です。一度は聞いたことのある「同情するなら金をくれ!」の、セリフが有名な今作。私は大人になってから見たのですが、すずのあまりの不憫さに胸が締め付けられるような気持ちになりました。そして、そんな環境の中でも、折れないすずの強さに本当に引き付けられる作品です。

(1994年4月16日~7月2日)

 

106位 Dr.倫太郎

大学病院に勤務する41歳の主人公・日野倫太郎(堺雅人)は、内閣官房長官を常連患者に持ち、コメンテーターとしてテレビ出演もこなすスーパー精神科医でした。しかし何不自由ない彼の前に現れた、一人の売れっ子芸者夢乃の存在が、彼のこれまでの人生を変えていきます。

精神科人間ドラマです。非常に注目してみていた作品ですが、こちらは色々惜しい内容でした。まず、堺雅人演じる精神科医にリアリティーがなさすぎました。「そんなスーパードクターがいたら、きっとみんな完治するだろうな」と思えるほどに精神科医の現実と解離していました。しかし、精神科の世界とは関係ない方たちから見たら、面白い作品ではあるのでこの順位です。

(2015年4月15日~2015年6月17日)

 

105位 未成年

大学ラグビーの花形である兄と何かと比較され、家庭内に居所がなく、将来のこともわからない高校三年生の戸川博人(いしだ壱成)が主人公の作品。同年代の若者5人を中心に、青春の過程で起こる様々な苦悩と葛藤を生々しく描いていまます。

ヒューマンドラマの問題作です。こちらは大人になってから、夫の勧めで視聴し、はまった作品です。「未成年」だから起こる葛藤や、悩みをこれでもかと、抉る描写に心臓が掴まれた気分にます。またラストは怒涛のように進んでいき、テレビの前を離れることが出来なくなりました。かなりショッキングなシーンもあるため、刺激的なドラマを観たい方にお勧めしたい作品です。

(1995年10月13日~1995年12月22日)

 

104位 高校教師

教師(真田広之)と生徒(桜井幸子)の恋愛・同性愛・強姦・近親相姦・自殺など、当時に問題となっていた「社会的タブー」を真正面から扱った作品です。またサスペンスのよう、視聴者に考えさせるラストも物議を呼びました。

禁断の愛をテーマにした作品です。こちらは、様々なメディアでも取り上げられた衝撃作です。初めて見た時の感想は、「え??これテレビで本当に放送してたの??」っというものでした。とても今ではできない描写を、圧倒的演技力の俳優陣がやり切ります。また、ラストも視聴者に託す形で終わり、その終わり方も考えさせられました。その10年後を藤木直人主演でやっていますが、ぜひ先にこちらを見てほしいと思います。

(1993年1月8日~1993年3月19日)

 

103位 ハラスメントゲーム

大手スーパー『マルオホールディングズ』の本社から、とある事情で左遷させられた、元やり手社員の秋津(唐沢寿明)が、本社に再び呼び寄せられた。内部抗争の末、本社のコンプライアンス室長に任命された秋津が、世の中にはびこるハラスメントに立ち向かう!

パワハラ・マタハラ・パタハラなど無数に増えたハラスメントに向き合うコンプライアンス室の奮闘記です。

昼行燈の秋津が見せる、ハラスメントの解決策に爽快感を味わうとともに、問題なく現代社会を生きていくのはなんと難しいことか…と考えさせられる作品でもありました。

増え続けるハラスメント問題とどう向き合うか?謎に包まれた秋津の過去とは?そして3代目マルオ社長の決断とは?現代社会を生き抜くために、1人でも多くの人に知ってほしい作品です。

 (2018年10月15日~2018年12月10日)

 

102位 デスノート

居酒屋でアルバイトをしながら公務員を目指している、ごく平凡な大学生夜神月(やがみらいと)が、デスノートを用いて犯罪者を裁いていくサスペンスドラマです。

罪と罰がテーマのサスペンスドラマです。こちらは最も有名な、映画や漫画の「DEATH NOTE」と違うキャラクター設定、脚本で描かれた作品です。私は映画も漫画も見ていて、映画版がデスノートの至高と思っていましたが、正直こちらも面白かったです。二番煎じ感があるかなと思ったのですが、月のキャラクターはこちらの方がリアルでした。ぜひ、食わず嫌いせずに「DEATH NOTE」ファンにも見ていただきたい作品です。

(2015年7月5日~9月13日)

 

101位 Around40 〜注文の多いオンナたち〜

主人公緒方聡子(天海祐希)は、39歳の独身精神科医で、仕事にはやりがいも感じ、一緒に遊ぶ親友もいるそんな独身貴族を謳歌していました。そんな彼女の前に突然「エコ」にこだわる臨床心理士、岡村 恵太朗(藤木直人)が現れます。40前後の、微妙な年齢の女性の心情を赤裸々に描いる作品です。

アラフォー女のラブコメディです。こちらはもはや定着している、「アラフォー」という言葉を世に広めた作品。人生に満足しているけど、ちょっと複雑な心境を持つ、独身女性に寄り添った内容です。主婦である私には、かっこいいと思える生き方をしている彼女たちには、こんな悩みがあるのか。と非常に考えさせられました。30代40代女性なら、絶対に見て何かを感じる作品です。

(2008年4月11日 ~2008年 6月20日)

 

おすすめドラマランキング100位~91位

100位 ナースのお仕事

ドジな新米ナース・朝倉いずみ(観月ありさ)が、笑いあり、涙ありの経験を重ねて、一人前の看護師として成長していく物語です。

看護師ドタバタコメディです。こちらは、続編もたくさん出ている人気作です。朝倉が松下由樹演じる主任を、「せんぱーい」と涙声で呼ぶシーンには、何度も笑わせてもらいました。またギャグだけでなく、朝倉が患者と正面から向き合う姿には、涙した回も多くありました。不朽の名作なので、笑いたいときに是非どうぞ。

(上記画像はザムービーのものです)

(1996年7月2日 -~1996年9月24日)

 

99位 危険なアネキ

実家が倒産したことも、父親が亡くなったことも、3,000万円もの借金を抱えていることも黙っていた、偏差値は低いが天真爛漫で心優しい寛子(伊東美咲)と、頭脳明晰ながら心を閉ざした弟・勇太郎(森山未來)との姉弟愛描いた作品です。

兄弟愛がテーマのコメディドラマです。天真爛漫すぎる姉に、振り回せれつつ成長する勇太郎がよかった作品。でも姉弟というよりは、恋人のような距離感に、ちょっとハラハラしながら見てしまう場面もありました。総合的に良かったのですが、後半はあまりシリアスに傾きすぎず、もう少し軽い感じで見れたら、もっといいドラマだったなと思う、ちょっと惜しい作品です。

(2005年10月17日~2005年12月19日)

 

98位 あなたのことはそれほど

美都(波留)は、ドストライクの好みではないけど、誠実で好青年の涼太(東出昌大)と結婚し、それなりに幸せな生活を送っていた。しかし偶然、初恋の相手有島(鈴木伸之)と再会してしまい、昔の気持ちが忘れられず不倫に走ってしまう。それでも愛することを決めた夫、逃げる妻、不倫相手、彼らがたどり着いた結末とは。

 他に類を見ないW不倫ドラマです。基本的に不倫ドラマはあまり好きではありませんが、こちらは他の不倫系ドラマとは一線を画す仕上がりになっていました。

第一話から美都の頭の中のお花畑ぶりにめまいと怒りを覚え、話数を見るにつれ今度は夫である涼太の歪な愛に恐怖します。不倫ドラマだと思ってみていると、途中からサスペンスドラマを観ている気分になりました。

ラストも不倫された側の重みのある一言や、表情が秀逸で、不倫系のドラマが嫌いな人に程おすすめしたいドラマです。

(2017年4月18日 ~2017年6月20日)

 

97位 陸王

100年の歴史を持つ老舗足袋屋の『こはぜ屋』は、時代の流れから存続の危機に瀕していた。4代目社長宮沢(役所広司)は、起死回生の1手として『ランニングシューズ』の開発に乗り出す物語

不屈のヒューマンドラマです。老舗足袋屋にしかない縫製技術とド根性で、資金不足や大手スポーツメーカーによりる妨害を、こはぜ屋の社長や社員たちが血の涙を流し苦悩しながら乗り越えていきます。

こはぜ屋が命運を共にすることを決めたランナー茂木との絆、社長宮沢の社員を思うが故の決断に、何度も涙がこぼれました。細い綱渡りのような展開に、最後までハラハラが止まらない作品です。

(2017年10月15日~12月24日) 

96位 義母と娘のブルース

数年前に母を亡くした宮本みゆき(横溝菜帆)の元に現れたのは、父の婚約者を名乗るバリバリのキャリアウーマン亜希子だった。ちょっと抜けてるシングルファーザーの良一(竹野内豊)と、難しいお年ごろのみゆき、そして母としてのスキル0の亜希子、3人の家族の行方は?

心温まるホーム恋愛ドラマです。最初は敵意むき出しのみゆきが、少しずつ不器用だけど母業を頑張ろうとする亜希子に、心動かされる姿は心がほっこりと温かくなりました。

ホームドラマだけなく、不器用な亜希子が天真爛漫で優しい良一に惹かれている様子も見逃せません。不器用な恋に泣き、家族の絆に心洗われてください!

(2018年7月10日~9月18日)

 

95位 スローダンス

自動車教習所の指導員を務める芹沢理一(妻夫木聡)は、大学時代、映画監督を目指していたが、現実を見て夢を追わず今に至っていた。そんな理一が、色んなことにブレーキをかけない女、牧野衣咲(深津絵里)と再会することから、新しい物語が始まっていく。

夢を諦めた大人に送るラブコメディです。丁寧なシナリオと演技に、自分も大人になる過程で一度は体験した葛藤を、思い起こしました。また深津絵里演じる衣咲の可愛いセリフには、女の私でもノックアウトされそうでした。

(2005年7月4日 ~2005年9月12日) 

 

94位 ランチの女王

ランチが大好きな麦田なつみ(竹内結子)は、成り行きから洋食屋「キッチンマカロニ」で住み込みで働くことに。そんななつみと鍋島家の、不思議な家族愛に心温まり、笑える作品です。

洋食屋ホームドラマです。個性豊かな鍋島家の四人兄弟と、なつみの絶妙なやり取りにはまりました。また作品中に出てくる料理はどれも本当に美味しそうで、よだれが止まりません。恋愛、家族、仕事への情熱、どれもとてもきれいに描かれている、珠玉の作品です。

(2002年7月1日 ~2002年9月16日)

 

93位 空から降る一億の星

独身の刑事、堂島完三(明石家さんま)は妹の優子(深津絵里)と二人暮しでした。しかし完三が、ある事件の担当になり、偶然出会ったコック見習いの片瀬涼(木村拓哉)を犯人と疑うことから始まる物語です。

ラブサスペンスドラマです。明石家さんま、木村拓哉のダブル主演で話題をさらいました。こちらは有名すぎて、見ていない方でも内容を知っている方も多いかもしれません。しかし先入観を捨てて没頭すれば、この物語の悲しさ、切なさに涙することなります。ぜひ初見の方は、レビューなどを観る前に見ていただきたい作品です。

(2002年4月15日 ~2002年 6月24日)

 

92位 世界の中心で、愛をさけぶ

中学時代恋に落ちた朔太郎( 山田孝之)とアキ( 綾瀬はるか)。しかしアキが白血病に倒れ、二人の恋は悲劇へと変わっていきます。

切ないラブストーリーです。原作、映画ともに有名な作品ではありますが、私はドラマが一番完成度が高かったと思います。アキの白血病で日に日に弱っていく姿は、本当に見ている方も辛くなるほどでした。原作の世界観を壊さず、ここまで綺麗に仕上げたドラマは中々ありません。泣きたいときに是非どうぞ!

(2004年7月2日~2004年9月10日)

 

91位 オレンジデイズ

普通の大学4年生・結城櫂(妻夫木聡) と、病気で4年前に聴覚を失い心のを閉じてしまった萩尾沙絵(柴咲コウ)のラブ・ストーリーです。

ピュアラブストーリーです。こちらは視聴後、あたたく爽やかな気持ちになりました。通常の青春ドラマや恋愛ドラマよりも、紗絵が抱える聴覚障害にまっすぐ向き合う二人が、心の琴線を強く刺激しました。ラストまで圧巻のシナリオなので、安心してみることが出来ますよ。

(2004年4月11日 ~2004年6月20日)

 

おすすめドラマランキング90位~81位

90位 斉藤さん

なかなか強くなれない日和見主婦、真野若葉 (ミムラ)の引っ越し先にいたのは、「ダメなものはダメ」と、己の正義を貫く斉藤さん(観月ありさ)でした。

 キッパリ主婦の痛快活劇です。なんでもきっぱり言い切る斎藤さんに、胸がすく思いがする作品。現実でここまですると、軋轢を生みそうですが、だからこそドラマでかっこよく決める斉藤さんに、支持が集まったのだと思います。現在ママ友などで悩んでいる方に、ぜひおすすめです。斉藤さんのカッコイイ生き方に、スッキリすること間違いなしです。

 (2008年1月9日 ~2008年 3月19日)

 

89位 ラストフレンズ

DV、セックス恐怖症、性同一性障害など社会問題を、正面から扱い描いている作品。そんなそれぞれに悩みを抱えた若者たちが、シェアハウスで共に生活する中で、人とのつながりの大切さを実感し、成長していく物語です。

社会派サスペンスドラマです。見始めたときは、及川役の錦戸亮のDⅤに、殺意すら覚えました。それぞれ抱える悩みは違いますが、どのテーマも非常に興味深いものでした。ただ、ラストは賛否分かれるものになっているため、納得できるか、という部分は疑問です。しかし、性同一性障害で悩む瑠可役の上野樹里は、のだめの時とは全く違う魅力を見せていて、それだけでも見ごたえはある作品でした。

(2008年4月10日 ~2008年 6月19日)

 

88位 花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜

主人公芦屋瑞樹(堀北真希)は、憧れのハイジャンパーに会うため、アメリカから単身男子校にやってきました。そして、イケメンたちの巣窟の桜咲学園に男装して通うことになります。

イケメン逆ハーレム学園ドラマです。こちらは本当に豪華なメンバーに鼻血物の作品です。佐野役(小栗旬)中津役(生田斗真)などほかにも豪華メンバーで、リアル逆ハーレムな感じになっています。また原作に比べ、佐野のツンデレな様子にも非常に萌えの要素がつまっていました。2011年に前田敦子でリメイクされていますが、ぜひこちらから見ていただきたい作品です。

(2007年7月3日~2007年9月18日)

 

87位 華麗なる一族

関西最大財閥の長男で、夢と理想に溢れた万俵鉄平(木村拓哉)とその一族の物語です。融再編や銀行合併などの金融社会を背景に、皮肉な運命を背負った一族の愛と憎しみ、葛藤と崩壊が描かれています。

悲劇の一族を描いた、壮大なヒューマンドラマです。圧倒的スケールの原作を、うまくまとめた作品。私は初代を知らないのでこちらをランクインにさせていただきました。次第に、金融界という大きく深い渦に、飲み込まれていく鉄平の様子に、息がつまるほど苦しくなりました。大変面白い内容ですが、バットエンドが苦手な方にはお勧めできません。

(2007年1月14日 ~2007年3月18日)

 

86位 女王の教室

本物の女王の様な態度で、クラスを支配する女教師・阿久津真矢(天海祐希)と半崎小学校6年3組の児童との、1年間にわたる「闘い」を描いた学園ドラマです。

新しいタイプの熱血教師のドラマです。阿久津先生の怖いまでの、温度のない表情に最初は不快感や、リアリティのなさを感じましたが、見進めるにつれそれは大きな間違いだったとわかりました。彼女の正論すぎる正論が胸に刺さり、またこんな先生が実際にいたら教育の現場はもっと変わるのでは?と思わされます。「金八先生」などの熱血物ではありませんが、確実に現在の教育の現場に一石を投じた作品です。

(2005年7月2日 ~2005年9月17日)

 

85位 14才の母

14歳の少女の、妊娠出産を取り上げた社会派ドラマです。主人公の一ノ瀬 未希(志田未来)が思いがけず妊娠してしまうことにより、家族や学校を巻き込み大きな嵐が巻き起こります。

未成年の妊娠出産を描いたヒューマンドラマです。こちらは、話題作となってから見た作品です。14才という若さで、命の選択を迫られる未希が可哀想にもなり、しかし大きな憤りも感じました。ただ好きな相手との行為に、こういう結末を理解できていなかったというのは、実際にもある話だと思うので、特に若い方に見てほしい作品です。

(2006年10月11日 ~2006年 12月20日)

 

84位 メイちゃんの執事

東雲メイ(榮倉奈々)は、突然事故で両親を亡くしてしまいます。しかしその葬儀に現れた人物により、実は父は大富豪の長男であることを知らされ、一夜にしてお嬢様になったメイの物語です。

乙女の夢がつまった学園ドラマです。現実は色々あるけど、ドラマだから夢見たっていいじゃない!という内容がこれでもかと詰まっています。執事役の水島ヒロを筆頭にイケメン揃いで、それを堪能するだけでも十分見る価値がある作品です。学費が月一億だったり、と設定に首をかしげるところもありましたが、この作品はそういう設定すら楽しむものなんだと、思えるようになりますよ。

(2009年1月13日 ~ 2009年3月17日)

 

83位 明日があるさ

主人公浜田(浜田雅功)が総合商社を舞台に、不況と戦う作品です。元はジョージアのCMで、それが話題を呼びドラマ化されました。

サラリーマンの哀愁漂うドラマです。CMソングに漂っていたサラリーマンの哀愁をそのままドラマにしていて、きっと世のお父さんなら刺さる内容です。また吉本芸人が多く出ていることに、批判の声もありましたが、私はそれぞれがいい味を出していて見ていて、コミカルで楽しめました。ぜひ中高年世代の方に、見てもらいたい作品です。

(2001年4月21日~2001年6月30日)

 

82位 電車男

世間からは“秋葉系”と呼ばれているヲタク青年、山田 剛司( 伊藤淳史)が、ある日、電車の中で暴れる酔っ払いから、エルメス様(伊東美咲)を救ったことから始まるピュア・ラブストーリーです。

オタク男の純愛ドラマです。恋愛経験のないせいで、なかなかうまくいかない電車男に「電車、もうちょっと根性だせよお!」と思ったり、エルメス様に「信じてあげてええ。」とお祈りしたり、キャラクターに激しく感情移入できる作品でした。また掲示板から二人を応援する個性的なキャラたちにも、たくさん笑わせてもらいました。愚直だけど、一生懸命な恋愛に、ラブストーリー好きならはまること間違いなしの作品です。

(2005年7月7日~2005年9月22日)

 

81位 砂の器

蒲田で発生した謎の殺人事件をきっかけに、和賀英良(中居正広)のあまりに悲しい過去が、少しずつ明らかになるサスペンスドラマ

ヒューマンサスペンスドラマの良作です。人間ドラマと犯罪心理の交錯が、非常に見ごたえのあるドラマです。また悲惨な運命をたどることになった親子の心情を、曲の中でもうまく表現していて、目と耳両方で作品に没頭させられます。原作もあり、ドラマも前作がありますが、私はこちらを一番に見てほしいと思い、こちらをランク入りさせました。

(2004年1月18日 ~ 2004年3月28日)

 

おすすめドラマランキング80位~71位

80位 ロケットボーイ

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小林 晋平(織田裕二)はファウルボール、をきっかけに同年代の2人と知り合います。宇宙飛行士の夢を抱く小林と、3人の友情を描いた30代の青春物語です。

中年青春ドラマです。30歳という若くもなく、かといってまだ何もできないほど気力がないわけじゃない。そんな男達がこのままでいいのか?と葛藤している姿は、共感できました。ただドラマとはいえちょっとご都合主義だなぁ、と思ってしまったのでこの順位です。しかし世の同世代の男性が見たら、もっと響くものがあるんじゃないかな?と思います。

※映像化は見つかりませんでした※

(2001年1月10日~2001年3月21日)

 

79位 悪夢ちゃん

主人公武戸井 彩未(北川景子)は表面上は明るくいい先生だったが、内面はかなり腹黒で、他人の気持ちを理解できない女だった。しかしそんな彼女が「予知夢」を見てしまう、通称悪夢ちゃんと呼ばれる女の子と出会うサスペンスコメディです。

予知夢サスペンスドラマです。最初はファンタジーの要素が多く、年齢層は低めなのか?お思いましたが、見進めるにつれて、大人もはまっていける作品だと思い直しました。他人に興味のなかった彩未が、少しずつ先生として成長していく姿には感動を禁じえません。また夢の中で、本当に白馬に乗ってやってくるGAKUTOは、あまりに王子ぶりが似合っていて笑えます。

(2012年10月13日 ~201212月22日)

 

78位 熟年離婚

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仕事一筋だった豊原幸太郎(渡哲也)が、定年退職を迎えた日の夜に、長年連れ添ってきた妻から突然記入済みの離婚届をたたきつけられるお話です。

夫婦がテーマの人間ドラマです。こちらは「熟年離婚」という言葉が、流行語にもなった作品です。仕事にかまけ家庭をおろそかにした夫が、仕事で定年を迎えた途端妻からも見放されるというショッキングな内容ですが、非常に世相を反映していて考えさせられました。中年世代の男性に、ぜひ見てほしい作品でしたが、現在映像化は見つからず残念です。

※映像化は見つかれませんでした※

(2005年10月13日 ~2005年12月8日)

 

77位 ウォーターボーイズ

唯野高校水泳部では、毎年学園祭でシンクロ公演を行っていた。シンクロに憧れ唯野高校水泳部に入部した主人公進藤勘九郎(山田孝之)は、高校最後の学園祭のシンクロ公演で、ついにリーダーに選ばれます。唯野高校水泳部が様々な試練を乗り越えて、シンクロ公演実現のため突き進む青春ドラマです。

シンクロ青春ドラマです。これを題材に自校の文化祭で、シンクロをやったところも多かったんじゃないでしょうか?男同士の友情やシンクロにかける熱い思いに、見ている方も「あの頃に戻りたい!」とつい叫びたくなります。青春時代を思い出したいときに、ぜひどうぞ!

(2003年7月1日 ~2003年9月9日)

 

76位 できちゃった結婚 

真夏の勢いで恋人でもないけど、やっちゃった平尾隆之介 (竹野内豊)と小谷チヨ (広末涼子)の間に、予期せぬベイビーが来てしまう物語です

順序が逆のラブコメディです。外車好きだったり、頼りなかったり、中々パパの自覚を持てない平尾に、チヨだけでなく視聴者もドキドキする作品。それでも、お互い少しずつ気持ちが寄り添い、またパパとママになっていく過程は、ラブストーリーとして、非常に好感が持てました。

(2001年7月2日~2001年9月10日)

 

75位 エンジン

引退レーサーと、行き場を失った子供たちとの交流を描いた作品。世界的レーサー神崎次郎(木村拓哉)は、ミスでチームを首になり帰国します。実家を頼るも、そこは知らぬ間に、様々な事情で親と暮らすことのできない子供たちがいました。子供のような夢を追い続ける大人と、大人になるしかなかった子供たちの交流を描く感動作です。

養護施設が舞台の人間ドラマです。木村拓哉主演のドラマですが、このドラマの真の見所は、入所している子供たちです。特に兄弟で入所していた、お兄ちゃんに感情移入が止まらず、号泣してしまいました。ラストもドラマだから、のご都合主義は一切ありません。木村拓哉主演のドラマを敬遠している方は、ぜひこれから見ることをお勧めします。

 (2005年4月18日~2005年 6月27日)

 

74位 恋ノチカラ

広告代理店の勤める本宮籐子(深津絵里)は、起業した売れっ子広告デザイナー貫井巧太郎(堤真一)から引き抜きにあいます。実は人違いだったとわかるのですが、本宮の意地で貫田の会社に居座ることから始まる物語です。

胸キュンラブストーリーです。本宮演じる深津絵里に、ちょっと惚れました。職人気質で、ちょっと不器用な貫田に振り回されつつも、健気に頑張る本宮を応援したくてたまらなくなります。また二人のじれったい恋愛も、ムズムズしつつも、キュンキュンできて何度見返しても、色あせない不朽のラブストーリーです。

(2002年1月10日 ~2002年 3月21日)

 

73位 医龍-Team Medical Dragon- 

教授を中心とする大学病院のヒエラルキーと戦い、患者と向き合う天才外科医朝田 龍太郎(坂口憲二)とそのチームを描いた作品。

こちらは原作が大好きで見始めましたが、冒頭の朝田の性行為シーンやリアルな手術シーンなど一話からかなり引き付けられる内容でした。また坂口憲二は原作の朝田役とはかなりイメージが違いましたが、ドラマはドラマでシナリオキャラクターがきちんと成立していました。また脇を固める俳優陣も個性派ぞろいで、いい意味で裏切られました。

(2006年4月13日 ~2006年 6月29日)

 

72位 カバチタレ

『人を信じて、いつも笑顔でいれば必ず幸せになれる』と言う理想主義の田村希美(常盤貴子)と、『信じる者は救われないわ』と言う現実主義の栄田千春 (深津絵里)のお話です。こんな正反対な2人が、色々な問題に立ち向い、力を合わせて解決していくことで、成長していく物語。

行政書士のコメディドラマです。思わずうなずいてしまう、早口セリフに何度も魅了されました。また希美と栄田さんの掛け合いは面白くもあり、思わず納得してしまう不思議な魅力に溢れていました。普段あまり触れることのない「行政書士」という仕事も垣間見え、ためになるのに思わず笑って納得する作品です。

(2001年1月11日~ 2001年3月22日)

 

71位 美しい隣人

平凡な専業主婦・矢野絵里子(檀れい)は、夫と息子の3人家族で平穏な日々を過ごしていた。ところがある日、絵里子の家の隣に引越して来た謎の美女・マイヤー沙希(仲間由紀恵)によって、彼女の平穏な生活は崩れ去っていく。

究極の心理サスペンスです。沙希の不気味なまでの作り笑いや、不安を煽る映像で先が気になり途中で席を立つことが出来ません。ただ私としては、ドラマはスッキリ終わってほしいタイプなのでこちらの順位です。

(2011年1月11日 ~2011年 3月15日)

 

おすすめドラマランキング70位~61位

70位 ウロボロス~愛こそ正義~

結子先生(広末涼子)はなぜ殺されたのか?犯人は誰なのか?“そして警察組織は何を隠しているのか?龍崎イクオ(生田斗真)と段野竜哉(小栗旬)が光と闇の世界でのし上がり、真相せまるミステリードラマです。

表と裏の世界で真相に迫る、サスペンスドラマです。二つの世界で、たった一つの真相を知るために、のし上がっていった二人の執念には、裏寒いものを感じました。また少しずつ真相のカギを握る「金時計の男」の正体がわかってくる展開に 、画面の前から動けなくなります。ただどうしても、私はラストには納得がいかなかったので、ランキング50位には入れませんでした。しかし途中までの視聴者を離さない、主演二人の演技は圧巻です。

(2015年1月16日~ 2015年3月20日)

 

69位 マルモのおきて

親友の死をきっかけに突然二人の子供を育てることになった独身男の高木 護(阿部サダヲ)。双子と人間の言葉しゃべる犬の、三人と一匹が様々な苦難に立ち向かい乗り越えていく物語

心温まるホームドラマです。 ただのホームドラマとの一番の違いは、犬のムックが人間の言葉を理解し、喋るところです。時に励まし、時に厳しく、家族を引っ張っているムックと、慣れない双子の育児に追われる護に、大きなエールを送りたくなります。見終わった後は、心がポカポカしてくるような、温かい気持ちになれる作品です。

(2011年4月24日~2011年7月3日)

 

68位 ビューティフルライフ

腕はあるのに人気がない美容師の沖島 柊二(木村拓哉)と、難病に侵され車椅子での生活を強いられながらも、健気に生きる図書館司書の町田 杏子、(常盤貴子)二人を描いたラブストーリー。

涙なしには見られないラブストーリーです。心の琴線に触れるエピソードが作品全体に散りばめられていて、見ると何かを感じずにはいられません。また杏子を通して、障碍者の苦悩やバリアフリーの重要性に気づく作品でもあります。ラストのシーンは涙なしには見れないので、ティッシュの用意を忘れずに。

(2000年1月16日~2000年 3月26日)

 

67位 大奥 第一章

大奥という閉鎖的で、特殊な環境に置かれた女性たちの、嫉妬やしたたかさ、権力の奪い合いを描いてる作品。

壮絶な女の愛憎劇です。乳母役春日局の、家光に対する執着に鳥肌が立ちます。また大奥というハーレムの状態でおこる、女性同士の熾烈な戦いには、目が離せなくなりました。また私は艶やかな十二単の衣装にも魅了され、それを鑑賞するだけでも、多いに価値の有る作品です。

(2004年10月7日 ~ 2004年10月28日)

 

66位 鈴木先生

「誰も正解を教えてくれない、それが学校だ」というフレーズの通り、どこにでもいそうな鈴木先生( 長谷川博己 )が、学校で起こりそうなことを、独自の教育理念で解決していく物語です。

リアリティーを追求した学園ドラマです。今までの熱血教師の、上からな物言いは全くなく、鈴木先生の独自の教育理論には頷くばかりでした。また最後の「鈴木裁判」では、避妊について白熱の議論が行われますが、最後の鈴木先生の言葉に、この作品の伝えたかったことを感じ取り、驚嘆しました。学園ドラマが嫌いな方でも、楽しめる仕上がりになっています。ぜひ色々な方に見てもらいたいドラマです。

(2011年4月25日 ~2011年 6月27日)

 

65位 やまとなでしこ

国際線スチュワーデスの桜子(松嶋菜々子)の夢は、究極のお金持ちのと結婚でした。しかしある合コンで、魚屋の息子中原 欧介(堤真一)を、大金持ちと勘違いして、猛アタックしてしまいます。そして二人が惹かれあう中で、本物の愛とは何かを考えさせられる物語です。

ラブコメディの傑作です。お金でしか本当の幸せは手に入れることが出来ない、と思っていた桜子が、欧介との出会いで少しずつその考えに疑問を抱きます。二人の少しずつ心が近づく心理描写が丁寧で、感情移入せずに見ることは出来ません。ラブコメ好きの方に自信を持っておすすめできる作品です。

(2000年10月9日~2000年 12月18日)

 

64位 地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子

河野悦子(石原さとみ)は、憧れのファッション雑誌の編集になることを夢見ていました。しかしやっと入社出来たのに、配属された先は「校閲部」と呼ばれる地味な部署でした。最初はイヤイヤやっていた悦子でしたが、校閲部の仕事の重要性に気づき、少しずつ成長していきます。

校閲という新しい分野に、スポットを当てたドラマです。校閲と呼ばれる普段全く気にはしていないが、なくてはならない重要な仕事の中身を、知ることが出来る作品です。また、悦子の早口でちょっと毒を吐くセリフは、思わず吹いてしまいました。

こちらの作品は、ドラマ終了後に放送されたSPをみてこそ真の完結なので、ぜひ視聴の際はSPまで見てください!!

(2016年10月5日 ~2016年12月7日)

 

63位 臨場

「臨場」とは警察用語で、初動捜査にあたることを意味する。そんな臨場の現場で、検視官倉石 義男( 内野聖陽)は他の追随を許さない観察眼で、事件の真相を暴いていきます。

検視官の視点で描いた刑事ドラマです。歯に衣着せぬ物言いで、上との摩擦も大きい倉石は検視官として、『死者の人生を、根こそぎ拾ってやる』を信条にしています。そんな倉石に検視された遺体は、死因だけでなくその遺体の、人生や心情が解き明かされていきます。真実が少しずつ明らかになる中で、涙なしには見られぬストーリーも多くありました。大人な刑事ものが見たい方にお勧めな作品です。

(2009年4月15日 ~2009年6月24日)

 

62位 JIN-仁- 

優秀な脳外科医の南方仁(大沢たかお)は、ある日突然幕末の江戸にタイムスリップしてしまう。そんな仁が人を救うことで、運命や歴史に影響を与えることを自覚しながらも、患者と向き合い続ける物語です。

タイムスリップヒューマンドラマです。最初のタイムスリップから謎に包まれ、世界観に引きこまれる作品です。歴史を変えてしまうことに苦悩しつつも、目の前の患者を救う、と決断する仁に医師としての本質を見た気がしました。ただ、一番知りたかった謎は、置いてけぼりを食らうので、見る際は「謎は謎なんだ」っと思い気にしないことをお勧めします。

(2009年10月11日 ~2009年12月20日)

 

61位 ラストクリスマス

春木健次(織田裕二)はさわやかで仕事もできるが、いまだ独身ということに悩んでいました。しかし仕事先で訪れた外国の雪のゲレンデで、清楚で可憐な女性・青井由季(矢田亜希子)と出会い、二人のラブストーリーは始まります。

王道ラブストーリーの良作です。最初は清楚でおしとやかな印象の由季が、元レディースでバリバリのガテン系で登場した時は、思わず吹き出しました。薄い壁一枚を挟んだだけの、半同棲のような二人の生活にドキドキしたり、たくさんのトキメキが散りばめられた作品になっています。織田裕二の演技が苦手という方でも、この役は彼しかできないと納得がいく作品なので、是非毛嫌いせずに見てほしい作品です。

(2004年10月11日 ~2004年 12月20日)

 

おすすめドラマランキング60位~51位

60位 きょうは会社休みます。

彼氏いない歴=年齢のこじらせ女子青石花笑(綾瀬はるか)は、ひっそりと30歳の誕生日を迎えるはずだった。しかし思いかけず、仕事先にバイト田之倉(福士蒼汰)に祝ってもらい、流れでホテルに、そして処女脱却してしまいます。こじらせ女子と、年下イケメン男子の不器用な恋の物語です。

こじらせ女子に舞い降りた、奇跡のラブストーリーです。こちらは毎回距離感の近い田之倉に、ドキドキさせられます。また私としては「花笑ちゃんは9歳も年下の田之倉君より、朝尾(玉木宏)とのほうが絶対に幸せになれるよ!」と画面を見ながら絶叫していました。可愛い年下と頼れる年上からのアプローチという、30代女子の夢がつまったドラマなので、トキメキが足りない時に是非どうぞ!

(2014年10月15日~2014年 12月17日)

 

59位 掟上今日子の備忘録

美女探偵・掟上今日子(新垣結衣)は、またの名を「忘却探偵」と呼ばれている。なぜなら、彼女の記憶は一日ですべてリセットされてしまうのだ。たった一日ですべての事件を解決する痛快スピードと、忘却のはかなさを感じる探偵物語です。

史上最も美しく、最も儚い探偵ドラマです。ものすごく運の悪い男・隠舘 厄介(岡田将生)が機密漏洩の犯人として疑われている場に、颯爽と今日子が現れます。その魅力の虜になってしまった厄介でしたが、彼女の記憶はたった一日しか持たないために、次会う時はまた「はじめまして」と言われてしまいます。ギャグものだと思って見始めたら、厄介のいくら親しくなっても、次の日には忘れられている、っというのが切なくてたまりませんでした。またラストも丁寧に終わっており、一話一話安心してみることが出来る作品です。

(2015年10月10日 ~2015年 12月12日)

 

58位 信長協奏曲

あの織田信長が、実はタイムスリップした普通の高校生サブロー(小栗旬)だった。という設定で、有名な戦国大名織田信長を描いていく新しい戦国エンターテイメントです。

歴史エンターテイメントドラマです。織田信長は、実は未来の普通の高校生で、かの裏切りで有名な明智光秀が、本当の織田信長という新しい設定が興味を引きます。また、未来人だから、こんな風にこの時代に考えることが出来たのだと、納得できる部分も随所にありました。またツンデレな帰蝶とサブローのやり取りも、ほんわか胸が熱くなります。ただし私は映画で完結とし、ラストをドラマで描かない、っというのは反則だと思ったので、50位以内のランクインはさせませんでした。現在映画もレンタルできる状態なので、ぜひ見るならドラマ+映画で完成ということを覚えてください。

(2014年10月13日 ~2014年 12月22日)

 

57位 大恋愛~僕を忘れる君と~

売れない元小説家と若年性アルツハイマー病を発症してしまった女医の、真実の愛を発見できる純愛ドラマです。

世紀の大恋愛ドラマです。お世辞にもカッコいいとは言えない、売れない小説家の真司(ムロツヨシ)を、一直線に好きになる尚(戸田恵梨香)に最初は面食らいました。

ただ、手のひらから砂が零れ落ちるように、大事な記憶を少しずつ失っていく尚を、それでも大切に大切に愛していく真司を見て、何度涙が溢れたかわかりません。

終わりが分かる物語ではありますが、小説家である真司が読む独白に胸をつかれ、尚の真っすぐな気持ちに『真実の愛の姿』を感じる作品です。

 (2018年10月12日~2018年12月14日)

 

56位 最高の離婚

几帳面な夫・濱崎 光生(瑛太)と大雑把な性格な妻・濱崎 結夏(尾野真千子)が吊り橋効果により、なんとなく結婚してしまいます。そしてお互いの生活感の違いで遂には、離婚に至ってしまう。しかし離婚してからお互いの大切さや、気持ちに気づき、新しい関係がスタートしていく物語です。

結婚て何だろう?と考えさせられる作品です。光生元夫婦も考えさせられましたが、衝撃的だったのは、もう一組夫婦上原の妻・灯里(真木よう子)の「最終的には喪主になれるかってことでしょ。」という発言には、開いた口がふさがりませんでした。ラストまでキチンの考えられており、スッキリとした終わり方にも好感が持てました。結婚というものを、再度考えさせられます。

(2013年1月10日 ~2013年 3月21日)

 

55位 5→9〜私に恋したお坊さん〜

ニューヨークで働くことを夢見る桜庭 潤子(石原さとみ)は、お葬式の席でふらつき、お坊さん(山下智久)に思いっきり灰をかぶせてしまいます。その後、なんとそのお坊さんとお見合いの席で再会し、そこから二人のラブストーリーが始まります。

お坊さんとのラブコメディです。高嶺さん(山下智久)の、真剣すぎてストーカーのようになっている行動も、潤子のツッコミと山下さんのカッコよさで、綺麗に昇華しています。最後のニューヨークに行くか、高嶺さんを取るかも綺麗に締めくくられていて、とても魅力的な作品でした。

(2015年10月12日 ~ 2015年12月14日)

 

54位 家売るオンナ

天才不動産屋 三軒家 万智(北川景子)は、売れない家はないと豪語する完璧クールビューティーな女性でした。そんな彼女が、家を売るため売主や部下たちと深くかかわっていく物語です。

不動産コメディドラマです。最初は「私に売れない家はない!」の、決め台詞の後に颯爽と吹く風や、コメディでも不自然に思える画面の見せ方に、違和感を持ちました。しかし回を重ねるごとに、そのシーンがやみつきになります。三軒家に振り回されつつ、彼女の魅力の虜になっていく、部下や同僚たちにも、たくさん笑わせてもらいました。ちょっと笑いが足りない時に、是非おすすめな作品です。

(2016年7月13日 ~2016年9月14日)

 

53位 mother

家族というものと無縁で、研究に没頭していた鈴原 奈緒(松雪泰子)は、研究所が潰れてしまい、急遽理科の教師として働くことになります。しかしそこで、虐待されている道木 怜南(芦田愛菜)と出会い、彼女の母親になることを決意する物語です。

母というものをテーマにした作品です。これほど泣いた作品は、中々ないという位、涙腺が崩壊しました。世の母親なら、必ず泣けると言いきれるほど、「母」というものについて考えさせられます。奈緒の実母うっかりさんの過去話では、本当に顔がぐちゃぐちゃになりました。ただ泣けるだけではない、心に響くドラマなので、まだの方は是非一度見てほしい感動作です。

(2010年4月14日 ~2010年6月23日)

 

52位 BOSS

凶悪犯罪に立ち向かうために作られた新部署、しかしそこは優秀だけど一癖ある者たちの集まりでした。そこに「BOSS」として就任することになった、キャリア組大澤 絵里子(天海祐希)が、曲者だらけのチームをまとめ上げていく物語です。

爽快な刑事ドラマです。かっこいい女性をやるなら、天海祐希!と言えるくらいのはまり役でした。事件の本質を見極め、犯人を鮮やかに追い込んでいく絵里子に感嘆します。また曲者なうえに、やる気がなかった部下たちが、彼女を認めていく様子も素晴らしいものでした。基本的に一話完結で見やすいため、刑事もので爽快な作品が見たい時に是非どうぞ!

(2009年4月16日 ~2009年 6月25日)

 

51位 プライド

アイスホッケー実業団チームのキャプテン・里中ハル(木村拓哉)は、恋愛もゲームと考える青年だった。しかし村瀬亜樹(竹内結子)との出会で、ハルは少しずつ変わってゆきます。アイスホッケーに燃える若者たちの恋と友情を描いた物語です。

迫力のアイスホッケーのシーンに目を奪われる作品。また恋愛も一つのゲームだと考えていたハルが、健気に婚約者を思い続ける亜樹に、心動かされるところも、繊細で丁寧に描かれています。スポ根とラブストーリーの見事な融和している作品です。
 (2004年1月12日 ~2004年 3月22日)

 

おすすめドラマランキング50位~41位

50位 絶対零度

警視庁捜査一課に新しく設置された『未解決事件特命捜査対策室』に、新人刑事・桜木泉(上戸彩)は配属されます。彼女が強烈な個性を持つ捜査員達と対立しながらも、難事件を解決していく物語です。

迷宮入りした事件を追う刑事ドラマです。刑事ドラマでは天才型の人が多い中、桜木は地道な聞き込みなどを通して、事件の真相に迫っていきます。また、迷宮入りした事件を調べるというのは、被害者にとっても、目撃者にとっても、あまり歓迎されない事実にショックを受けました。レビューなどでは、他作品のと似ていることで叩かれていましたが、こちらしか知らないのであれば、十分楽しめる作品です。

(2010年4月13日 ~2010年6月22日)

 

49位 花咲舞が黙ってない

花咲舞は東京第一銀行で窓口係として働いていました。しかしある日舞は、「臨店班」と呼ばれる問題を起こした支店に赴き、指導するという任務を与えられます。様々な問題に立ち向かいつつも、間違っていることは「間違っている」とはっきり言える舞の物語です。

きっぱりはっきり、言うこと言える女の痛快ドラマです。勧善懲悪で見ていて爽快感がある仕上がりになっています。舞の納得いかない時に「お言葉を返すようですが」を聞いたら、内心いけー!!と言ってしましました。基本的に一話完結になっており、見やすく、そして見終わった後、仕事や家庭でむしゃくしゃしていたことを忘れられる作品です。

(2014年4月16日 ~2014年6月18日)

 

48位 ST赤と白の捜査ファイル

天才 俺様系 分析官赤城左門(藤原竜也)と、エリートだけど気弱な警部百合根(岡田将生)のタッグが、難事件に挑む物語です。

サイエンティフィック刑事ドラマです。曲者ぞろいのST(サイエンティフィック・タクスフォースの略語)を人当たりが良く気弱な百合根が、おろおろしながらも、うまくまとめていく様子が、面白い作品でした。ただドラマだけで綺麗に終わらず、映画に残りを託すラストはいただけません。見るならドラマ+映画セットで見ることをお勧めします。

(2014年7月16日 ~2014年 9月17日)

 

47位 下町ロケット

元宇宙科学開発機構の職員 佃航平(阿部寛)は、父の残した工場で、日々がんばっていました。しかし大手銀行からの貸し渋りにあい、佃は絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。どんな逆境でも己の力と、仲間達の力で乗り越えていく感動物語です。

 爽快ヒューマンドラマです。話の前半でこれでもか、というくらい佃が可哀想な目に遭い、話の後半でそれをひっくり返し、相手を完璧に屈服させる内容は、一話一話でスッキリした気分を味わうことが出来ます。内容も小さな下町工場の小さな部品が、宇宙船の肝を握るようなキー部品になっていて、夢がありました。どの年代が見ても、爽快感と夢を追うことの大切さを教えてくれる作品です。

(2015年10月18日 ~2015年12月20日)

 

46位 デート~恋とはどんなものかしら~

超堅実化で結婚を契約と考えてしまう藪下 依子(杏)と、自分を高等遊民と称しニートと同じ生活を送る谷口 巧(長谷川博己)との、不器用な恋愛を描いた物語です。

恋愛能力0男女のラブコメディです。 巧の高等遊民とと称しニート生活を送る姿に、イライラして見ていましたが、そうなった理由が明かされた時には、胸が締め付けられました。また変わり者の依子との恋愛も、まどろっこしいを通り越して、笑いを誘いましす。ラブコメディものでもちょっと異彩を放つ作品なので、普通のラブコメに飽きた方にぜひおすすめしたい作品です。

(2015年1月19日 ~2015年 3月23日)

 

45位 アットホーム・ダッド

山村 和之(阿部寛)は念願のマイホームを手に入れるも、リストラされ失業してしまいます。そんな山村が「専業主夫」として、家事や育児を頑張る物語です。

 専業主夫ドラマです。古い考えを持っていた山村が、家事に悪戦苦闘する姿に、笑いがこぼれます。また専業主夫の先輩 杉尾 優介(宮迫博之)との、掛け合いも見どころです。家族の在り方の多様性を、この時期に示した、面白い作品です。

(2004年4月13日 ~2004年6月29日)

 

44位 ラスト・シンデレラ

仕事に邁進し、女性であることを忘れかけていた遠山 桜(篠原涼子)が、プロのBMXライダーの佐伯広斗 (三浦春馬)と出会うことで人生が大きく変わっていく物語です。

オス化女子のラブコメディです。最近の民放ドラマでは珍しく、お色気要素も含んだ内容になっており、お色気担当の志麻さん( 飯島直子)には、女の私でもドキドキしました。また恋愛から遠ざかったアラフォー女子桜が、可愛い年下広斗に好意を抱きつつも、不安ななるというのは、現実味があり桜を応援せずにはいられません。アラフォー女子ならば、共感できる内容満載なので、ぜひ見ていただきたい作品です。

(2013年4月11日 ~2013年 6月20日)

 

43位 アイム ホーム

事故で過去五年の記憶を失った家路久(木村拓哉)は、現在の妻と子供が仮面をかぶったように見えてしまう。真実を知るべく久は、手元に残された10本のカギの束を元に、自分の過去を探っていく物語です。

家族というものを振り返る、サスペンスドラマです。私は仮面をかぶった妻の恵(上戸彩)や子供の顔が、怖くてトラウマになりそうでした。しかし久がずっと謎だった、妻と子供が仮面をかぶっているように見える理由も、かなり納得できるものでした。サスペンス、そしてホームドラマの暖かさを兼ね備えた作品です。

(2015年4月16日 ~2015年6月18日)

 

42位 最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜

家業の「葬儀屋」を嫌っていた井原 真人(山下智久)だったが、父の急死により、急遽家業を継ぐことになります。偶然知り合った新米女刑事坂巻 優樹 (榮倉奈々)と共に、「訳アリ死体の回収」というシビアな現実に向き合う物語です。

葬儀屋を舞台にしたサスペンスヒューマンドラマです。葬儀屋を継ぐつもりなど、さらさらなかった真人が、自分が原因で自殺したかもしれない遺体と向き合います。そこで優樹の手を借りながら、事件の真相に迫り、葬儀屋としてのやりがいを見出していきます。普段触れることのない、葬儀屋というものにスポットを当てた面白い作品でした。

(2012年1月12日 ~2012年 3月15日)

 

41位 野ブタをプロデュース

転校生でいじめられっ子の小谷 信子(堀北真希)を、クラスで人気者の桐谷 修二(亀梨和也)とその親友の草野 彰(山下智久)の二人でプロデュースして、人気者に生まれ変わらせる物語です。

異色の青春学園ドラマです。転校生の信子は家庭環境などから、暗く笑顔がない少女でした。それを見かねた修二と彰のコンビが、信子を明るい人気者に変えるべく奮闘します。一話一話に、突き刺さるようなメッセージ性が込められている作品です。また最初は変わろうと二人に提案されるも、過去のトラウマで逃げたばかりの信子でしたが、修二が大切に思っていた柳の木を見て、「私大きな木になれるかな。」と呟くところは本当に印象的でした。つらいいじめのシーンもありましたが、信子の瞳に少しずつ明るい光が戻るのは応援せずにはいられません。ジャニーズだからと、見ていない人はもったいない!大声で言いたい作品です。

(2005年10月15日 ~2005年12月17日)

 

おすすめドラマランキング40位~31位

40位 GOOD LUCK!!

新海 元(木村拓哉)は昔からの夢であるパイロットになり、機長を目指していました。航空整備士である緒川 歩実(柴咲コウ)とは、しばしば衝突するものの次第にお互いを認め合い、惹かれ合っていく物語です。

熱血航空機ドラマです。飛行機を飛ばすというのはこんなにも大変で、こんなにも多くの方が頑張っていることに驚きます。また熱血な新海と、冷静沈着で厳しい香田のやり取りも必見です。憧れるけど、普段なかなか見ることのできない、パイロットという世界を垣間見ることのできる作品です。

(2003年1月19日~2003年3月23日)

 

39位 家政婦のミタ

崩壊寸前の家族の前に現れたのは、なんでも完璧にこなすが、感情がない三田(松嶋菜々子)でした。三田の常識こえた行動に、混乱する阿須田家でしたが、次第に家族の絆を取り戻していく物語です。

空前ヒットのホームドラマの傑作です。笑わない三田さんに、ちょっと不気味さを感じますが、少しずつ明らかになる彼女の過去は、涙なしには見ることが出来ませんでした。また、殺してくれと頼む結に「承知しました」とだけ言って、ナイフを向ける様子は、狂気の世界を垣間見ました。終わり方も含めホームドラマの、傑作と言える作品です。

(2011年10月12日~201年12月21日)

 

38位 ホタルノヒカリ

外では頑張る普通のOL、ただ家の中ではぐうたら干物女の雨宮蛍(綾瀬はるか)は、ひょんなことから上司の高野 誠一(藤木直人)との同居生活が始まってしまう。不思議な同居生活から始まるラブストーリーです。

干物女のラブコメディです。雨宮と部長の掛け合いは、笑いを誘いそして二人の恋には胸キュン要素がたくさん詰まっています。同じ女として、「家がやっぱり落ち着くなあ」や布団からとれる範囲に、全てがある完璧配置には、密かにうなずいてしまします。多くの女性たちが共感できる作品です。

(2007年7月11日 ~2007年 9月12日)

 

37位 ドクターX〜外科医・大門未知子〜

誰にも従わなず、何にも属さないスーパー外科医大門大門未知子(米倉涼子)は、フリーの外科医として活躍していた。そんな 未知子が大学病院という魑魅魍魎の巣窟で、気高く医療と向き合う物語です。

 本格医療ドラマです。「私、失敗しないんで」っというセリフに何度しびれたかわかりません。また医療行為の必要のないことは、握手まで断るっ徹底ぶりで、本当に孤高の存在を貫いています。なかなか社会に出るとここまできっぱり言えないので、未知子を見るだけで、すっきりする事請け合いな作品です。

(2012年10月18日 ~2012年12月13日)

 

36位 三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!〜

定年退職後、時間があるかはじめた、三匹のおっさん達による私設自警団のお話です。剣道の達人 キヨ(北大路欣也)・柔道の達人 シゲ(泉谷しげる)・頭脳派ノリ(志賀廉太郎)、今日も三人のおっさん達が町の平和を密かに守っていきます。

 正義の味方のドラマです。原作の大ファン私ですが、ここまで小説の中からでてきたような配役は凄いの一言です。特に一見いいオヤジ風ですが、2丁の改良スタンガンを武器にする、一番危険なノリが、あまりのはまりっぷりに爆笑してしまいます。町の悪事は許さない痛快活劇ここにありです!

(2014年1月17日 ~2014年 3月14日)

 

35位 美女か野獣

鷹宮 真(松嶋菜々子)は視聴率低迷にあえぐテレビ局にヘッドハンティングされ、番組契約チーフプロデューサーに就任します。そして、同様にテコ入れのために派遣された、番組は楽しく作るがモットーの永瀬 洋海(福山雅治)と共にぶつかりながらも、番組を作り上げていく物語です。

テレビ局を舞台にしたラブコメドラマです。視聴率史上主義の真の潔いまでの徹底ぶりに惚れる作品です。ネタを取るためなら、自分の親や権力にも立ち向かう姿は、輝いていました。またちょっと軽そうだけど、番組を作ることには情熱をかけている永瀬も魅力的でした。テレビ局という、未知の世界の裏側を知ることが出来る、新しいドラマです。

(2003年1月9日 ~2003年 3月20日)

 

 34位 増山超能力師事務所

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増山超能力士事務所は一見普通の探偵事務所だが、実は調査員はすべて超能力者だった。パイロキネシス、サイコメトリー、テレパス様々な超能力師たちが難事件を解いていく!

能力者達のドタバタストーリーです。超能力を持っているせいでそれぞれ悩み、様々なものを抱えながら生きてきたメンバーが、「めんどくさいなあ~」と言いつつも面倒をみる増山さんの元に集まっています。

発火能力、サイコメトリー、テレパスなどお馴染みの能力を生かした、調査は必見です。第10話「帰ってきたのは貴方のため」は、ラスト衝撃と納得の展開で、このドラマの真髄を見ました。惜しい点はドラマですべてが完結せず、映画に持ち越しになった点でした。映画も視聴したら、また順位を見直す予定です。

(2017年1月5日~2017年3月23日) 

 

33位 コンフィデンスマン

ダー子(長澤まさみ)、僕ちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人の天才詐欺師が、人の心の中まで入り込み信用させて見事詐欺を成功させる痛快詐欺エンターテイメント!

現代版ルパン三世復活です!ダー子の大胆な作戦に驚き、僕ちゃんとの掛け合いに笑い、最後は詐欺られた人だけでなく視聴者をも騙す展開に笑いと、感動をもらいました。

コメディ色は強いですが、回を重ねるごとに癖になる面白さがたまりません!ラストは視聴者があっと驚くダー子たちの策略にハマること間違いなしです!

個人的に長澤まさみさん主演のドラマで一番おすすめの作品です! 

 

32位 アンナチュラル

『不自然な死』を究明するUDIラボ。そこで働く法医解剖医三澄ミコト(石原さとみ)中堂系(井浦新)達が、不自然で不条理な死と、科学の力で戦う物語

サスペンスドラマの傑作です。1人暮らしをしていた息子の突然死に疑問を持った中年夫婦から始まる1話では、死因が突然死、殺人など二転三転四転し、最後まで全く展開を読むことができませんでした。

口が悪すぎる解剖医の中堂と、UDIラボのメンバーのやり取りに吹き出すなど、緩急をつけた中『死の報復』では、被害者の婚約者の苦悩と決断に息をのみます。

サスペンス好きなら、事件の悲しさや謎の深さに驚き、真面目なのにコミカルに見えるやり取りが癖になる作品です。

 

31位 白い巨塔

大学病院という特殊な場所で、財前五郎(唐沢寿明)と東貞蔵(石坂浩二)の苛烈な権力争いと、それに巻き込まれる患者や医師たちの姿を、生々しく描いた物語です。

 医学ドラマ超大作です。第一部では財前と東助教授の苛烈な権力争いと、その渦中で里美(江口洋介)のような権力に興味がない医師が対照的に描かれています。同作は五度目のリメイク版ですが、私はこの作品しか知らないので、冒頭の手術シーンそしてドロドロとした大学病院の特異な環境に、釘付けになりました。

※2019年5月22日~26日の5夜連続テレビ朝日で、財前五郎を岡田准一さん、里美を松山ケンイチさんでリメイクが決まりました!まだ『白い巨塔』を見たことがない人はこちらもチェックしてみてください!

(2003年10月9日 ~2004年3月18日)

 

おすすめドラマランキング30位~21位

30位 ドラゴン桜

元暴走族の現在三流弁護士桜木 建二(阿部寛)が、独自の理論と方法で落ちこぼれ達を、東大合格に向けて導いていく物語です。

新しい熱血勉強学園ドラマです。桜木の胸に突き刺さり血が出そうな、容赦ない言葉に現実を突きつけられる気分になります。「社会にはルールがあり、そのルールの中で生きなければならない。しかしそのルールは、常に頭のいいやつに都合のいいように作られている」当たり前だけど目から鱗が落ちるようなセリフでした。いつか子供に、「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれたときに、是非見せたい作品です。

(2005年7月8日 ~2005年9月16日)

 

29位 ごくせん

不良だらけの男子校にやってきた、新米教師の山口 久美子(仲間由紀恵)は、実は実家が泣く子も黙る極道一門、大江戸一家だでした。そんな熱血で、喧嘩にめっぽう強い最強教師が、問題だらけの不良たちとの様々な問題に熱くかかわっていく物語です。

熱血極道先生ドラマです。のちにシリーズ化して有名な作品ですが、やはり第一作目のこちらが群を抜いて面白いです。不良たちからも一目置かれるリーダー的存在の慎(松本潤)が、ヤンクミが暴走しかけたときに、ストッパーになるなど、慎の活躍も見どころです。金八先生など学園青春ドラマが好きな方は、まず間違いなくはまる作品なので、ぜひどうぞ!

(2002年4月17日 ~2002年7月3日)

 

28位 99.9 -刑事専門弁護士-

日本は立件されると、99,9%有罪が確定してしまう刑事事件。そんな刑事事件を専門に扱う弁護士(松本潤)たちが、残りの0,1%の無罪を勝ち取るために努力する物語です。

痛快弁護士ドラマです。お金にならない刑事事件ばかり引き受ける、深山 大翔(松本潤)は、大手事務所からヘッドハンティングされ、民事専門でやり手の、佐田 (香川照之)と共に、事件の真相を追っていきます。コントのような深山と佐田のやり取りだけでなく、所長である斑目(岸部一徳)のタヌキおやじぶりには、背後にタヌキの尻尾が見えてきます。テンポよく進む話や、引き込まれる事件、一話完結で見やすくもなっているので、ぜひまだの方は一度見てみてください!

(2016年4月17日 ~2016年6月19日)

 

27位 ショムニ

満帆商事株式会社で会社の掃きだめと呼ばれ嫌われていた「総務部庶務二課」通称「ショムニ」。そんなショムニ所属の6人の変わり者の集まり達が、痛快に活躍する物語です。

元祖OL痛快活劇です。ショムニのリーダー的存在、坪井 千夏(江角マキコ)をはじめ、魔性の女佳奈さんや、情報通のあずさなど、個性が溢れすぎるメンバーが魅力の作品です。大騒動を起こしつつも、結局会社を窮地から救ってしまったり、大笑いしながら、ショムニのメンバーのカッコよさに惚れてしまいます。

(1998年4月15日 ~1998年7月1日)

 

26位 古畑任三郎

古畑任三郎(田村正和)が、推理力、洞察力、そして巧みな話術で犯人を追い詰めていく刑事ドラマです。

刑事ドラマの、言わずと知れた超有名作です。最初に犯人、事件の内容をすべて見せているので、推理を楽しむのではなく、古畑さんが犯人を追い詰めていく様子を楽しむ作品です。犯人の最初澄ました顔が、古畑さんに痛いところを突かれ、取り乱し始める様子に、途中から犯人を応援したくなる回もありました。ここでは第一シーズンを取り上げますが、やはり「SMAP対決」や松嶋菜々子ゲストの「ラスト・ダンス」の衝撃は、生涯忘れられないでしょう。ドラマ史に残る不朽の名作です。

 (1994年4月13日 ~1994年6月29日)

 

25位 ハケンの品格

あらゆる資格を持った、スーパー派遣大前 春子(篠原涼子)が、食品会社「S&F」に三カ月限定でやってきます。上司にこびず、休日出勤、残業一切しない春子は、周りから反感を買うも、次々に会社のピンチを救い、周囲から認められていく物語です。

誰にも媚びない女のドラマです。毎回春子の万能ぶりに、驚かされる作品です。また春子と正反対の性格の同僚美雪に対しては、「先輩お願いが、」「お断りします」や「先輩破産しそうなんですお金をかし、、」「だったら破産しなさい」などやりとりに腹筋が崩壊します。また毛嫌いしている東海林(大泉洋)と春子のやり取りも、見どころです。会社や社会で言いたいことを中々言えない中、何にも縛られずズバッと言ってしまう春子に、尊敬の眼差しを送ってしまうこと間違いなしです。

(2007年1月10日 ~2007年 3月14日)

 

24位 相棒

冷静沈着な杉下右京(水谷豊)と、熱血だけどちょっとおバカな亀山薫(寺脇康文)の凸凹コンビが、難事件に挑む刑事ドラマです。

刑事ドラマの超有名作。「人材の墓場」と言われる特命係に配属されてしまった、亀山は最初はふてくされていましたが、変わり者の右京さんに影響され、様々な事件にかかわることになります。どのシーズンも面白いですが、やはり第一シーズンの右京さんのツンツンぶりはたまりません。また薫ちゃんの、野生の感とも呼ぶべき、変な嗅覚にも笑いが漏れます。長くシリーズになり、多くの方に愛されるのも納得の作品です。
 (2002年10月9日 ~2002年 12月25日  第1シリーズ)

 

23位 コウノドリ

患者に寄り添う産婦人科医 鴻鳥 サクラ (綾野剛)と、奇跡の結晶として生まれてくる赤ちゃんたちの物語

産科医療の傑作です。何気なく見始めた作品でしたが、とにかく泣きどおしになってしまいました。

今までの産科ものは、赤ちゃんが「明らかに生後2か月くらいたってるだろ!」っと突っ込みたくなりましたが、こちらは逆に「えぇ、、この赤ちゃん明らかに生まれたて!?撮影とか大丈夫なの?」と心配になるほどでしでした。また、中学生の出産や、一度も目を覚まさない少女には、たくさんのことを考えさせられました。子供がいるお母さんなら、必ず泣ける作品です。

こちらだけでなく、第2作目も超良作だったため、こちらで泣けた人はぜひ続編も視聴することをおすすめします!

 (2015年10月16日 ~2015年 12月18日)

 

22位 コード・ブルー

究極の医療の最前線「ドクターヘリ」に乗ることを夢見る、藍沢 耕作(山下智久)など四人の若き候補生と指導医たちの、ヒューマンドラマです。

医療ヒューマンドラマです。医師としての限界に挑戦している彼らに、心揺さぶられる作品です。ドクターヘリとはいえ限られた医療機器、迅速さが何より求められる判断に息つく暇もありません。トンネル事故の現場はまさに地獄絵図で、きっと本当の災害が起こったらこうなるのだろうな、身につまされました。内容、キャスト共にドラマ史に残る医療ドラマです。

(2008年7月3日 ~2008年 9月11日)

 

21位 離婚弁護士

超エリート弁護士 間宮貴子(天海祐希)が、独立するも前事務所に邪魔をされ、開店休業状態に陥ってしまう。そこで仕方なくどの弁護士も嫌がる民事訴訟、特に離婚案件などを扱い始めるが、その仕事の中で、間宮が弁護士として、人として成長を遂げる物語です。

弁護士物は結構スケールの大きなものが多いですが、こちらはかなり身近な案件を多く取り上げます。私は内縁の妻と本妻の回は、法律というものの難しさを感じずにはいられませんでした。内容は重いものが多いですが、コメディタッチに描かれているため、暗くならず楽しんでみることが出来るドラマです。見たら一つは誰かに教えたくなる知識が増える事請け合いです。

 (2004年4月15日 ~2004年 6月24日)

 

おすすめドラマランキング20位~11位

20位 dele(ディーリー)

依頼主の死亡を確認し、不都合なデジタル記録を秘密裏に抹消する仕事を営む坂上圭司(山田孝之)と真柴祐太郎(菅田将暉)。そんな中、依頼主の残した不都合な記録が、事件を巻き起こしていく。

引き込まれるサスペンスドラマです。なぜ記録を自分で消せなかったのか?なぜ記録を消すのが死後でなければいけなかったのか?

二つの答えが、死者の複雑な思いを反映していました。

6話の雪の中で眠るように死んだ彼女の真実を知った時、怒りと虚無感と何とも言えない寂しさで目の前が暗くなりました。

死者達の最期の願いを二人はどうやって叶えていくのか、ぜひ自分の目で確かめてください。

(2018年7月~2018年9月14日)

 

19位 Dr.コトー診療所

東京の病院からはるか離れた離島、志木那島(しきなじま)へやってきたのは、五島健助(吉岡秀隆)だった。歓迎的ではなかった島民と、志木那島で「コトー」と呼ばれるようになった五島との、医療を通じた交流を描いた物語。

感動の医療ヒューマンドラマです。私は医療物でここまで涙した作品はありません。「救えない命」の回ではコトー先生の、悔しくて悔しくてでもどうしようもない気持ちが、見ている方まで伝わり涙腺が崩壊しました。絶対に泣ける作品なのでティッシュを片手に是非見てみてください。

(2003年7月3日~2003年 9月11日)

 

18位 きみはペット

周りからは完璧な女と思われている、巌谷 澄麗(小雪)は、ある日段ボールに入った青年を拾ってしまう。そんな不思議な出会いだったが、澄麗は青年を「モモ」(松本潤)と名付け共に生活を送るのだった。

世の女性の夢がつまったラブコメディです。ひたすら優しく癒してくれる、年下イケメンペットなんて、本当に鼻血物の尊さです。モモは人間なはずなのに、演じる松潤のおしりに尻尾の幻影を見てしまいます。外面はひたすらかっこよく、でもモモの前ではこれでもかと弱いところをさらけ出す澄麗様子が、切なくなりました。ぜひ世の働く女性に、オススメしたい作品です。

(2003年4月16日 ~2003年 6月18日)

 

17位 救命病棟24時 第二シリーズ

港北医大救命救急センターを舞台に医療の最前線の救命救急が題材です。今シリーズは進藤(江口洋介)と、研究畑から飛ばされた香坂(松雪泰子)が、ぶつかりつつも成長していく姿を描いている。

 救命医療ドラマの傑作です。左遷されたことにより、やる気のなかった香坂が、私は一万人の命を救うために研究をしてきたというセリフに、たった一人を救えなくて何が一万人だ・・という進藤の言葉が印象的でした。またラストは脳死について、深く考えさせられ、また涙しました。医療ドラマの原点と言える、最高の作品です。

 (1999年1月5日 ~1999年 3月23日)

 ※こちらだけ第二シリーズですが、第一シリーズは映像化もされておらず、その後のシリーズも大変面白いためぜひこちらから見始めて欲しく、こちらをランクインさせました。

 

16位 リッチマン・プアウーマン

IT企業社長の日向 徹(小栗旬)と高学歴なのに就職難にあえぐ、夏井 真琴(石原さとみ)との現代版「プリティー・ウーマン」です。

シンデレラ・ラブストーリーの良作です。お金持ちで才能にもあふれる日向ですが、人の気持ちというものが理解でず、様々なトラブルを起こしてしまいます。そんな日向の前に真琴が現れ、彼女に振り回されつつも、次第に相手の痛みや気持ちが理解できるようになります。二人の恋模様だけでなく、ずっと日向のよき理解者であり共同経営者だった朝比奈の心境など、心理描写がとてもきれいに描かれていました。前向きになりたい時にいい作品です。

(2012年7月9日~2012年 9月17日)

 

15位 ケイゾク 

迷宮入りの事件、警察用語で「ケイゾク」を捜査する科に配属された柴田 純(中谷美紀)は、天才的な頭脳を持っていた。そんな彼女とコンビを組むのは、たたき上げの元公安部の真山刑事(渡部篤郎)だったそんなふたりが次々に難問を解決していく物語です。

 サイコスリラーの傑作です。事件一つ一つが衝撃的なものが多く、またラストに迫るにつれて真山のの過去が次第に明らかになっていくところでは、狂った世界観に戦慄しました。精神科にわざと入院している、真山の過去の事件のキー役の人物にスイッチが入っていしまった描写は、脳裏に焼き付いて離れません。他の刑事ものサスペンスものと一線を画す作品です。

(1999年1月8日 ~1999年 3月19日)

 

14位 ロングバケーション

結婚式当日に相手に逃げられてしまった葉山 南(山口智子)は、元婚約者のルームメイト瀬名 秀俊(木村拓哉)と同居し、緩やかなラブストーリーが始まる。

ラブコメディの不朽の名作です。私の中で今でも時々思い出す、とても懐かしい作品。「人生がうまくいかない時は、神様がくれた休暇だと思おう、ロングバケーションだよ。」自分の中で何度も言い聞かせ、何度もうなずいたセリフでした。婚約者に逃げられ臆病になってしまった南や、自信のたりない瀬名に共感しつつ、恋の行方にやきもきします。ラストまで非常に見せる展開のラブストーリなので、恋愛ものが好きでまだ見たことがない方はぜひどうぞ。

(1996年4月15日 ~1996年 6月24)

 

13位 家族ゲーム

一見ごく普通の家庭「沼田家」に現れたのは、全てをぶち壊す家庭教師 吉本荒野(櫻井翔)だった。表面上の家族だった沼田家は、吉本により現実を見つめ直す機会を与えられ、本物の家族に生まれ変わるまでを描いた物語。

吉本の常軌を逸した行動に目を奪われ、またどんでん返しに次ぐどんでん返しの内容に息つく暇もなくなります。一話見てしまったが最後、最終話が気になって仕方がない作品です。また「女王の教室」のように「教育」というものの難しさも痛感させられる作品でした。

(2013年4月17日 ~2013年6月19日)

 

12位 カルテット

女二人に、男二人カラオケボックスで偶然出会った彼ら4人は偶然同じ奏者ということで、意気投合しカルテットを組むことになる。しかしその偶然には、大きな秘密が隠されていて・・・。冬の軽井沢を舞台に、生きることに不器用な4人の男女織りなす、嘘と秘密と恋の物語です。

サスペンスドラマの傑作です。最初から不自然な出会いをする4人。しかしその秘密が、1話ごとに少しずつ、少しずつあきらかになり、そして新たな謎を呼ぶ展開は、ラストまで視聴者を飽きさせない、圧巻の脚本でした。

真紀の夫視点の回想では、真紀そして夫側のどちらの心情も痛いほど理解でき、切なさに胸が苦しくなります。不器用すぎる生き方しかできない、大人だからこそのラストにも、「カルテットらしさ」を失われず納得です。

(2017年1月17日 – 3月21日)

 

11位 リーガル・ハイ 

負け知らずの最強弁護士・古美門研介(堺雅人)と真面目で正義感の強い「朝ドラヒロイン風」新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)の2人が繰り広げる、コメディタッチの弁護士ドラマです。

リーガルコメディの決定版です。こちらは、何度笑って、何度泣いたかわかりません。古美門演じる堺雅人さんに、「なぜあんな長いセリフを、しかも全く噛まずに言えるんだ!!」と強い衝撃を覚えます。また、古美門の人を馬鹿にしたような態度も、法廷での黒を白に変えるほどの説得力も、ただただ圧倒されました。内容が面白いだけでなく、蘭丸君と呼ばれる忍者や、お手伝いさんなのに無敵な服部さん達の、日常のやり取りも非常に楽しめる作品です。

(2012年4月17日 – 6月26日)

 

おすすめドラマランキング10位~1位

 10位 Love Story

リストラの危機にさらされている編集者美咲(中山美穂)が、新作が書けずにスランプに陥っている作家永瀬康(豊川悦司)の担当を任されたことから始まるラブストーリーです。

ラブストーリの傑作です。編集として一花咲かせていない美咲が、変人作家永瀬に振り回せれつつ彼の心を開き、スランプから脱出させるストーリーには胸がトキメキました。不器用で不愛想なのに、美咲の言動でシュンとしちゃう永瀬が本当に良かったです。トキメキをとりもどしたい時に是非どうぞ!

( 2001年4月15日~2001年6月24日)

 

9位 HERO

ジーンズ姿で一見チャラそうな検事久利生 公平(木村拓哉)と、生真面目だが少々天然の事務官雨宮 舞子(松たか子)がコンビで捜査をする物語です。

超有名作ですが、やっぱりこれは文句なしに面白い!ということでトップテン入りです。久利生と雨宮のやり取りも絶妙ですが、同僚検事たちとのコミカルなやり取りにも、毎回笑いがこみあげます。私は第二期、映画版すべて見ましたが、これだけ間を開けての続編で、ここまで綺麗に仕上がっている作品を他に知りません。全シリーズ通して絶対に外れがない作品です。

(2001年1月8日~2001年 3月19日)

 

8位 SUITS(スーツ)

負けた記憶のない超一流曲者弁護士 甲斐(織田裕二)と、なんでも一度読めば記憶できてしまう天才的な頭脳を持つ大貴(中島裕翔)が、タッグを組み勝利を勝ち取る弁護士ドラマです。

痛快リーガルドラマです。超一流の腕を持つ甲斐が華麗に、案件を勝利を導いていく中、少しずつ成長していく大貴が眩しい作品でした。

ライバルの五十嵐との息の合ったやり取りに笑ったり、最後のどんでん返しに驚いたり、カッコよく決める2人を見て『保存して何度も見返したい!!』と思わせてくれる作品でした。

 原作は海外ドラマで現在シリーズ8まで公開されていることから、続編を期待している作品でもあります。

(2018年10月8日~2018年12月17日)

 

7位 逃げるは恥だが役に立つ

35歳プロの独身女性経験なしの津崎平匡(星野源)が、小賢しさゆえに生きにくさを感じる森山みくり(新垣結衣)と契約結婚するお話です。

ムズキュンラブコメディです。こちらは思いっきり逃げ恥ブームに乗って見た作品です。もー、毎回ムズキュンが止まりませんでした。こんなにラブコメディにはまったのは久しぶり!と思うくらい毎回笑い、二人のすれ違いにキュンキュンしていました。最後も綺麗な終わり方で、見終わった後また繰り返してみたくなるような作品です。キュンキュンが足りない時はぜひどうぞ!

可愛いガッキーをもっと見たい人は以下の作品もおすすめです!

(2016年10月11日 ~2016年 12月20日)

 

6位 のだめカンタービレ

不思議少女のだめが(上野樹里)、俺様系男子千秋(玉木宏)に出会い、恋をし音楽に情熱を傾けていく、クラシックラブコメディです。

クラシックコメディドラマです。あの原作をドラマ化なんて絶対こける!と思ってみていましたが、これは完璧でした。どうしても原作漫画では伝えることのできない、曲のメロディーや、クラシックというものの熱量を、存分に感じることが出来る作品になっていました。原作至高主義の私ですが、このドラマは原作を超えたと言いきれる仕上がりです。

(2006年10月16日 ~2006年12月25日)

 

5位 ストロベリーナイト

女性警官・姫川玲子(竹内結子)を中心に個性豊かな刑事が難解な殺人事件に挑む刑事ドラマです。

サイコサスペンス刑事ドラマです。このドラマの一番の魅力は、犯人の異常性を映像にした時の、なんとも言い難い不気味さだと思います。またそんな異常性をはらむ、犯人達の心理も丁寧に描かれており、刑事ものの中でも犯人捜しよりも、事件を起こしてしまった背景に、着目しているところが興味深い作品でした。普通の刑事ものに飽きた方が見れば、間違いなくはまる作品です。

(2012年1月10日 ~2012年3月20日)

 

4位 Nのために

登場人物のイニシャルが全て「N」になっています。そして一つの殺人事件の真相を解明していく中で、それぞれの「N」のために深まってしまった事件の真相が、次第に明らかになっていく物語です。

セレブ夫婦殺人事件の現場に居合わせた四人の「N」達の物語です。

話数を重ねるごとに、事件の真相は何なのか?また四人の関係性はどうなのか?が気になり毎週テレビに噛り付いていました。映像、キャスト、脚本が繊細で美しく、最終回を見終えた後でも、切ない曲が耳に残り、美しい映像が脳裏に焼き付く作品でした。

(2014年10月17日 ~2014年12月19日)

 

3位 ガリレオ

変人「ガリレオ」の異名を持つ、帝都大学准教授湯川学(福山雅治)と熱血刑事 内海 薫(柴咲コウ)が、難事件を「物理学」を用いてに解明していく、刑事サイエンスドラマです。

サイエンスドラマです。一話一話に、通常のトリックではない、「物理」の知識を使った事件が、非常に新鮮でした。また変人と異名の高い湯川先生を「実に面白い。」と、言わしめて事件に乗せていく、内海刑事のやり方にも何度もクスッと笑いが漏れます。刑事ものは星の数ほどありますが、内容、キャラ、全てにこれほど満足がいく作品はまだ出会っていません。

こちらがもし面白かった時は、映画の「容疑者Xの献身」も、類を見ない内容なのでぜひチェックしてください!

(2007年10月15日 -~2007年12月17日)

 

2位 border

石川 安吾(小栗旬)は、熱心で野心的な捜査一課の刑事でしたが、銃撃事件に巻き込まれ、死者が見えるようになります。それにより石川は、より事件解決に執念を燃やしますが、法や自分自身に限界の狭間で苦悩し少しずつ狂っていく物語です。

サイコサスペンス刑事ドラマです。こちらはラストが、全く予想ができなかった作品。死者の姿が見え、しかしその能力をコントロールすることも、うまくできない石川が、少しずつ病んでいく姿は、演技とは思えない迫真のものでした。また最後の最後まで、結末が見えず、見終わった後に、これほど鳥肌が立った作品はありません。こちらは私の中で、刑事サスペンスドラマの不動の一位になっています。

(2014年4月10日 -~2014年6月5日)

 

1位 ギルティ~悪魔と契約した女~

野上芽衣子(菅野美穂)は15年前、姉の夫と息子を殺した無実の罪を着せられ、13年間も服役していました。そして出所後、自らの手で次々に、本当の犯人達を裁いていく物語です。

復讐全てを捧げた女のドラマです。私はこの物語ほど、主人公が初志貫徹している作品を知りません。こういう復讐劇は、最後の大ボスに情けをかけたり、逃げられたりして、もやもやするの事が多いのですが、そういうことは一切ありませんでした。芽衣子の悲しいまでの覚悟に、戦慄し同情の涙が流れます。私が知る中で、サスペンスの最高傑作と言える作品です。

(2010年10月12日 ~2010年12月21日)

 

おすすめのドラマの視聴方法

現在私はリアルタイムで視聴しているもの以外は、動画配信サービスを使って好きな時間に好きなドラマを視聴しています!

そこでドラマ中毒者の私が、使っている動画配信サービス比較まとめ記事を書きました!ぜひ「ドラマ大好きだけど、どのサービスを使うか悩んでいる」っという人はこちらの記事を読んでみてください!(ドラマに特化したランキングになってます!)

www.tukishiro01.com

 

選外追加

ここでは私が視聴しましたが、選外になってしまった作品を簡単な理由と共に紹介していきます。名作を選外してしまった理由など、月城の独断と偏見てんこ盛りですので、そのあたりはご容赦ください

  • 半沢直樹・・・リアルタイムで見なかったため、ものまね芸で一番いいところを何度も見てしまい、クライマックスがまったく感動できませんでした。うーんもったいないことをしました。。
  • 沙粧妙子最後の事件・・・名作ではありますが、かなりの問題作でもあるため今回の選からは除外しました。サスペンスドラマのおすすめで紹介しているので気になる方はそちらをどうぞ!
  • アリスの棘・・・こちらは私的にラストがまったく納得できなかったため選外にいたしました。過激な内容の物こそ、初志貫徹は大事だと思います。
  • A LIFE~愛しい人~・・・基本的に患者置いてけぼりで、キムタクかっこいい!!のみに噺の重点を置いていたため、共感できませんでした。
  • CRISIS 公安機動捜査隊・・・とてもむなしい気分になるドラマでした。あと、爆弾については初めての描写に驚きました。こんな警察嫌だな。。
  • リバース・・・ラストに衝撃ではなく、ここまでよくこの種明かしでひっぱったな・・という感想になってしまいました。最初は面白かったのに尻すぼみ感が否めません。
  • 監獄島のお姫様・・・最初はスリリングところや、姫が犯人にされた経緯など楽しく視聴していましたが、ラストのアッサリ解決するころにリアリティがなさ過ぎました。
  • FINAL CUT・・・サスペンスなのに、全く予想を裏切らない結末にがっかりしました。あとドラマだからといって、ちょっと現実離れしすぎているのでそこもチープに感じてしまい世界観に入れなかった作品です。
  • anone・・・暗い。暗い。とにかく暗~くなる作品でした。鬱屈した感情社会的弱者の叫び、様々なものを詰め込んでいるため人を選ぶドラマです。
  • SP・・・大好きな作品ですが、ドラマで終わっておらず映画に大事な部分を持ち越したのが残念でした。とても好きな作品ではありますが、今回は選外です。

ドラマ選外! 作品だけを集めた記事を書きました!ここには乗っていない作品も多数そちらで「なぜおすすめに入っていないか?」「評価はどうなのか?」を書いています!

 

まとめ

ここまで長い記事をお付き合いくださり、ありがとうございました!

いやー本当にこの記事は、楽しかったけど大変でした。途中何度50選くらいにしとけば、、と思ったか。。でもその分時間をかけて、満足が行く記事をかけたと思います。この中かから一つでも、お気に入りのドラマを見つけていただければ幸いです。

本当にありがとうございました!

 

月城

 

ドラマ関連エントリーはこちら!

 

 追記履歴

【2017/3/1誤字脱字訂正   協力夫氏】

【関連エントリー追加 20/3/25】 

【カルテット ランキング11位に追加 2017/3/30】

【増山超能力師事務所 ランキング30位に追加 2017/4/22】

【動画サービス追加 2017/5/4】

【選外追加・関連エントリー追加 2017/06/20】

【あなたのことはそれほど ランキング91位に追加 2017/07/05】

【陸王追記 行間修正  2018/02/25】

【アンナチュラル追記 選外追記 2018/04/20】

【選外記事追加・記事修正2018/05/02】 

【リンク追加+追記  2018/06/05】

【1選追加 2018/08/25】

【2019/01/18 5選追加】

 【2019/03/08 1選追加+白い巨塔最新情報】

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月城
アラサー主婦が専業主婦を卒業するため奮闘します。漫画・ドラマ・ヘルスヘアたまに昔話などを綴っていきます。
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