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BinaryStar詳しい感想とレビュー!トキめきまではあと一歩!

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今回はオトメイト発の恋愛シミュレーションゲーム、「BinaryStar」の詳しい感想とあらすじを紹介していきます!

前半はゲーム未プレイの方に、購入するか判断してもらえるようにネタバレ一切になしで、後半からはプレイした方に「ここは面白かったけど、ここはこう思わない??」と本音全開でお届けしていきます!


BinaryStarのあらすじ

世界的に平和と安寧を築いた国クラウド。

そんな平和な国を大混乱に陥れたのが、舐めると夢のような気分で眠りにつけるという【ホシ】でした。

【ホシ】をなめたものは、人格が変貌し、悪意が増強され【ホシクズ】になってしまったのです。

そんな国で主人公は、狂暴化した【ホシクズ】を取り締まるため結成された【天上組織】に入り、「一つでも多くの【ホシ】を回収するため」天遣になることを決意したのでした。

大きな犯罪組織と戦う、主人公たちを描いた乙女ゲームです。

人を変貌させるホシの回収や、ホシを販売して儲けるディーラーを摘発するため主人公たち天遣が潜入捜査や突破任務をクリアしていきます。

共通ルートは短めで、それぞれの攻略キャラで異なる話が展開され4つのエンドが用意されています。

主人公を含め、それぞれ「ホシ」により大切な何かを失った天遣たちが、自分の過去と向き合い成長していく物語が描かれています。

 

「BinaryStar」ネタバレなしの見どころ!と評価

ストーリー :★★☆☆☆ 

糖度    ★★★★☆

キャラクター★★★☆☆

スチル   ★★★★★

総合評価  ★★★☆☆(68点/100点)

見どころポイント:狂愛・純愛など4つのエンドが楽しめる

バイスタの見どころはなんと言っても、ホシという重めの話題に対してのホシを取り締まる天遣である、アカツキメンバーの掛け合いでした。

可愛い顔して言葉がきつい年下ミクトと毒舌正論イケメン・レイラが、ナンパ系男全開のユンを、追い詰めていく掛け合いは、何度見ても笑ってしまいます。

またエンドもベストエンドに当たる純愛エンド意外に3つのエンドが用意されているため、バットエンドが苦手な人でもこれならあり!と言えるかもしれません。

ただストーリーとしては重めの話なうえに、私としては話の作り込みが浅いと感じてしまったため、声優さんが好き!スチルが好み!という方だけにおすすめする作品です。

個人的には色々設定も凝っていて甘さも充分!スチルも美麗!なのに、もったいないなぁ~と感じる部分が多い作品でした。

BinaryStarおすすめ攻略順

BinaryStarには一部攻略制限がかけられています。

以下はおすすめプレイ順になりますのでもし、真相をゆっくり知っていきたいと考えている人は以下の順でプレイしてみてください。

公式推奨攻略順:ユン→レイラ→ミクト→チカイ→隠しキャラ

 私個人は好きなキャラから始めてしまうので、ミクト→チカイ→レイラ→ユン→隠しキャラとなってしまいましたが、ちょっと失敗したなと感じました。

チカイは真相ルートに近いためぜひ最後まで取っておくことおすすめします!(最初の方にやったのは失敗でした・・・!)

プレイ難易度・総プレイ時間・CERO

  • プレイ難易度:簡単
  • 総プレイ時間:16時間半
  • 主なプレイ系:テキスト選択形式
  • CERO:C

難易度は非常に簡単です。ツキシロのフルコンプまでの総プレイ時間は16時間半と軽めでした!CEROはCです。

4つの任務をこなしていきますが、直前にクイックセーブをしておけば簡単にクリアすることができます。

また1つエンドを見るとチャプターから好感度・狂愛度・純愛度を操作した状態でプレイできるためフルコンプもサクサク進むゲームでした。

フルコンプしたいけど作業がめんどくさいという人には、エンドだけサクっと回収できるので便利です!

BinaryStarのネタバレありのキャラ別感想

ここからは、必ずプレイした後読み進めてください!

ネタバレ全開で感想を書いていきます!それぞれ、そーだよね!と感じたり、やっぱりねと思ったり、楽しみながら読み進めてみてください!

めちゃくちゃ共感していただけたら、コメントなどをいただくと泣いて喜びます!

ユン

ヤンデレメインヒーローユン

とりあえず、一言で言うと大っ嫌いなキャラでした!!

キャラぶれ過ぎ!自己中心的すぎ!そしてそんなに被害者ぶるくせに、ミクトやレイラ、チカイト比べても一番しょっぼい過去だったのも全然同情できませんでした。めちゃ悲劇のヒーローぶっている君は何なの??

主人公が歩み寄ろうとしても、いきなり切れてきたり、ナナさんの作戦無視して突破して失敗して逆切れしたり・・・。おい、お前は一体何がしたいんだ??

と終始思ってしまいました。(ユン好きの人がいたら、すみません・・)

個別ルートでない部分では変態チックないじられキャラとして非常に好感が持てたのに、期待する個別ルートでここまで好感度が下がるキャラって逆に珍しいんじゃないかと思います。

そして、途中であまりにも苦痛だったので・・・。

シナリオ半分くらい強制スキップで飛ばして、テキストをザーッと読んで把握したくらいでした。

私以外にもユン君への不信感が大きい人が多いので、もう少しでもユンが好感がもてるキャラだったらFDとか出たんじゃないかな~と感じてます・・・。

 

レイラ

過去に親にディーラーをさせられていたという過去を持ちつつ、ナナさんの愛情のおかげで毒舌だけど真っ直ぐ育だったレイラが可愛かったです。

他のキャラは結構すぐに主人公への好意を認めて、べたべたしていたけどレイラは最後の最後まで、全てが終わってからってところがいいっすね!

(もっとラブラブしてもよかったけどね!!!)

幼少期に親に騙されてディーラーをしていたってところとか、大切な友人であるミチルに裏切られたと思ったところとか・・・。辛いシーンもあったけど、泣き虫ミチルさんと最後には和解できて、本当によかったーー!

 

チカイ

たぶん本作の中で一番芯がぶれてなかったいい男です!

父の部下でホシクズとなってしまった者に、無理やりホシを舐めさせられ、人質にされた上目の前で尊敬する父親を殺されるという本作で一番辛い過去を持っていますが、一番芯がぶれずに最後まで安心してときめけたキャラでした。

自分を抑えるのを辞めた結果が「キャハハ☆彡」という、笑い声というのはちょびっと残念でしたが(かしこまったチカイの方が好み…)それでも、ハッピーエンドを微笑ましく見れ、スッキリ納得できるストーリーでした。

できれば陰で支え続けてくれた、ナチの攻略もぜひ…!!いや、いっそちょっとしたミニストーリーでもいい!!と思いましたがなくて残念。。

 

ミクト

ちょっぴりキャラが混線していましたが、ブラックな一面にギャップ萌えさせられる可愛い少年でした!

 ホシクズになり行方をくらませた兄を探すため、天遣となり「兄だけに使う傷つけない特別な糸」を作り出したミクトですが、主人公の想いが強くなり心のバランスを崩し始めます。

セクハラキャラのユンに、ものすごくブラックな感じでツッコミをしたり、主人公に対してはたまに上から目線の謎の立ち位置をする子でしたが本作で一番萌えました!!

兄に対しても想いや、主人公に対しての気持ちを伝え振られた後も健気に思い続ける様子は年下好きにはキュンキュンポイントが盛りだくさんです。

ただミクトのルートは兄サクトさんが、悲しくそして切なすぎる過去を持っていたので個人的に途中からサクトルートをやりたくて仕方なくなっていました。

 

ナナセ

主人公や他のアカツキの天遣たちをずっと導いてくれた、何でも背負い込みすぎのお兄さんです。

ストーリー的には、全てのストーリーで少しずつ隠されたいたことが、ナナセの真相ルートを見てわかるっという感じにできているんですが。。

うん!!色々読めちゃったからその辺の感動は薄かったです!

あとナナセ自体はめちゃいいキャラだったんですが、声の不安定さがどうしても耳障りでした。

低くていつものナナさんは好きなんですが、フウちゃんにちょっと動揺させられた時の甲高い「うあ!やめろ!!」とか、普通なら絶対ニマニマしなが見る場面でイヤホンを外して読み進めるという悲しいことに・・・。

あと個人的には、結構な年の差なんだからナナさんはもうちょっとフウちゃんに手を出すのにはためらいをもってほしかった。。

もっと色々葛藤して、悩んで、もだえて、それでもフウちゃんじゃなきゃダメだ!!!ってなってから、2人が結ばれたらもうちょっと評価は変わっていたかな?と感じました!

でも、ナナさんは苦労人だからとりあえず幸せになってよかったね!!

 

「BinaryStar」ネタバレ後の感想!

バイナリースターで1枚!

これさ、、、スチルは満足!甘さも満足!だけど一番大切なストーリーがダメダメ…というオトメイトのやりがちパターンの王道を行ってしまった感じです。

せっかく主人公がとってもいいキャラで、こんな子をみんな好きになるはなぜ??ということがなく、トレーニングや任務に打ちこむ熱血女子!!として好感を抱けたのに、ホシという重いテーマに対して、男性陣のトラウマへの心理描写が少なすぎて全く「気の毒だな…」と感じられない所がダメだったなと感じます。(だからチカイとレイラに関しては十分、辛さを感じたのでこの中ではちゃんと感情移入できてプレイできました!!特にチカイの前向きさは眩しかった!!)

 

これやるなら、たぶんユンじゃなくてキリ、ミクトじゃなくてサクト、ナナじゃなくてアユミが攻略キャラだったら間違いなく売れた作品になったんじゃないかな~と感じてもったいねーーー!!!と思ってしましました。(ファンディスクが出たら、多分攻略できるようになったと思うんですがもうかなり前の作品なので復活はないかな~・・・。)

 

あと一番「は⁉」ってなったのが、なぜか天遣の管轄にも忍び込めて、暗殺もできて、ハッキングもできるっていうアユミの片腕的ポジションの立ち絵もなかったこと!!え?は⁉これで終わり??あんだけ色んなルートで思わせぶりにやっといて??ってなったよ・・・。

 

テキスト系ってサクサク進む反面やっぱり、重めのテーマだとやっぱりちゃんと彼目線のストーリーをもっと練ってくれないと「あーーー、、君はこんな程度でひねくれるんだ…(興覚め)」となって、そこから全くストーリーが入ってきませんね。

スチルや甘さ、そしてキャラたちの掛け合いはよかったものの、何度も繰り返しやりたくなる中毒性や広めたくなるストーリー性が薄かったので、浅めの乙女ゲーマーにはおすすめできるかもしれませんが、胸を張っておすすめですよ!!!とはいえない作品でした。

 

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※「BinaryStar」に使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。

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月城
月城
アラサー主婦が専業主婦を卒業するため奮闘します。漫画・ドラマ・ヘルスヘアたまに昔話などを綴っていきます。
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