一人ぼっちの夜。
辛いことがたくさんあった時。
誰でもいいから話を聴いて欲しい、と思ったことはありませんか?
身近に家族や恋人がいたとしても、深く傷付いている胸に内を打ち明けるのが怖かったり、心配をさせたくないからと、本音を話せないことはありませんか?
今回はそんなあなたへ向けて、辛い気持ちを吐き出す場所、誰かと話したいという気持ちを救い上げてくれる場所を紹介していきます。
私自身も昔利用していた時の、よかったところ・困った所という実体験も載せていきますので、ぜひあなたの気持ちを吐き出す・そして寂しさを包む場所を探してみてください。
目次
誰かと話したい時の対処法
匿名での相談窓口を利用する
誰かと話したい、けど悩みが深くて友人や家族には相談できない。
そんな時は『匿名』で電話をかけられるサービスを利用してみましょう。以下は私も利用したことのあるサービスをメリット・デメリットそして、実際に使った感想もそえて率直に書いています。
誰かと話したいなら、ぜひ『自分が依存できる(甘えられる)場所』を複数持つようにしてみてください。
相手の声のみが聴こえるものを聴く
誰かと話したいと強烈に感じている時、人は計り知れない寂しさを抱えています。
ただその欲求が強い時、実際に誰かとすぐには話すことができないなら、YouTubeやニコニコ動画などの音声が出る媒体で、かつ語りかけるような番組を聞いてみましょう。
誰かと話したいという欲求は=寂しいから誰かとコミュニケーションを取りたいという気持ちと似ています。そのため、動画や音声で『自分に語りかけるような番組』を耳にしていると、発信者に直接語りかけられている、自分への助言や励ましに聞こえてきます。
声が落ち着いていて聞きやすい人、なんとなく元気がでる内容を話してくれる人、今は色んな人がいます。その中で自分が、話しかけられているように感じる人をぜひ1人でも多く見つけてみてください。
美容院に行く
仕事の愚痴、ママ友の愚痴、たくさんの嫌なことを吐き出したい時、手軽に利用できるのが美容院です。
うまい美容師さんはカットの技術だけでなく、トーク力・聞く力も優れているため『愚痴聞き役』として非常に優秀な人材です。
たくさんの人が利用している場所なので、実際にはかなりぼかして話す必要がありますが、それでもお気に入りの美容師さんを見つければ、月に1度は愚痴に付き合ってもらえる『手軽なホームカウンセラー』を手に入れたことになります。
実際に月城も、必ず行きつけの美容院と美容師さんを作ります。髪だけでなく、施術が終るとたくさん話して気持ちもスッキリできますよ!
乙女ゲーム・ギャルゲームで癒しをえる
家庭があっても、恋人がいても2次元の中は浮気にはなりません!
男性なら可愛い女の子と恋ができるアプリ、女性ならイケメンにときめけるアプリをスマホに入れて、寂しくなった時は癒やしてもらいましょう。
多くのアプリはボイスに対応しているため、辛い時こそヘッドホンをつけて、可愛い声やイケボを聞きつつ悲しい気持ちや寂しい気持ち、そして誰かと話したい気持ちを紛らわせてみてください。
乙女ゲーム初心者は初心者特典が充実している恋乱がおすすめです!
自分の愚痴を言えるアカウントを持つ
Twitterで愚痴専用のアカウントを作ってみましょう。
不特定多数への投稿になるため、できるだけ個人情報は話さず『今日も一日、何だかパッとしなくてむしゃくしゃした』『明日も同じ一日が続くかと思うと鬱』など、心からこぼれた言葉を素直に綴るようにします。
誰かと話したいと強く願ってしまうほど、心から何かが溢れそうになっている時『少しでも吐き出せる場所』を持っているのは強みになります。
TwitterといったSNSは人によって、あまり使わないほうがいいという方もいますが『見るのではなく』『書いて発散する』ならとても有効な場所といえます。
相談できる心理カウンセラー・精神科医を持つ
もしどの方法を試しても心が晴れない場合は、専門医のところへいくことも検討してください。信頼できる心理カウンセラー・精神科医はあなた自身の人生で大きな武器になります。
まずは信頼できる医師たちを探すことになりますが、おそらくそれは長い旅の始まりとなります。それほど信頼できる専門医を見つけることは大変ではありますが、どこかに必ずあなたを理解してくれる人はいると信じて、諦めずに探し続けてください。
誰かと話したいという人におすすめできるサービスを紹介!
誰かと話したいという欲求を満たしてくれるサービスを紹介していきます。これらのサービスは月城自身が、以前実際に使っていたことがあるため、その時の依存性・満足度などもあわせて書いていきます。
月城のおすすめサービス 【電話占い ~絆~】
話をしたいだけでなく、明確な答えや指針が欲しい時に利用したいサービスです。
実際に月城はM・MIDORI先生に、今後のブログのことを相談しました。
ブログのことをリアルで相談するとなると、理解してもらうのがとても大変だし、変な誤解を受けることが多いので「深い内容は喋らないけど、愚痴と不安をきいてもらう」だけのつもりでした。
しかし私自身の占い結果は「成長を受け止め、ステップアップを怖がらない事」夫は「焦りすぎないこと」というアドバイスを受けて、ものすごく納得ししまいました。(夫氏は転職かブロガーになるか迷っています)
カウンセリングは「自分で話ながら、自分に気づく場所」、占いは喋りながら「最後の一押し」と「忠告」を受ける場所だなぁと、今回の相談を経て強く感じました。
頼りすぎるのはよくありませんが、友達に相談できないとか、悩みを自分の知ってる人に知られたくない場合は、上手に利用してみてください。
M・MIDORI先生は、落ち着いた口調+的確なアドバイスが印象に残る先生でした!!
カウンセリングサービス 【無料】
依存性 :★★★☆☆
悩み解決度 :★★☆☆☆
一押しポイント :無料で利用できる・誰でも利用できる
- 無料で相談に乗ってくれる
- 気軽に相談できる
- カウンセラーは素人だと、人によってかなり技術が違う
- 繋がりにくい時がある(時期によっては全くつながらない)
誰かと話したいというより、辛い気持ちが大きく自分でどうにもならない、危険な衝動に駆られてしまう、という時は『命の電話』や『よりそいホットライン』といった無料で話をきいてくれる場所に電話してみましょう。
いい相談員に当たると、非常に親身になって話を聞いてくれるため、相談内容によってはスッキリできることもあります。
ただ、私自身も昔、何度もかけたことがありますが、相談員はかけるたびに当然違うため、悩みが深すぎる場合はなかなか無料では難しいと感じました。
とにかく話だけ聞いて欲しいという時に利用してみてください。
カウンセリングサービス 【有料】
依存性 :★★★★★
悩み解決度 :★★☆☆☆
一押しポイント :相談員を選べる。サービスによってはいつでも相談できる
- 自分に合った人をとことん探せる
- お金ありきなので。嫌だったら無理なく相談員を探せる。
- お金がかかる
- 悩みが深すぎる場合は断られることがある
依存性とお金の面よく理解し、利用したいサービスです。
有料の電話相談なので相談員を選べたり、自分の悩みに合った窓口を探すことができます。
ただ私個人としては、カウンセリングは「何度も通い話し、その中で自分で自分の思考の癖・罠」などに気づくところだと感じています。
そのため悩みが深く簡単には解決しないなら、電話カウンセリングではなく通常の『対面式のカウンセリング』や『精神科の診療』を強くおすすめします。
もし悩みが深く、簡単には解決しないと感じるなら精神科・カウンセラーとの直接の診察をうけてください。
電話カウンセリングにとても否定的なのは、月城家自体が昔夫婦でカウンセリングを受けていたためです。
金額はとんでもないことになるし、依存がすごいし(予約とかがなかったのでいつでもかけられた)逆に色々悪化したね。。。
※なぜここまで否定的なのかは、『誰かと話したくて色んなサービスを試した体験談』に記載しています。
電話占いサービス
依存性 :★★★★☆
悩み解決度 :★★★★☆
一押しポイント :アドバイスをもらいやすい。愚痴聞き役になってもらうこともできる
- 有料だがなにかに迷っている時に後押ししてくれる
- 自分の好みの人と話ができるので、継続して悩みを相談できる
- 正解がない問題に対して、前向きになれる
- 依存性が高く、お金や行動の把握を自分がする必要がある
- 有料なので料金がかかる
アドバイスをもらえる数少ないサービスです。
電話占いでは、登録している占い師を選んで、自分の悩みについて相談したり、占い師から自分が「知りたい事」の占いの結果を聞くことができます。
カウンセリングとは違うため「何を悩んでいるのか?」の愚痴を聞いてもらったり、悩みを聞いてもらうだけでなく、「じゃあ、自分はどういう身の振り方をすればいいのか?」という内容にもアドバイスをもらえます。
月城家は占い相談というより、愚痴聞き役になってもらいましたが、やはり占い師さんは『聞くことが上手+解決できそうな何か』を提示してくれる方が多く、迷っていることへの後押しに勇気づけられます。
私が今まで受けたかカウンセリング・そして現在も通院をする病院は「あくまで自分で、答えにたどり着く」ことを重要視します。
当然それも大事な解決方法だけど、たまには疲れて誰かに『最後の一押し』をしてもらいたくなる時は、こういう方法もありだと思う!
誰かと話したくなった時やらないほうがいい事
ネットゲーム
寂しさがまぎれる方法ではありますが、人生を終わらせるかもしれないという諸刃の剣の面を持つ対処法です。
ネットゲームの世界では「第二の人生」を当たり前に生きることができます。普通のゲームと違い、ネットゲームの中の人は実際に生きている人物です。
そのため当たり前のように、ネットゲームの中にも人間関係や信頼・友情が生まれ下手をすると、現実世界で満たされないものが全て手に入ってしまうことがあります。
特に誰かと話したい、寂しいと思っている時にやり始めると、現実の世界に戻ってくることができなくなる可能性まであるため、ゲームを遊ぶなら節度を持って取り組むようにしてください。
誰かと話したいと強く願っている時、Facebookで友人のキラキラした投稿を見るのは精神的に好ましくありません。
より不安感や焦燥感を掻き立てられることになり、症状が悪化してしまったり、友人たちが遠く感じてしまい関係を突然斬りたい衝動に駆られてしまうこともあります。
友人を気軽にFOのするのは、その後の自分の人生に大きな影を落とすことになるためぜひ、心に元気がない時は少し利用を控えておきましょう。
人を選ばず愚痴や深い悩みを相談する
誰かと話したいという願望が強すぎると、「もう誰でもいい!!」となってしまい、話すのには適当ではない相手に自分の気持ちをぶつけてしまうことがあります。
しかし人を選ばず愚痴や悩みをぶつけてしまうと、思わぬところで愚痴や自分の気持ちが広まったり、逆に曲解して捉えられたりと、思わぬ危機的状況に陥ってしまうことがあります。
なので、どんなに誰かと話したい、寂しい気持ちを紛らわせたいと思ってもぜひ、吐き出す相手は必ず選ぶようにしておきましょう。
誰かと話したくて色々なサービスを渡り歩いた体験談
私は16歳のころから精神疾患を発症し、たくさんのサービスやカウンセリングそして診察をうけてきました。
今回は誰かと話したいと強い衝動にかられたとき、私がどうしていたかを体験談としてまとめました。依存性・意外な事実など、誰かと話したいけどサービスにはこんな罠も潜んでいるんだということを、頭の片隅においてください。
乾きが癒えなかった無料相談
最初に無料のいわゆる『命のほっとライン』に電話したのはおそらく高校生の頃だったと思う。
もうどうしていいかわからなくて、その気持ちを誰かに聞いてい欲しくて電話したが、結局彼らから受ける言葉に、私は心を動かされることはなかった。
話は聞いてくれたが、正直それだけだった。毎回相談員が変わるため、同じ話を何度も何度も話さなければいけないのも、めんどくさくなった理由の一つだった。
話は聞いて欲しかった、だけどそれ以上に今辛い自分の気持ちに寄り添って欲しかったんだと、10年以上経った今なら、あの時なぜ満足できなかったかわかる。
そしてボランティアでやっている相談員たちに、ここまでのことを要求すること自体が間違っていることも、今なら理解できた。
彼らの仕事は、とにかく話を聞き落ち着きなだめることなんだという事が理解できたのはずっと後の事でした。
依存してしまった有料カウンセリング
有料の電話カウンセリングに出会ったのは、担当していた精神科医が定年退職のため、新しく若い担当医に変わったころだった。
その頃はもう自殺未遂をしてしまっていたから、精神科専門の病院に転院した後だった。しかし、やっと症状が落ち着ていて来たタイミングでの担当医の交代に、私自身が拒否反応を起こしてしまい、また心のうちを打ち明ける相手を失っていた。
そんな時、たまたま携帯で見つけた当時は一時間15000円で電話カウンセリングを受けることにした。担当してくれたR先生は、聞き上手でとても話しやすかった。だが、病院の診察と違い『そもそも基本的にR先生が待機している時間なら、いつでも話を聴いてもらえる』という環境は、私に『激しい依存』という悪影響をもたらすことになってしまった。
1時間で1万円以上という金額にかかわらず、1週間に何度もR先生を頼ってしまうようになった。当時は仕事の関係で、お金だけは持っていたので、なおさらその状態が顕著になった。
そして、思わぬ事態でこの依存は終わった。
R先生の方から『これ以上の電話はよくない、あなたはちゃんと治療を受けないと、このままでは普通の生活もできなくなる。この電話を最後にしなさい。そしてちゃんと診察にいって担当の先生と腹を割って話してみて』とアドバイスされた。
もう頼れないんだ~。話せる相手がいなくなった~という思いから、仕方なく若い精神科医にちゃんと向き合うことで、私の電話カウンセリング依存は終わった。
電話カウンセリングはきっと形態にもよると思うが、いつでも話を聴いてもらえるという環境は『危ない』と強く感じた出来事だった。
R先生がいい先生なだけで、有料カウンセラーの中には依存を狙う人(お金のため)も当然いるため、心が弱っている時だからこそ気をつけてください。
誰かと話したいと強く願っている時、その願望をかなえる方法を1つに絞るのではなくぜひ『頼りにできるもの(依存先)』を複数もってください。
自分が依存できる場所が1つしかないと、その感情はその一つに集中し最悪の場合暴走を始めてしまいます。
誰かと話したいと感じるのは、人として当たり前の感情です。だからこそ、その欲求を満たせる対処法をぜひ一つでも多く見つけておくこと、また新しく試す方法のいい面・悪い面を事前に両方知っておくことが、あなた自身をいい方向へ導いてくれるはずです。
誰かと話したいと思ってしまう君へ
誰かと話したいと感じるのは特別な感情ではなありません。
誰だって辛かったこと、悲しかったことは誰かに話して、『大変だったね、辛かったね』といって欲しいものです。そして嬉しかったこと、誇らしかったことは『偉かったね!頑張ったね!』と褒めて欲しいものなのです。
それは男性でも女性でも、そしていくつになっても変わりません。
誰かと話したいと感じてしまう感情は、当たり前にみんなが持っている感情です。
そんな気持ちが溢れて止まらない時は、ぜひ自分なりの解消法や対処法を使ってうまく気持ちを外へ出してあげてください。
辛い気持ちや悲しい気持ちは、ため込んでしまうとコップの水がいつか決壊していしまうようにあふれ出して、自分ではもう止められなくなってしまいます。
誰かと話したいと思ってしまう君へ、
その感情は当たり前なんだから、恥ずかしがらずがむしゃらに自分の欲求が満足する場所を探してみてください。
この記事が、あなたの誰かと話したいと切に願う気持ちに役立つ記事になっていることを願って。
月城
メンタル関連エントリーはこちら!