仕事がしんどい、家庭がしんどい、学校がしんどい、もう生きてることがでしんどい、あなたもそんな一人ではありませんか?
毎日朝起きては『今日も一日が始まるのか・・・』と考えてしまう人と、『さあ、今日も一日頑張ろう!』と思える人は何が違うのでしょうか?
今回は生きるのがしんどい、毎日がしんどいと感じる人へ、ちょっとだけ生き方が楽になる方法を綴っていきます。
しんどいのは何故だろう?
仕事がしんどい、子育てがしんどい、もういっそ生きていることがしんどい。
人によってしんどいと感じることは違います。それでも『しんどい』という気持ちに共通のものがあるとすれば、それは物事に対してとても『疲れている』ということです。
色んなことがしんどいと感じてしまう人は、とても疲れている。だったら休めばよさそうですが、そんなに事態が簡単なら、そもそも『しんどい』なんて感じることはありません。
仕事がしんどいと感じている人は、
『仕事を簡単には休めない、手を抜くことができない、周りに迷惑をかけたくない』といった使命感や義務感で、がんじがらめになっているかもしれません。
育児がしんどいと感じている人は、
自分しか頼りのいない赤ん坊や子供と、ほんの少しだけでも離れて自由な時間が欲しいと感じていますが、そんなことを思ってしまう自分自身に嫌悪したり、実現不可能な状態に悩んでいるのかもしれません。
生きているのがしんどくなってしまった人は、
大切な人をなくしたり、裏切られたり、夢や目標を失ったり、自分の存在する意味や価値を見失っているのかもしれません。
しんどいという感情は、自分が直面している現実から『逃げることが難しい』から沸き起こってしまいます。
仕事がしんどくても、生活していくために辞められない。育児がしんどくても、子供を放り出すことはできない。生きていくのがしんどいからって、簡単に死ぬことなんてできない。
辛くても、苦しくても、今の現状に立ち向かうしか術を持たない人達が、しんどくなってしまうのです。だから、今しんどい、辛い、と感じているなら、具体的に何にしんどいと感じているか一緒に考えてみましょう。
考えても、思いついても、きっとすぐにしんどさが和らぐことはありません。自分の世界や状況を簡単に変えることはできないし、奇跡なんて簡単に起きないから奇跡というんです。
だけど、今考えることで、何かにこの先気づく小さなきっかけを作ることはできるかもしれません。もう、生きることすらしんどい人は、じゃあなんで自分は息をするのも、辛くなったんだっけ?とぼんやり考えてみましょう。
自分が辛い原因を見つけたら、次はちょっとだけ肩の力が抜ける方法を試してみてください。
しんどい君へ~生きてるだけでしんどい人へ贈るメッセージ~
しんどい時はどうしたらいいんだろう?
しんどい時はまず休む
きっと今しんどいと感じている人は、簡単には休むことができません。
だけど、これ以上しんどさが増してしまう前に、しんどさが「死にたい」とか「消えたい」とか「いなくなりたい」とかに変換されてしまう前に、積極的に休んでみませんか?
仕事なら仮病を使ったって構いません、人生のうちに1回くらい嘘で仕事を休んだって罰は当たらないでしょう。
育児なら、実家を頼って、何ならベビーシッターにお願いしてもいいから、カフェで一杯のコーヒーを飲む時間を作ってみましょう。
しんどくても休めない、休むことに罪悪感を感じるというなら、そんなあなたへ一言。
『そんな風に考えていくと、人生がどんどん辛く苦しく大変なものになっちゃうぞ!
もうちょっとだけ、後少しだけ、肩の力を抜いたっていいじゃないか!
もうちょっとだけ、自分に優しく接してあげたって、誰も後ろ指さしたりはしない!
だから、ちょっとだけ一緒に休もう』
休めない休むのが怖い人は、私に騙された気持ちで『休む』ことに全力になってみてください。
休めないなら、自分を励ますのをやめる
大丈夫、大丈夫、まだ大丈夫。
そういって自分をごまかすのをやめてみよう。大丈夫は魔法の言葉じゃない。
大丈夫は、『まだ、やれる』ってことじゃない。自分に何度も何度もいい聞かせないと前へ進めない時点で、あなたはもう大丈夫ではありません。
自分を励まし続けると、自分が休むことに許可を出せなくなります。
頑張って当たり前。みんなと同じようにできて当たり前。そんなことは本当は全然当り前ではありません。
自分の作る『虚構の真実』囚われすぎないでください。
しんどいなら、辛いなら、苦しいなら、今からちょっとだけ自分を励ます言葉を封印しましょう。
そして、その言葉がないともう動き出せないなら、自分が限界だという事を認めてあげてください。
判断することをやめてみる
物事を、正確に判断しようとすることをやましょう。
全てのものは裏と表があり、正確に「ダメ」と「いい」なんて普通は判断できません。
例えば受験に失敗したことは、一見すると失敗談に聞こえます。しかし、そこから奮起して起業し成功を掴んだら、その失敗談は成功へのきっかけの話へと姿を変貌を遂げます。
自分だけの物差しで、尺度で、物事の正誤を判断するのをやめましょう。そうするだけで、起こった出来事をただそのまま受け止めるだけで、しんどいことは少しずつ減ることになります。
子どものイヤイヤ期にうんざりしてたっていいじゃないですか!3年後にはそんな時期が懐かしくなっているかもしれません。
仕事でちょっとくらい失敗したっていいじゃないですか!その失敗からたくさんの事を学び、二度と同じ轍を踏まないようにすれば。
いちいち判断することを、手放していしまえばしんどいこと、辛いと感じることを減らすことができます。
しんどくたって、生きているだけですごいんだ!
『たくさんのしんどいを乗り越えて、生きているだけで自分ってすごい!!』
本当に辛くてしょうがないときは、こう唱えてみてください。
しんどくても、なんとかかんとか乗り切っているから、今がありそしてこの記事を読んでいるあなたがいます。
しんどくても、辛くても、今生きているだけで、しんどいと検索窓に打ち込んで、必死に辛さを和らげる方法を探しているだけで、あなたは前へ進もうと努力しています。
きっとこの記事を読んだところで、あなたのしんどさは簡単には消えてくれないでしょう。
ただ、少しだけわがままになったり、自分を鼓舞し続けるのをやめれば、昨日よりちょっとだけ生きやすくなるかもしれません。
しんどい、しんどい、しんどい・・・こんな言葉をつい呟いていてしまうあなたへ、この記事が少しだけ肩の力を抜くきっかけになれることを願って。
月城
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