今回は誰でも気軽に始めることができる、写真販売の副業について、本当に稼げるのか?そしてどうやって始めればいいのか?を綴っていきます。
結論から言うと、素人でも写真販売でお金を稼ぐチャンスは十分にあります。本業にしてしまうと厳しいかもしれませんが、月数万円の副業としてなら充分実現可能な範囲ですので、どこを気をつけて写真を撮ればいいのか?売れる写真とはなにか?どこのサイトに登録すればいいのか?を知り写真というストック型の資産を増やしていってください。
目次
写真販売の副業とは?
写真販売の副業とは、自分で撮った写真を写真販売専門サイトに登録し、審査を通ったものがインストールされたり、購入された時に売り上げの一部をもらうという仕組みです。
どのくらいの割合をもらえるかは、登録する写真販売サイトによって大きく異なり、審査の厳しさも販売サイトごとに違っているため、「どこで写真を売るか?」も非常に重要な稼ぐポイントとなります。
どんな人におすすめ?
写真販売の仕事は、写真を撮るのが好きな人、細かい登録作業が苦にならない人、最初は収益がなくても耐えられる人、ストック型の資産を作りたい人に向いた副業です。
他にも完全に自宅にいて自分の撮れる写真のみで稼ぎたいなら、クラウドソーシングを利用してクライアントの希望に沿った写真を撮るといった方法も存在します。
どのくらい稼げるの?
多くの写真販売サイトは販売金額の20%~60%を報酬としています。この報酬割合の差は、販売実績や写真登録数によって各サイトが独自のランク付けをし、その基準を満たしランクアップすれば報酬割合が上がる仕組みになっています。
例えば国内最大手PIXTAだと、Sサイズ648円のものが売れた場合、最低ランクだと22%の報酬を受け取ることが出来ます。つまり、1枚販売しただけで648円×0.22=142円ですが、これが最高ランクの場合は648×0.42=272円となり差額は130円にもなります。
サイズが大きくなれば単価も上がるため、より稼げるようになり、購入されればされるほど収益が伸びてくるので、中には1枚の写真で大きな金額を稼ぐ人もいます。
スマホでもできるの?
写真販売サイトにはスマホで撮影した写真も登録することができますが、もし写真撮影自体あまり慣れておらず、基本的にスマホ撮影になるようならスマホ専用の販売サイトの利用も検討してみしょう。
『スナップマート』や『Selpy(セルピー)』は国内でも規模が大きく、スマホでの撮影を前提としたアプリです。
スナップマートは、販売価格の30%~60%をもらうことができ、出品も0円から行うことができます。また常時様々なコンテストが開催されており、そのコンテストに応募して受賞すると商品や賞金を獲得することができます。
Selpyは写真販売とは少し異なり、企業などからリクエストされた写真を投稿し報酬をもらいます。低単価のものだと簡単な写真が多く、SNSでシェアすると単価が激増する案件も多いため、こちらはTwitterとInstagramをセットで考えておくと、よりかせぎやすくなるでしょう。
写真販売のやり方~王道編~
サイトへの登録
今回はPIXTAを例に挙げてサイトの登録方法の簡単な流れを紹介していきます。
PIXTAの公式ページに飛び、『クリエイター会員登録』を選びます。表示された個人情報を全て入力していきます。
個人情報が確認されると写真の入門テストへすすんでいきます。
2択形式になっていて、肖像権の問題やロゴなど著作権の問題など、写真を販売し始めるなら必須の知識の設問なのでしっかり答えていきましょう。もし間違えても何度もトライすることが出来るので安心してのぞんでください。
その後本人確認ができる書類をアップロードして、サイトへの登録は終了です。
他のストックフォトサイトも、テスト以外は同様の手順になるため、1サイト登録したら感覚を掴むことができるでしょう。
写真を登録する
初めての写真登録になりますが、必ず以下の項目をクリアしているかセルフチェックしてアップロードするようにしましょう。
- ピンぼけ、ぶれ、ノイズがないか?
- 人物が映っている場合は被写体から、肖像権利用許諾書を取得しているか?
- 企業やブランドのロゴが映り込んでいないか?
- タグが適切についているか(投稿後変えられないところも多いため)
- 縦・横のサイズが間違っていないか?
PIXTAだとアップロードに上限を設けているため、自分が考える渾身の作品をUPすることが必要になります。その他にも色々な点がありますが、一番は『この写真はお金を出して買ってもらうことが出来そうか?』つまり、自分がこの素材を求めていたとして『お金を出してまで買おうと思うか?』と考えUPすると、収益につながる考え方を持つことが出来ます。
写真販売のやり方~スマホ編~
こちらは気軽にできる写真販売の方法です。スマホで撮った写真でも、大手写真販売サイトに登録することはできますが、一眼レフで撮った写真と同じサイトに並べられてしまうと、やはり少し見劣りして販売数が伸びないといったことも考えられます。
そのため基本的に撮影がスマホになってしまう場合はSNSアカウントを作り育て、Selpyを利用するのが一番現実的な稼ぎ方です。
1つ5円の依頼でもSNSにシェアすれば+100円になるため、低単価の案件でもシェアするだけで単価が激増を狙うことができます。
スナップマートは実は実際に使ったことがあるんだけど、かなり稼ぐのが難しいなと感じたよ。
Selpy(セルピー)の具体的な取り組み方
アプリストアでSelpy(セルピー)をインストールして、新規会員登録をします。
必須項目は電話番号だけで、生年月日・性別も任意で構いません。
次に電話番号の登録になりますが、ここはしっかり入力してください。
電話番号を登録したら送られてくるSMS(ショートメッセージ)の4桁の数字を入力すれば会員登録完了です。
次は自分が取り組めそうなリクエストを選びます。この時最初は高額な案件を目指すのではなく、低単価でSNSシェアで100円以上もらえるものを選んでおきましょう。
リクエストが決まったら実際に写真を選びます。
この時注意したいのが、記載されたコメントに必ずちゃんと答えること。いい写真だろうが、シェアしようが、ここがちゃんとしていないと購入してもらえません。
最後にTwitterやInstagramにシェアして、金額UPを目指しましょう。ただSelpy(セルピー)のために作ったアカウントにシャアしても、認められないことが多いため個人でSNSのアカウントを育ててその育てたサイトにシェアするのが一番です!
副業をしたいならSNSアカウントを持っておくことが大きな武器になるから、今回の登録を機に1つアカウントを育てておくのもおすすめだよ!
Selpy(セルピー)については写真販売サイトというよりは、SNSを重視したアンケートサイトという認識の方が正しいかもね
写真販売のやり方~在宅編~
ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングのサイトで、自分にあった案件を探し応募することで写真を販売していきます。
過去に実際に依頼があった案件だと
- 食材宅配のキット(内容物)が全てわかるように並べた写真をご提供ください(1件108円)
- 下や横を向いた写真の自撮りを提供してください。(口コミやレビューの時に使います。1件324円)
- 体重計に乗った写真の画像(女性限定)を提供してください。(1件540円)
上記のような依頼の形なので、写真販売の一つのハードルであるサイトから落とされるという事はなく、自分のできることと希望されたことがマッチすれば、お金になりやすい写真販売のやり方です。
ただ案件自体はあまり多くはないので、この方法で稼ぐ場合はいかに他の人より早く、マッチした案件に応募できるかがカギになります。
具体的な取り組み方
今回はクラウドワークスを例に挙げて、写真販売のやり方を解説します。
まずはクラウドワークスの公式サイトから新規会員登録をします。
GoogleアカウントやYahoo!のアカウントがあればより簡単にできます。具体的な方法は以下の記事からどうぞ!
登録が終わったら、右上の『仕事を探す』を選び、仕事カテゴリーの中から『写真・画像・動画』→『写真撮影』を選択し、自分に合った案件を選んでいきましょう。
クラウドワークスで写真を販売したいと考える場合は、いい案件は早い者勝ちなので1日に1度は新しくいい案件が出ていないかチェックしておきましょう。
またもしクライアントが満足する写真を提供できたら、スカウトという形で直接依頼を受けることもあるため、単発の仕事と侮らず全力で取り組むことをおすすめします!
ただしクラウドソーシングを使うなら、写真販売の魅力のストック型資産にはならないことを注意だね!
初心者におすすめ写真販売サイト
1位 写真AC・国内サイト
審査の厳しさ :★★★☆☆
報酬率 :1枚2.75円~5円の報酬
一押しポイント :購入側は無料でダウンロードが基本のため、『売れる』体験がしやすい
要注意ポイント :薄利多売精神なので、高額を稼ぐのがむずかしい
初心者におすすめしたい写真販売サイトです。比較的審査が甘く、写真販売初心者でも『売れる』という体験をすることが可能です。
ただこちらを利用する時一番気を付けなければいけないのが、著作権の問題です。
写真ACに投稿した写真は、acワークスのものとなり、著作権の権利が移ってしまいます。つまり、自分で撮った写真なのにもう他サイト(PIXTAやShutterstock)に投稿することができなくなるということです。
また写真ACは会員登録しただけで無料で写真を使うことが出来るため、PIXTAやShutterstockに比べれば、1ダウンロードに対して報酬がかなりの低単価になってしまいます。ただどちらに登録するにしても、売れなくては意味がないのでまず初心者なら「写真が売れる、お金になる」という体験をしてみてください。
2位 photolibrary(フォトライブラリー)・国内サイト
審査の厳しさ :★★★☆☆
報酬率 :一般33%~49%
一押しポイント :初心者におすすめ・108円から自由に自分で価格設定ができる
要注意ポイント :低価格競争になっているため高単価は狙いにくい
PIXTAに次ぐ国内最大級の写真販売サイトです。1点最低108円から自由に価格設定できるため、PIXTAよりも安価で販売することが出来、成果が出やすいサイトでもあります。
また比較的審査も甘めのため、初めて写真販売をする人や、カメラ初心者の人はphotolibraryでまずは最低価格で販売し、売れる自信や販売実績を作るとステップアップしやいでしょう。
写真の腕に自信がある人におすすめの写真販売サイト
1位 ShutterStock(シャッターストック)・海外サイト
審査の厳しさ :★★★★★
報酬率 :販売価格の20%~30%
一押しポイント :世界最大のストックフォトサイトなので、ここで販売していれば世界中の人に見てもらえる可能性がある
要注意ポイント :セミプロ以上でないと歯が立たないサイト
世界中に利用者がいるグローバルな写真販売サイトです。日本だけでなく世界中の人が利用しているサイトなので、ここに登録して写真を載せておけば、世界中の人が自分の写真を見て、ダウンロードしてくれる可能性があります。
またストックフォトの多くは販売者に対してランク付けをしていますが、多くは月ごとの販売数だったり年間の販売数でランクをつけますが、ShutterStockは今までの累計で判断してくれます。
つまりコツコツ続ければ続けるほど有利な状態で販売することが出来るため、写真販売にストック型の資産を求める人には持ってこいのサイトといえます。
注意点を上げるなら、海外サイトのためタグやタイトルを英語で表記しなければいけないので、慣れるのは大変かもしれません。
難点を言えば、海外サイトのため報酬が0.25ドルや販売画面がわかりにくいといったシステム面での不満ぐらいです。
2位 Adobe Stock(旧Fotolia Fotoliaが2019/11でサービス終了のため)・海外サイト
審査の厳しさ :★★★★☆
報酬率 :定額1枚0.25(37.5円~)
一押しポイント :世界中に利用者がいる
要注意ポイント :管理画面が不便なので、慣れるのが大変
アメリカのサービスでこちらも世界で利用者が期待できます。以前はFotoliaという名前でしたが企業が吸収合併されたため、2019年11月からAdobe Stockに統一されることになりました。
収益画面が少し見ずらいため、慣れが必要ではありますが海外の方も多く利用するサイトなので、日本では売れない『日本らしい』画像が売れやすいサイトでもあります。
鳥居とか、納豆とか、買う相手を想像すれば最初からぽつぽつ売れることも期待できるよ!
3位 PIXTA 国内サイト
審査の厳しさ :★★★★☆
報酬率 :販売価格の22~42%
一押しポイント :国内最大手であり人物写真が売れやすい
要注意ポイント :国内のサイトでは審査が厳しめ
日本最大級の写真販売サイトです。販売前にテストがあり、参入するための障壁がたかいのに、高単価のためうれにくく+プロ級の人がひしめくため、実際にアップロードし販売までこぎつけるのは大変な労力を要します。
よく写真販売おすすめなどで調べていると、上位に表示されていますが、まずは掲載されている写真のクオリティを見て、自分の写真が太刀打ちできそうか冷静に判断してから登録することをおすすめします。
1枚売れただけで、まあまあいい収入になるからphotolibraryとかと併用して同じ写真を上げておいて売れたらラッキーくらいに考えておくといいかもね!
プロ級といってもPIXTAは国内だけだから、せっかく腕があるならShutterStock(シャッターストック)の方が個人的にはいいかなあ
スマホでできるおすすめ写真販売サイト
スナップマート
審査の厳しさ :★★★☆☆
報酬率 :販売価格の30%~60%
一押しポイント :コンテストなどが頻繁にあるためこちらで稼ぐのも手!
要注意ポイント :人物写真やおしゃれな写真じゃないと売れない
スマホで撮った写真を簡単に出品できるスマホ写真販売サイトです。
手軽にできる分たくさんのライバルがいるため、ある程度戦略を練って臨まないと全く売れないという事に陥りやすいサイトになります。人物写真は非常に人気なので、できるなら肖像権をクリアしたおしゃれな人物写真やインスタ映えする写真
をとってみましょう。
またスナップマートでは「卒業式フォトコンテスト」や「空フォトコンテスト」など、賞金有りのコンテストが多数開催されているのでこちらを狙うのもありでしょう。
コンテスト目当てで登録するのも全然ありです!
Selpy(セルピー)
審査の厳しさ :★★☆☆☆
報酬率 :クライアントの希望した写真を載せる
一押しポイント :SNSアカウントを持っているなら稼ぎやすい
要注意ポイント :ストックフォトというより写真アンケートサイト
写真でお金を稼ぐというのが目的なら、登録して損はないサイトです。
写真を販売して利益をだすのではなく、クライアントからの要望に沿った写真を撮って、応募すると審査後承認されると収益になります。
1枚5円や10円といった超低単価ではありますが、SNSにシェアしただけで+100円など単価激増の方法もあるため、すでにSNSのアカウントを持っている人なら、一番現実的な方法といえます。
他に差をつける写真販売の稼ぎ方
自分の写真がどんなところに使われるのかをしっかり知っておく
写真販売で売れないと嘆いている人に多い共通点が『自分の写真をどんな人が購入するのか』という事を、しっかりわかっていないという点です。
写真販売に出品された写真は主に
- 書籍・雑誌(レアケース)
- チラシ・パンフレット
- 会社案内・製品案内
- Webサイト・ブログ・アフィリエイトサイト
に使われます。この中でもとにかく初心者が狙っていくのはチラシやパンフレットといった身近なものや、Webサイト・ブログ・アフィリエイトといったネットコンテンツを作っている人へ向けたものです。
自分の写真を購入してくれる人たちが分かったら、次はその人たちがどんな画像を使っているか実際のものをみていきましょう。
実際に写真を撮ったり、販売登録をするといった実益につながらないことに見えますが、このステップを踏んだ人とそうでない人は「写真販売」に対する根本的な考え方が変わるため、初心者こそこのステップを踏んでから写真販売に挑戦してください。
写真の中にドラマを考える
ただ写真をとるだけでなく、その写真にはどんな感情がこめられているのか考えてとると売れる写真になります。
上記のウェディングの写真は同じクリエイターが作ったものですが、この写真を使用する場合はシーンが全く異なります。
朝日を望む2人には、「希望」「未来」「門出」などのドラマを感じることができますし、もう一枚からは「幸福」「ザ・結婚式!」といった雰囲気を感じることができます。
写真販売サイトで使われる多くの写真は、ウェブサイトやブログに挿入されるため、サイトが使いやすい(使用感をイメージしやすい)写真を心がけてみましょう。
文字が主体のものに使われるなら『個性』が飛び出す写真より、文字を彩る挿し絵的に使われることが多いよ
季節感ある写真を心がける
夏の季節の夏の写真を、春の季節に春の写真をUPするのは、スタートが遅過ぎます。チラシやポストカードなどに印刷する場合は、当然季節を前倒しして用意する必要があるため、その季節になる3か月ほど前から、季節ものの流行は訪れます。
季節感ある写真は、需要が高まれば一気に売り上げを伸ばせるチャンスなので、初心者ならまずここを狙うのもありです!
ただ夏なら花火とか、秋なら紅葉などは競合が強すぎるので、上の写真みたいに小物を足して、自分で頭をひねって考える必要があるね。
なかなか撮れない写真は価値あり!
田舎の観光地や、旅先など、そこに行かないと取れない写真には、希少性がありそれだけで価値が生まれます。
もし自分が住んでいる地域で面白い場所や風習、そこでしか取れない被写体があるなら積極的に撮影してその写真をUPしましょう。
また海外展開しているストックフォトに掲載することができれば、その希少性はより高まるため、収益がぐんと伸びることも期待できます。
日本らしいものといえば、神社の鳥居とか、剣道、空手とかが狙い目なんだって!
タグやタイトルを軽視しない
何万点もの写真の中から自分の写真を見つけてもらうには、「いい写真を撮る」だけでは足りません。きちんと写真に合ったタイトルをつける、この写真使ってくれそうな人が検索する「タグ」をつけることが必要です。
また例えば上記の写真だとしたら、
『女性・女の人・ビジネス・保険・説明・案内・PC・ウーマン・キャリアウーマン・相談・営業・契約・接客・カウンセリング・プレゼンテーション・ノートパソコン・ヒヤリング・30代・・・』
などなど、この画像から想像しうる限りの詮索タグを考えることで、少しでも多くの人の目にこの写真が触れる機会を作っています。
写真が売れないと悩んでいる方の多くが、「自分の写真がどのように使われるか考える」という要素が足りていないため、写真を購入したりダウンロードする人はどうやってこの写真にたどり着くか?をよく考えてみてください。
人物写真が撮れるなら積極的にとっておく
どの写真販売サイトでも人気なのが人物写真です。モデルを雇うとなるとその後の肖像権の問題もあるため、本格的にやる方以外は、自分がモデルになれる方法を検討しましょう。
プライバシーの問題で顔出しが嫌なら、顔が陰で隠れるような取り方や、下半身のみなど角度を工夫することもできます。自分が許せるラインを考えつつ、どんどんトライしてみましょう。
得意ジャンルと売れるジャンルを比較する
例えば自分は風景の写真を撮るのが好きだとしても、実際には風景の写真は高画質でプロ顔負けのものしか、なかなか需要がない現実があります。
その分人物、グループ、ペットなどの写真は根強く人気があります。そこで現在登録しているサイト内で自分が好きな写真ではなく、需要があるジャンルでまだライバルが少なそうなところはどこか競合調査をしてみましょう。
プロと変わらないアマが多数ひしめく場所で、初心者が奮闘するには無理があり、それならばまだ参入者が少なかったり、新たに参入するにはハードルがあるところに行くことが出来れば比較的スムーズに売ることが出来ます。
参入できそうなところを探すには、トライ&エラーが必要になりますが「購入する側」の気持ちに立ち、サイトに用意されているカテゴリーを隅々まで見ていき探してみてください。
ブログを長年書いていて欲しいなあ、ないなぁという素材は「お金」関連です。家計簿をつける主婦とか、お金に困る主婦とか、実際のお金を移したり財布を移した綺麗な写真があれば欲しいなぁ
写真販売を始める時に知っておきたい3つの注意点
そう簡単には売れないと知っておく
写真販売で数万円稼ぐのは大変だという現実を、最初からしっかり認識しておきましょう。スマホでチャチャっととった写真をさっと上げて、パッと稼げると思って始めると100%挫折します。
写真を撮るのが好きだ、それがお金に変わったらラッキー!とか、写真を撮るならできるだけたくさんの人に見てもらい、モチベーションを上げたり市場調査したい!など向上心がなければ稼げるようにはなりません。最初から張り切りすぎず1か月で1枚売れたらいいかな?と考えるくらいからスタートしておきましょう。
写真は資産になるという考え方を持っておく
あなたの撮った写真がたまればたまるほど、資産になることを知っておきましょう。
例えばものすごくいい写真が撮れたとして、その写真に人気が出て、流用性の高いものであれば、その写真はとても長い間収益を生んでくれる可能性を持っています。
あなた自身が例えば『子ども』の色々な写真を撮っていたとして、その『子どもシリーズ』にファンがつけば、こちらも同じく長い間収益を生んでくれるかもしれません。
あなたがとった写真はその瞬間にしか撮れなかった、あなただけの財産です。
写真は資産になりえる、という認識を最初から持つことが出来れば、きっとあなた自身の写真販売へのモチベーションも変わるはずです。
SNSなども積極的に使っていく
写真販売を行うなら、ぜひ並行してTwitter・Instagramのアカウントを開設しておきましょう。
SNSのアカウントを育てることは中々時間がかかりますし、写真販売とSNSの相性は抜群に良いため、企業へのPR・自分の写真の告知・Selpy(セルピー)などのシェアなどアカウントを作って育てるだけで収益だけでなく、仕事の幅を広げることができます。
まとめ
写真販売は最初の売れるまでの1枚~10枚が一番大変ですが、それでも1枚、2枚と売れ始めれば自信が湧き、そして売れる写真が自分で理解できればそれを加速させていくことは可能です。
ただ月数万円という目標を掲げて始めてしまうと、全然売れない現実に直面した時心が折れてしまうため、まずは金額を気にせず『1枚売る』という事からはじめてみましょう。
写真販売サイトをどこを登録しようか迷った場合は、photolibrary・shutterstock・PIXTAに登録して、他サイトに使うには少し見劣りするなというものを写真ACに登録しておくのがおすすめです!(写真ACに登録すると著作権が譲渡されてしまうため)
写真販売は、真面目に取り組めば取り組むほど、資産が増えていく『ストック型』の副業です。ぜひめげずに1枚2枚と売れる写真を研究して、寝てても稼げる!という夢の生活を手に入れてください。
月城もブログ以外の収入を目指して、写真販売を始めたのでまたそちらも随時収益報告していきたいなっと思っています!
月城
副業おすすめ